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【MMD研究所】「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施

時計2022.11.17

更新2022.11.17

MMD研究所

MMD研究所は、予備調査で18歳~69歳の男女25,000人、本調査で5つの経済圏のメイン利用者2,500人※を対象に2022年10月14日~10月18日の期間で「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。

※ドコモ経済圏(n=500)、au経済圏(n=500)、PayPay経済圏(n=500)、楽天経済圏(n=500)、イオン経済圏(n=500)
※本リリースでは、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。

なお、調査結果を元に千葉工業大学 社会システム科学部 経営情報科学科 西松 研教授よりコメントをいただきました。

調査結果サマリー

■ 現在活用しているポイントの上位は「楽天ポイント」「Tポイント」「Pontaポイント」
  その中で最も活用しているポイントは「楽天ポイント」「dポイント」「PayPayポイント」
■ 経済圏を意識してサービスを利用していると回答した人は56.2%
  2022年4月調査と比べると7.7pt増で意識は増加傾向
■ 最も意識している経済圏は前回に続き「楽天経済圏」がトップ、次いで「ドコモ経済圏」
■ 経済圏を意識し始めるきっかけとなったサービス、ドコモ経済圏とau経済圏は「通信会社」
  PayPay経済圏は「QR・バーコード決済」、楽天経済圏とイオン経済圏は「買い物する場所」
■ メイン利用している経済圏のポイントを貯めている場所と使っている場所
  ドコモ経済圏とau経済圏は「コンビニエンスストア」、PayPay経済圏と楽天経済圏は「ECサイト、アプリ」、イオン経済圏は「スーパーマーケット」がそれぞれ最多
■ 経済圏を意識後の行動
 「買い物する場所」「QR・バーコード決済」「クレジットカード」をもっと利用するようになった

現在活用しているポイントの上位は「楽天ポイント」「Tポイント」「Pontaポイント」
その中で最も活用しているポイントは「楽天ポイント」「dポイント」「PayPayポイント」

18歳~69歳の男女25,000人を対象に、現在活用しているポイント(複数回答可)と、その中で最も活用しているポイントを聞いたところ、現在活用しているポイントでは「楽天ポイント」が60.3%と最も多く、次いで「Tポイント」が52.7%、「Pontaポイント」が42.0%となり、最も活用しているポイントでは「楽天ポイント」が34.7%と最も多く、次いで「dポイント」が12.9%、「PayPayポイント」が9.9%となった。

【MMD研究所】「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施

経済圏を意識してサービスを利用していると回答した人は56.2%
2022年4月調査と比べると7.7pt増で意識は増加傾向

18歳~69歳の男女25,000人を対象に、5つの経済圏のいずれかを意識しているか聞いたところ、いずれかの経済圏を「意識している」と回答した人が56.2%となり、2022年4月と比較すると「意識している」が7.7ポイント増えた結果となった。

【MMD研究所】「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施

最も意識している経済圏は前回に続き「楽天経済圏」がトップ、次いで「ドコモ経済圏」

5つの経済圏のいずれかを意識している14,059人を対象に、最も意識している経済圏を聞いたところ、「楽天経済圏」が47.8%と最も多く、次いで「ドコモ経済圏」が16.9%、「PayPay経済圏」が16.0%となった。

【MMD研究所】「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施

経済圏を意識し始めるきっかけとなったサービス、ドコモ経済圏とau経済圏は「通信会社」
PayPay経済圏は「QR・バーコード決済」、楽天経済圏とイオン経済圏は「買い物する場所」

5つの経済圏のメイン利用者2,500人(n=各500)を対象に、最も意識している経済圏を意識し始めるきっかけとなったサービスを聞いたところ、経済圏別で見ると、ドコモ経済圏(n=500)は「通信会社」が38.6%、au経済圏(n=500)は「通信会社」が35.8%、PayPay経済圏(n=500)は「QR・バーコード決済」が55.0%、楽天経済圏(n=500)は「買い物する場所」が42.6%、イオン経済圏(n=500)は「買い物する場所」が40.2%とそれぞれトップとなった。

【MMD研究所】「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施

メイン利用している経済圏のポイントを貯めている場所と使っている場所
ドコモ経済圏とau経済圏は「コンビニエンスストア」、PayPay経済圏と楽天経済圏は「ECサイト、アプリ」、イオン経済圏は「スーパーマーケット」がそれぞれ最多

5つの経済圏のメイン利用者2,500人を対象に、メイン利用している経済圏のポイントを貯めている場所と使っている場所について聞いたところ(複数回答可)、ドコモ経済圏(n=500)とau経済圏(n=500)は「コンビニエンスストア」、PayPay経済圏(n=500)と楽天経済圏(n=500)は「ECサイト、アプリ」、イオン経済圏(n=500)は「スーパーマーケット」となった。

【MMD研究所】「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施
【MMD研究所】「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施

経済圏を意識後の行動
「買い物する場所」「QR・バーコード決済」「クレジットカード」をもっと利用するようになった

経済圏を意識するきっかけとなったサービスがあると回答した2,255人を対象に、経済圏を意識した後に行動したことを聞いたところ、経済圏別で見ると、ドコモ経済圏(n=449)とイオン経済圏(n=441)が「クレジットカードをもっと利用するようになった」、au経済圏(n=450)とPayPay経済圏(n=476)は「QR・バーコード決済をもっと利用するようになった」、楽天経済圏(n=439)は「買い物する場所をもっと利用するようになった」がそれぞれトップとなった。

【MMD研究所】「2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査」を実施

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。

千葉工業大学 社会システム科学部 経営情報科学科 西松 研教授からのコメント

現在、通信分野に限らず、業種横断で様々なコラボレーションサービスが提供されています。通信サービスで見ると、従来は、回線サービスが主で、映像配信やパソコンの遠隔サポート等、回線サービスがあることを前提に、サービスのラインナップが広がってきました。しかし、現在は、経済圏の動きの中で、クレジットカードやEコマースとの連携を通し、通信分野に留まらず、様々な業種とオンライン・オフラインでのコラボレーションが進んでいます。

ユーザ側の視点で今回の経済圏のサービス利用に関するサマリーを見てみると、通信サービスを中心に、通信料金の割引のためと考えているユーザもいれば、ポイントを効率良く集めることを中心に考え、1つの経済圏でなるべく様々なサービスや商品を利用しているユーザ、さらには、複数の経済圏を使い分けているユーザというように、いくつかのユーザのタイプが見えてきます。同じ経済圏に属していても、ユーザによって、見ている視点や重視しているポイントは異なります。そのため、サービス提供者は、これらのユーザの違いを考慮して、サービスの次の展開を考えていく必要があります。

今回の経済圏データを見ることで、どのようなユーザ層(セグメント)がどれくらいの割合でいるのか、経済圏の現状を入り込んで見ることができ、ユーザに沿った視点で、この次の動きを想像していく上で、たいへん参考になります。また、現状、経済圏での通信サービスの位置づけは、ポイントを貯めるためのサービスと考えているユーザもいれば、必ずしも同じ経済圏の中に通信サービスを含めて考えていないユーザもいますが、今後、どのように変化し、経済圏がビジネス領域での変化に留まるのか、新たな社会システムへの変革をもたらすのか、注視していきたいところです。

西松 研(にしまつ・けん)

千葉工業大学 社会システム科学部 経営情報科学科 教授 西松 研

2022年4月より、千葉工業大学 社会システム科学部 経営情報科学科 教授。
ユーザのサービス選択行動に関する分析法の研究を中心に、選択行動の変化が市場や社会に与える影響評価、及び、戦略策定支援に活用するための研究を行っている。
2022年以前は、日本電信電話株式会社で、主に通信ネットワークの研究開発に関する業務に従事。その中で、ネットワーク運用の自動化や需要予測、ユーザのサービス選択行動分析に関する研究、及び、管理業務を実施。また、途中の2008年10月~2011年6月は、東日本電信電話株式会社に在籍し、ネットワークの保全業務に従事。

調査のローデータ販売

販売商品:2022年10月経済圏のサービス利用に関する調査
納品形式:GT表、クロス表、調査票、ローデータ(Excel)
販売金額:473,000円(税込)
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)

調査概要

調査期間:2022年10月14日~10月18日
有効回答:<予備調査>25,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施<本調査>2,500人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>18歳~69歳の男女<本調査>5つの経済圏のメイン利用者
※ドコモ経済圏(n=500)、au経済圏(n=500)、PayPay経済圏(n=500)、楽天経済圏(n=500)、イオン経済圏(n=500)
設問数 :<予備調査>13問<本調査>14問

注意事項

※こちらの調査情報は、調査実施者であるMMD研究所との提携により掲載しております。
※本ページ内で掲載している文章、及びその内容についての無断転載等は原則として禁止しています。
※データの利用、引用可否、調査データのついてのお問い合わせはMMD研究所まで必ずご連絡ください。

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経済圏を意識してサービスを利用している人は56.2%
最も意識している経済圏は「楽天経済圏」「ドコモ経済圏」
経済圏を意識後「買い物する場所」「QR決済」「クレジットカード」をもっと利用するようになった

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