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Google広告、Yahoo!広告とここが違う!Microsoft広告の「オーディエンス広告」と「 プレースメント除外」の注意点

時計2023.03.06

更新2023.03.06

編集者 株式会社オーリーズ

Microsoft広告の「オーディエンス広告」と「 プレースメント除外」の注意点

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株式会社オーリーズ

  株式会社オーリーズ

株式会社オーリーズは、運用型広告を中心としたマーケティング支援を行う広告代理店です。「NPS®経営」、「分業をしない」、「下請をしない」、「多様な報酬形態」といった取り組み…

今回は、実際に配信してみてわかったMicrosoft広告の注意点シリーズ第2弾として、オーディエンス広告とオーディエンスキャンペーン設定時の注意点、Google広告やYahoo!広告と仕様の違うプレースメント除外時のポイントをご紹介いたします。

なお、前回はMicrosoft広告の概要やGoogle広告からのインポートについてご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。https://syncad.jp/news/50920/

Microsoft広告におけるオーディエンス広告の注意点

Microsoft オーディエンス広告とは

Microsoft オーディエンス広告はMicrosoft Audience Networkに表示される広告で、画像ベースの広告とフィードベースの広告の 2 つの広告形式が存在します。配信している広告はレスポンシブ最適化されるため、配置されるページのサイズや形状に合わせて自動的に調整されます。

日本におけるMicrosoft Audience Networkに含まれるサイトは2022年10月時点ではMSN、Outlook、Edge、Bingとなっています。(海外サイトではCBSスポーツやFOXビジネスなどにも掲載)

Microsoft広告のオーディエンス広告とは

参考:https://help.ads.microsoft.com/#apex/ads/ja/56906/0
参考:https://help.ads.microsoft.com/#apex/ads/ja/56674/0-500

オーディエンスキャンペーンとオーディエンス広告

Microsoft広告のオーディエンスキャンペーンは、掲載面は少ないものの、Google広告のディスプレイキャンペーンとほぼ近い内容の広告キャンペーンです。Google広告からディスプレイキャンペーンをインポートした場合は、オーディエンスキャンペーンに変換されます。

一方、Microsoft広告の「オーディエンス広告」は、Google広告やYahoo!広告でいう「ディスプレイ広告」とほぼ同じイメージで問題ありませんが、注意すべき相違点があります。

Microsoft広告ではオーディエンス広告を作成していなくても、検索・ショッピングキャンペーンにおいて自動生成され、検索・ショッピングキャンペーンの一部として機能することがあります。つまり、オーディエンスキャンペーンを作成していない場合でも、意図せずオーディエンス広告が配信される仕様になっているのです。

また、検索・ショッピングキャンペーンのオーディエンス広告は、管理画面の広告一覧には表示されていません。どの程度配信されているかは、確認したい検索・ショッピングキャンペーンを選択し、配信実績の内訳から確認することができます。

Microsoft広告 オーディエンスキャンペーンとオーディエンス広告

検索・ショッピングキャンペーンのオーディエンス広告を停止する方法

オーディエンス広告は検索・ショッピングキャンペーンの設定内容から自動で生成されるため、オーディエンス広告の配信を希望しない場合は、配信停止対応をとる必要があります。

Microsoft広告のヘルプページには「入札単価を調整して、Microsoft オーディエンス広告への参加レベルを設定する」方法が記載されています。しかし、媒体仕様のアップデートによりオーディエンス広告の入札調整機能は媒体管理画面に表示されていないため、オーディエンス広告を停止するためにはその他の方法で対処する必要があります。

現時点では、「オーディエンス広告」の機能そのものを停止する設定はできませんが、除外設定で除外するWebサイトにMicrosoft Audience Networkのサイトを追加することで実質的にオーディエンス広告を停止することができます

この方法は、MicrosoftのLiveChatへの問い合わせで確認をしたため、問い合わせ内容と回答についても以下に記載します。

Microsoft LiveChatの回答

ヘルプページに記載のあった入札単価を調整する部分が見当たらなかったため、LiveChatに以下の問い合わせをしました。

  • 問い合わせ内容

1. オーディエンス広告を止めたいのだが、どのようにな方法で止められるのか
2. ヘルプページでは、入札の最低引き下げである-100%にすれば止まると書いてあったが、オーディエンス広告の入札調整はどこでできるのか

  • 回答:「オーディエンス広告」の機能を停止する設定は現時点ではできない

「新しいアップデートがあり、オーディエンス広告の入札調整機能が削除された。」とのことでした。

  • Webサイトの除外による対応

現在は、除外設定のWebサイトにMicrosoft Audience Networkのサイトを追加することで停止することができます。

1. 2022年10月時点の日本における対象サイトはmsn.comoutlook.live.comoutlook.com, bing.com
2. キャンペーン・広告グループ単位どちらでも設定可能
3. bing.comを除外サイトに追加した際の検索広告への影響
bing.comを追加することで通常の検索にも影響があるのではないかと尋ねたところ、「bing.comの追加はオーディエンスでの表示のみを除外します。これはbing.comの検索トラフィックを非表示にする際にウェブサイト除外を使用することができないためです。」という回答をいただきました。実際に除外を開始してから検索広告の挙動にも問題はありませんでした。

【設定方法】
除外したいキャンペーンもしくは広告グループを選択、設定>詳細なキャンペーン設定>除外設定のWebサイト内に対象サイトを記入
Microsoft広告のオーディエンス広告 除外設定方法
  • 注意点
    日本におけるMicrosoft Audience Networkのサイトは今後増えることが予想される(公式でさらに増える予定と記載あり)ため、新たな配信サイトが追加された場合、オーディエンス広告が出てしまうことには注意が必要です。

Microsoft LiveChatについて

Microsoft広告は日本語の電話サポートを設置していますが、対応時間が限られていることもあり、まだ体制が十分に整っていない部分もあるようです。

言語設定を英語にすることでLiveChatが利用でき、LiveChatの方が早く回答を得られる場合もあります。英語での問い合わせに抵抗が無い方や、翻訳サイトなどを使って問い合わせができる方はLiveChatを使ってみてもよいかと思います。

LiveChatのつなぎ方
言語設定を英語に変更後、ヘルプ>ヘルプ記事の参照(一番上)>表示されたポップアップからLiveChatにつなぐ

Microsoft広告におけるプレースメント除外の注意点

プレースメント除外において、Microsoft広告と、Google広告やYahoo!広告では仕様が異なるので注意が必要です。Microsoft広告では、広告グループでプレースメント除外の設定をしていると、キャンペーンに設定しているプレースメント除外が反映されなくなります。

プレースメント除外設定方法

プレースメント除外を設定するにあたり管理画面で「広告グループ>設定>詳細な広告グループ設定>除外設定」に進み、以下のようにプレースメント除外設定をしたとします。

Microsoft広告におけるプレースメント除外の注意点

キャンペーンレベルで除外設定しているWebサイトが下部に表示されていて、上部に広告グループレベルで除外するWebサイトを入力するようになっています。

これを見ると「広告グループレベルでtenki.jpを除外していて、キャンペーンレベルでniffty.com,tenki.jp,livedoor.jp,etc…を除外しているんだな」「だからniffty.jp,livedoor.jpも除外設定できているな」と理解するのではないでしょうか?

ですが、Microsoft広告では違います。

Microsoft広告では、広告グループレベルの除外設定とキャンペーンレベルの除外設定が同時に効力を発することはありません。広告グループレベルでプレースメント除外が設定されている場合、キャンペーンレベルの設定は反映されません。

つまり、上記ケースで除外されるWebサイトはtenki.jpのみで、キャンペーンレベルの設定内容が広告グループレベルの設定内容にオーバーライドされます。

参考:Microsoft広告ヘルプページ
https://help.ads.microsoft.com/#apex/ads/ja/56942/0

まとめ

Microsoft広告は、bingからの流入が一定程度あるサイトの集客においては取り組む価値がある媒体だと感じています。Google広告から設定やキャンペーンをインポートして簡単に始められるので、新しい広告配信媒体を探している方はぜひ検討してみてください。

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株式会社オーリーズは、運用型広告を中心としたマーケティング支援を行う広告代理店です。「NPS®経営」、「分業をしない」、「下請をしない」、「多様な報酬形態」といった取り組みにより、クライアントと深い協業関係を築く支援スタイルを特徴としています。これまでのNPS®スコアの平均は「32pt」と、クライアントから高い評価を獲得し続けています(計測を開始した2018年12月から、最新の2022年9月までの平均)。また、創業時より広告運用のインハウス支援サービスを提供し、数多くのクライアントのマーケティング投資効率と組織アジリティの向上に貢献しています。

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