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TikTok売れとは。コスメ・食品等、商品販売の成功事例5選を紹介

時計2023.01.31

更新2023.05.02

TikTok売れ BUZZ 成功事例 企業

多くの企業では、認知拡大のためにTikTokにて様々な施策を行っています。

その施策が成功し商品をバズらせることでTikTok売れにつながります。

TikTok売れはどのようなものでしょうか。今回は、TikTok売れを起こした代表的な成功事例をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

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TikTok売れとは

日経トレンディが選んだ2021年ヒット商品ベスト30にて「TikTok売れ」というキーワードが1位に選ばれました。

このTikTok売れとは、TikTokで紹介された商品が多くのユーザーに拡散され爆発的に売れトレンド化される現象のことを指します。Z世代を中心に情報が拡散され、低価格な商品から高価格の商品まで幅広くTikTokによって売れています。
TikTokで商品が大ヒットすると、その他SNSやメディアでも拡散され更なるバズりを生み出すことにつながります。

TikTok売れコスメの代表格「リップモンスター」

TikTok売れをした代表格である成功事例のひとつがKATEの「リップモンスター」。TikTok売れにより1年間で350万本を売り上げています。

TikTokと共同開発したエフェクトでユーザーに疑似体験させることに成功し、総再生回数は450万再生を大きく上回るほどの話題を呼びました。
インフルエンサーを起用したこともあり、販売1週間でシェア率50パーセント越えの品薄状態に。販売から約10か月で累計出荷数は240万本、その年のベストコスメ賞を総なめしました。

TikTok動画のショートムービーが繰り返し再生されるシステムに着目し、動画的な川示唆に注力した小気味の良いテンポのエフェクトサウンドで魅力が無意識のうちに刷り込まれていくつくりになっているのも、成功した特徴のひとつです。

元祖TikTok売れ「地球グミ」

TikTok売れを語る上で外せないのが、「地球グミ」という名称でバズった、地球の形を模した「トローリ プラネットグミ」。このグミは、ドイツのメダラー社の商品であり、日本ではPLAZAが輸入業者の火付け役になりました。
韓国のYouTuberが取り上げたことをきっかけに、日本ではTikTokerが紹介したことからバズにつながりました。

ビジュアルの面白さやパッケージを空ける際の開封音、食べた後の青い舌等SNS映えの商品になっており、思わず真似したくなる動画を撮りたくなり、購入につながっています。
2022年現在もその再生回数は伸び続けており、同ハッシュタグがついた動画は7億回以上再生されています。

思いがけないバズり「ファイブミニ」

ロングセラー商品である「ファイブミニ」は、30代~50代のユーザーをターゲットに大塚製薬から売り出された商品です。特定保健用食品でおなかの調子を整えるドリンクとして販売されています。

TikTokでは10代~20代の若者が多く利用しています。
同商品は30代~50代のユーザーをターゲットにしているのにもかかわらず、TikTok動画で紹介されたことをきっかけに若い女性に注目され、大塚製薬からのアクションなしにバズりました。

これにより、コンビニの1日の売り上げ数が2倍になるという現象が起きました。

その伸びをきっかけに、2021年にキャンペーンを実施しさらにTikTok売れに追い風を吹かせました。

けんごさんより30年前の作品に注目「残像に口紅を」

30年前の商品がTikTok売れをしたのは、中公文庫の「残像に口紅を」という小説です。

TikTokにて、小説と映画のあらすじなどを紹介するインフルエンサーのけんごさんという方が動画にて取り上げたことをきっかけに、書店の店頭で取り上げられたり、小学生の読書感想文に使用されたりしました。

それまでも30年間で約27万部発行されたロングセラー作品でしたが、このTikTok売れで数か月で総発行部数の3分の1の増版をした異例の売れ行きを見せました。

高級車もTikTok売れ「BMW」

Yamagata BMWマーケティング担当者が、若者の車離れやコロナ禍により激減した来客数を改善しようとした際に、「BMWのオネーサン」という名前でTikTokでBMWの魅力を紹介したところ、フォロワー数を10万人以上を獲得。

広告を打つことなく、スタイリッシュな高級車のイメージを保ちながら親近感のわく動画を投稿することで、注目を集めました。

TikTokアカウントの運用成功事例

TikTok売れは、普段のアカウント運用からちょっとしたっきっかけで起こることもあります。
TikTokではほかのSNSよりもエンゲージメント率が高いことから、戦略次第で商品をバズらせることもできます。
TikTokアカウントの運用事例を見ることで、SNS運用のヒントにもなるので目を通してみてください。

まとめ

多くの企業は、自社の個性を生かしながら上手くTikTokを運用しています。
ユーザーに刺さる広告や、キャンペーン、動画を作成する事でTikTok売れにつながります。

またTikTokだけでなく、そのほかのSNSにも目を向けることで、自社の特性を活かしながらうまくユーザーにアピールする機会を得ることが出来ます。

以上、「TikTok売れとは。コスメ・食品等、商品販売の成功事例5選を紹介」でした。

TikTok売れの事例を見たとしても、同じようにマーケティングの効果を得るのは難しいことです。マーケティングにより高い効果を実感するには、それぞれに合うマーケティング施策が必要です。
当社では、皆様に合う広告・プロモーションを実施しております。下記よりお気軽にお問い合わせください。

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