自動車を販売する自動車関連企業では、認知拡大のためにX(旧Twitter)を運用することが多いです。
新情報をお知らせするだけでも良いですが、多くの企業は様々な工夫を行い、バズる事を目標にしています。
今回は 自動車業界において、公式アカウントの成功事例をご紹介致しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
X(Twitter)の資料でさらに詳しいX(Twitter)の情報を手に入れることが出来ます。
目次
Tesla Japan
テキサス州オースティンに本社を置く、アメリカの電動輸送機器およびクリーンエネルギー関連企業で、同社が製造販売する自動車のブランドや自動車自体の通称です。Teslaは、持続可能なエネルギー エコシステムを構築するために、電気自動車ビジネスと太陽光電力の生成および貯蔵システムの設計、開発、製造、販売、リースするエナジービジネスを行っています。
アカウント詳細
アカウント名:Tesla Japan(@teslajapan)
フォロワー数:4.4万人 ※2023年9月現在
マーケティング事例
テスラは、マーケティング戦略に非常にユニークなアプローチを採用しており、自動車業界の中で際立った存在です。マーケティングや広告に業界平均の数分の一しか投資していないことでも知られています。
CEOであるイーロンマスクの影響力は大きく、イーロン・マスクのSNS・ソーシャルメディアの影響力は、マーケティング投資以上にテスラの成功・成長に貢献しており、彼のTwitterでのつぶやきは「30秒の有料広告より遥かに強い拡散力を持っている」と言われています。
彼の影響力を含めた、テスラの多数のプレスリリースやSNS・ソーシャルメディア上での何百万人ものフォロワーによって、オンラインでの存在感を際立たせています。
日産自動車
日産自動車は、大手自動車メーカー。1933年自動車製造として創立しました。国内においてはトヨタについで販売台数が多く、海外ブランドには「INFINITI(インフィニティ)」があり、モータースポーツ専門の「NISIMO(ニスモ)」やスポーツ&カスタマイズの「AUTECH(オーテック)」の展開もしています。
アカウント詳細
アカウント名:日産自動車株式会社(@NissanJP)
フォロワー数:40.5万人 ※2023年9月現在
マーケティング事例
自動車メーカーの中で一番フォロワー数の多い日産自動車。テレビとTwitterの親和性の高さにいち早く目を付け、テレビとTwitterを連動させキャンペーンを実施。プロ野球のオールスターゲームの開催にあわせて、2018年度の登録車販売台数ナンバーワンとなったノートに関するキャンペーンを行いました。
オールスターゲームに出場している選手で最も打球速度の速い選手を決める「日産ノート e-POWER賞」を設け、どの選手が受賞するかを予想できるクイズを、Twitter上でカンバセーショナルカードを使って実施しました。そうすることで、普段自動車に興味関心が薄い人でも、参加しやすくしました。
そうしたことで、投稿は200万インプレッションを超える成果となりました。
フォード
フォード・モーター・カンパニーは、アメリカ合衆国の自動車メーカーです。ゼネラルモーターズ、クライスラーと並ぶビックスリーのひとつであり、創始者は自動車の育ての親と言われている、ヘンリー・フォードです。
アカウント詳細
アカウント名:Ford Motor Company(@Ford)
フォロワー数:148万人 ※2023年9月現在
マーケティング事例
EVに関する会話を盛り上げたいと考えるフォードは、Twitterのタイムラインでは、EVに関する会話が増え続けています。実に昨年だけで1,120万ものツイートが生まれており、この盛り上がりを活用することにしました。
フォードは、ブランド絵文字、ライブイベントページ、タイムラインテイクオーバー、トレンドテイクオーバープラス、Amplify、動画広告を活用した包括的なキャンペーンを実施し、自社が発売する最新モデルのトラックの認知度を高めることに成功しました。
メルセデス・ベンツ
メルセデス・ベンツは、ドイツを拠点とする乗用車・商用車ブランドです。ドイツの高級車ブランドとして知られており、高い走行性能と高級感、また質のよさからラグジュアリーカーとして世界的に知られているメーカーです。
アカウント詳細
アカウント名:メルセデス・ベンツ日本/Mercedes-Benz Japan(@MercedesBenz_JP)
フォロワー数:7.8万人 ※2023年9月現在
マーケティング事例
メルセデス・ベンツは、視聴者がストーリーを決定するTwitter連動型インタラクティヴCMのキャンペーンを実施。このキャンペーンは、TVで流れたインタラクティヴCMに対し、それを観た視聴者がストーリーを決めることができるという仕組みで実施され、3部構成のCMは、#hide(隠れる)もしくは#evade(逃げる)どちらかをツイートすることで、多い方のストーリーが選ばれます。
また、キャンペーン参加者のなかで、運がよければベンツの新型「Aクラス」を1年間利用できる権利が当たるという特典も用意されました。
Twitterをリアルタイムで活用していくキャンペーンは珍しさもあり、多くの人に注目されました。
SUBARU
スバル(SUBARU)とは日本の自動車メーカーです。スバルの世界シェアは1%、国内シェアは5.5%、米国は3.3%と言われており、決して高くはない数字ではあるものの、北米における人気は非常に高く、提供価値である「安心と愉しさ」を追求することに限られた経営資源を集中しています。
アカウント詳細
アカウント名:株式会社SUBARU(@SUBARU_CORP)
フォロワー数:23.3万人 ※2023年9月現在
マーケティング事例
SUBARUは、オンラインショップからランチボックスが新発売されることにちなんで発表されたハッシュタグ投稿キャンペーンを実施。「#SUBARUキャラ弁」のハッシュタグを使用し、キャラ弁の投稿をTwitterに投げかけました。
Twitter上に好意的な投稿が増えるこちらのキャンペーンは、新規ユーザーに興味を持ってもらいやすく、またユーザーに身近な存在として認識してもらう事で、メイン商品である自動車販売の促進にもつながっていきます。
Honda
本田技研工業株式会社は、世界的な輸送機器メーカーである。通称「Honda」、「ホンダ」。オートバイの販売台数、売上高は世界首位。幅広い車種ラインナップを取り揃える、人気自動車メーカーのひとつでもあります。
アカウント詳細
アカウント名:Honda(@Honda)
フォロワー数:117.5万人 ※2023年9月現在
マーケティング事例
ホンダでは米国自動車業界恒例の歳末セールを盛り上げるため、十数年前から「Happy Honda Days」イベントを毎年実施。2015年ではTwitterのインスタントウィン機能を使ったキャンペーン企画を実施、キャンペーンへの応募は、リツイートするだけで簡単にできました。さらに、RT1件ごとに1ドルの寄付もHondaは行い、30日間で応募者数は16万2,000人にのぼり、ブランドの好感度も飛躍的に高まりました。
Anyca(エニカ)
エニカ(Anyca)は、「クルマが変われば、思い出が変わる」をキャッチコピーに、新型車・高級車など1,100車種以上の豊富な車種を、嬉しい料金、便利な体験で提供するカーシェア&レンタカーサービスです。
アカウント詳細
アカウント名:エニカ@思い出を変えるカーシェア(@DeNA_Anyca)
フォロワー数:1.1万人 ※2023年9月現在
マーケティング事例
Anycaは、フォロー&投稿キャンペーンを実施。
TwitterだけでなくInstagramと共にキャンペーンを実施し、Anycaでカーシェアした車が入った写真ウィ撮影し、「#エニカで乗ってみた」を付けてTwitterまたはInstagramに投稿することで応募完了。
当選後、当選した方に体験ギフトチケットをプレゼントするキャンペーンは、オーナーにも同じ体験ギフトがもらえ、賑わいをみせました。
自動車業界のその他事例
【Pinterest】Toyota USA
Toyotaは、Pinterestにて海外向けアカウントを作成し、発信しています。Toyota USAのアカウントのほかには、Toyota UKのアカウントがあります。
まだ日本人の使用者が少ないPinterestにて、海外向けに発信し成功している例になります。日本だけでなく海外展開している企業におすすめです。
その他事例はこちら
まとめ
自動車に関する企業も、自社の個性を出しながら、上手くX(旧Twitter)を運営しています。
また、多くの人に認知してもらう手段はX(旧Twitter)だけではありません。
自社の特性を活かしながら、上手くアピールできるSNSを見つけ、運用していくのが良いでしょう。
以上、「自動車関連企業、X(旧Twitter)公式アカウントの運用モデル・マーケティング事例7選まとめ」でした。
X(旧Twitter)の事例を見たとしても、同じようにマーケティングの効果を得るのは難しいことです。マーケティングにより高い効果を実感するには、それぞれに合うマーケティング施策が必要です。
当社では、皆様に合う広告・プロモーションを実施しております。下記よりお気軽にお問い合わせください。