コンテンツマーケティングとは?種類やWebマーケティング・広告との違いをわかりやすく解説
2023.01.06
2023.05.22
SYNCAD編集部
コンテンツマーケティングはマーケティングのやり方の一種で、顧客にとって価値のあるコンテンツを提供することで、ブランディングやリード獲得、実際の契約や購買行動に繋げるやり方です。
本記事では、コンテンツマーケティングの種類や具体的な内容、Webマーケティング・広告との違いを解説します。
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目次
コンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングとは、顧客が必要とする価値あるコンテンツを提供することで、認知拡大、新規顧客の開拓、見込み顧客の獲得、顧客育成などを促し、実際の契約やサービス・商品の購入に繋げるマーケティングのやり方です。
自社サービスや商品の認知の程度、購入意思の程度など、契約や購買行動に至るまで、各ターゲット毎に適したコンテンツを提供することで、潜在層開拓から既存顧客の維持まで幅広く活用することができます。
コンテンツマーケティングとWebマーケティングの違い
WebマーケティングはWeb上で行うあらゆるマーケティング活動・やり方のことを指します。コンテンツマーケティングはWebマーケティングのやり方の1つです。
Webマーケティングのその他の手法には、SEO、SEM、Web広告、メールマーケティングやSNS広告(SNSマーケティング)となどがあります。
コンテンツマーケティングと広告の違い
広告がサービスや商品等に関して企業の伝えたいことを一方的・直接的に発信するやり方であるのに対し、コンテンツマーケティングは見込み顧客や既存顧客にとって価値のある、求めている情報を発信する、という点が大きく異なります。
広告の場合、直接的な購買行動を促す発信内容であることがほとんどです。一方でコンテンツマーケティングの場合は、サービスや商品を直接宣伝するのではなく、自社サービス・商品の顧客や潜在層にとって「ためになる情報」「悩みを解決するコンテンツ」といった情報を発信し、顧客との関係を構築します。
コンテンツマーケティングの種類
コンテンツマーケティングの「コンテンツ」には、色々な種類があります。ブランディング・リード獲得・リピート促進など、目的に応じて各コンテンツを使い分けましょう。
記事コンテンツ
自社製品のWebサイトや、オウンドメディアの記事コンテンツを活用します。記事コンテンツはすぐに効果が出るわけではありませんが、質の高い記事を継続して提供し続けることで長期的に自社サイトへのアクセスが見込め、ブランディングやリード獲得に繋げることができます。
記事の内容は商品やサービスを直接的に紹介するようなものではなく、あくまで既存顧客や見込み顧客が求める情報を発信しましょう。自社の商品・サービスを好む顧客や、利用する可能性がある層が好む内容・抱えている悩みにフォーカスすることがポイントです。
LP(ランディングページ)
LP(ランディングページ)は、商品やサービスを紹介し購入に繋げるWebページです。記事内で課題提起と解決手段の提示からサービス紹介をし、購入に繋げます。記事コンテンツと比べて広告色が強くなりますが、商品の理解から購入、サービス契約に繋げやすいコンテンツです。
メールマガジン
メールを利用して定期的に情報コンテンツを届けるやり方です。特定ジャンルの最新情報や、記事や動画など自社が保有しているその他のコンテンツ紹介を配信し、オウンドメディアや商品ページへのアクセスを促したり、ブランディングに活用します。
メールは記事やSNSのように顧客自らがコンテンツを見に行くタイミングを待つこと無く、顧客にリアルタイムで情報を届けることができることが特徴です。顧客と定期的にコミュニケーションを取ることができる手段となります。
動画コンテンツ
近年増えているのが動画コンテンツです。YouTubeやTikTokといった動画メインのSNSに加え、Instagram・Twitterなど各SNSでも動画を活用したマーケティングが重要になっています。
動画コンテンツの強みは、映像や音楽によって、テキストだけでは伝えきれない量の情報を伝えることが出来ることです。動画制作のスキルが必要にはなりますが、YouTubeやTikTokなど動画配信プラットフォームが整っていることもあり、手軽・安価で取り組みやすいコンテンツです。
音声コンテンツ
ポッドキャストなどの音声プラットフォームで配信するコンテンツです。動画のように視覚的な訴求は出来ませんが、聞き流しが出来るため移動時間や作業時間などに聞いてもらう事ができます。また、YouTubeなどの動画コンテンツでも、音声のみでわかるような作りにすることでユーザーの視聴機会を増やす事ができます。
SNS投稿
SNSは顧客との距離が近いことが特徴です。企業や製品のSNS公式アカウントでの発信を通じてブランディングや認知拡大を行います。顧客との双方向のコミュニケーションがしやすいため、企業に対して親近感を持ってもらいやすくなります。
近年はユーザーによる口コミや体験談といったUGC(ユーザー生成コンテンツ)も影響力を持っていることから、顧客や潜在層との良い関係性の構築が重要になります。他のコンテンツに比べて顧客とのコミュニケーションが取りやすいSNS投稿は、今後も重要になるマーケティング手段です。
ウェビナー
ウェビナーとはオンライン上で開催されるセミナーのことです。リアルタイム配信の他に、事前収録の録画配信やアーカイブ配信などがあります。
ウェビナーの参加者・企業は何かしらの課題を抱えていたり、改善策を求めています。特定の課題を抱えた層に向けて参加者が知りたいと思うテーマを扱うことで、自社サービスへの契約や商品購入などを促しやすくなります。
ホワイトペーパー
本来「白書」を意味するホワイトペーパーですが、マーケティングにおいては、商品・サービスや読者の課題解決のための情報提供をする「報告書」のような意味で用いられます。
ホワイトペーパーには、自社の商品・サービスに関する説明資料、自社で培ったノウハウや事例集、市場分析や自社保有のデータ分析などの調査データなどがあります。これらの情報をWeb上で公開することで自社サイトへの集客やリード獲得を促します。
プレスリリース
プレスリリースは、企業の広報が取り纏め、マスコミ新聞社や出版社(報道機関)、主に新サービスや新商品の発表、新規事業の開始、経営情報など企業が公式文書として発信します。プレスリリースを活用することにより、インターネットのニュースサイトといったメディア向けの情報発信手段です。
各メディアでニュースとして取り上げられることで露出が増え、認知度の向上やリード獲得に繋がります。自社のWebサイトやSNSにも投稿することで、より多くの人に情報を届けることが出来ます。
まとめ
今回はコンテンツマーケティングの意味や広告との違い、具体的な内容や種類について解説しました。
コンテンツマーケティングはどれか1つだけを行うのではなく、認知拡大、潜在層向け、ブランディング、リード獲得、顧客育成、リピート促進など、目的やビジネスの段階によってコンテンツを使い分けるとよいでしょう。
顧客目線の情報発信が大事だニャン!
SYNCAD(シンクアド)では今後もWebマーケティングに関する最新情報や基礎知識、用語の解説などを発信してまいりますので、ぜひお役立ていただければと思います。
以上、今回はコンテンツマーケティングについて解説しました。
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