オンラインのビジュアルブックマークサービスであるPinterestは、多岐にわたるトピックに関する情報を共有するために利用されますが、ビジネスとして利用する企業も増えてきています。

今回はファッション・アパレルの企業においてのPinterest成功事例をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

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MVMT

「ファッション業界に変革をもたらそう」と”クラウドファンディング”を活用して2013年にLAで始動した時計ブランドで、現在は世界160か国以上で取り扱われ年間20万本以上を販売しています。革新的な価格で高品質のミニマルな商品を提供し、世界で最も急速に成長している時計会社としての地位を確立しています。

アカウント詳細

アカウント名：MVMT Watches（@jointhemvmt）
フォロワー：6.9万人　※2023年5月　現在

アカウントはこちら：https://www.pinterest.jp/jointhemvmt/_created/

マーケティング事例

数年に渡り商品のプロモーションを行い、どの商品が良いかを検証したところMVMTを身に着けて外出しているクリエティブが良いパフォーマンスを残していました。
MVMTは、ビジネスを拡大する前大々的な広告を打つ前に過去のキャンペーンデータを分析し、データを活かしたショッピングアドとコンバージョンキャンペーンの組み合わせにより、広告効果を高め成功を納めました。

GUESS

ヨーロピアン・スタイルとアイコニックなビジュアル、洗練されたデニムコレクションにより、今ではグローバル・ライフスタイルブランドとして名をはせたGUESS。
変わらぬGUESSのスピリットが美しい広告ビジュアルを通じて人々に浸透し、今ではグラマーやセクシーの言葉を連想させるまでになりました。

アカウント詳細

アカウント名：GUESS（@guess）
フォロワー：18.1万人

アカウントはこちら：https://www.pinterest.jp/guess/?eq=GUESS&etslf=4694

マーケティング事例

GUESSはPinterestにて新発売のデニムカラーに合わせたキャンペーンを行いました。
4つのカラーのテーマボードを作り、参加者は #GUESScolor を付けてGUESSのPinterestアカウントに投稿。
その中からGUESSのスタイルブロガーによって優勝者が決められ、デニムがプレゼントされました。多くの人がキャンペーンに参加し盛り上がりを見せ成功を納めました。

ドットエスティ

25以上のブランドが集結したアダストリアのECサイトです。「楽に・楽しく」をコンセプトに、マルチブランドやデジタルサービスを通して新たな店舗体験を提供しています。

アカウント詳細

アカウント名：ドットエスティ（@dotst_official）
フォロワー：2.9万人　※2023年5月　現在

アカウントはこちら：https://www.pinterest.jp/dotst_official/

マーケティング事例

ドットエスティはPinterestではブランドごとにボードを作成し、ブランドごとに洋服をチェックできるようにしています。
また、チノパンやドレス等ブランドを横断して見つけたい商品を探すことが出来るようにカテゴリーでも特集しています。

株式会社ZOZO

ZOZOTOWN（ゾゾタウン）は、UNITED ARROWS、BEAMS、nano･universeなど1,500以上のショップが集まる日本最大級のファッション通販サイトです。
ZOZOTOWNは、独自採寸によるサイズ表記に代表されるユーザーのツボを心得たサービスを特徴とし、アパレル通販としては圧倒的な支持を得ています。

アカウント詳細

ZOZOTOWNは企業アカウントを設けていません。

マーケティング事例

ZOZOTOWNは商品を購入したユーザーがコーディネートなどを投稿する事で商品の情報を拡散しています。
ZOZOTOWNはPinterestからの流入が10％以上あり、他のSNSよりも高くなっていることから、ビジュアルブックマークツールであることが効果的に働いていることが分かります。

Gap

アメリカのサンフランシスコで、ジーンズ専門店として設立したGAPは世界中で約4000店を持つ、企画、生産、販売まで一貫して行うブランド。コンセプトは「クリーン、オールアメリカン、シンプル、グッドデザイン」で、基本は、トレンドに左右されないベーシックなデザインにあるが、時代の流れ、シーズンによりトレンドを取り入れながらデザイン性の高い製品も展開しています。

アカウント詳細

アカウント名：ギャップジャパン（@gapjpn）
フォロワー：約7.000 人　※2023年5月　現在

アカウントはこちら：https://www.pinterest.jp/gapjpn/

マーケティング事例

Gapが作成しているボードは、MAN、WOMAN、キッズコレクションなどコレクションごとに分類されているので、カタログのように見ることが出来ます。
特徴的なのは、「スタッフコーデ」のボードでは自社製品を着用したスタッフコーディネートがPinされており、とても参考になります。

gucci

GUCCI(グッチ)は、1921年にグッチオ・グッチがイタリアで創業したファッションブランドです。品質を保証するためにデザイナーの名前を掲げたのはGUCCIが世界で初といわれており、ブランドの元祖とも呼ばれています。グッチオ・グッチの考案した自らの頭文字をあしらったダブルGのモノグラムは今でも多くの人に愛されています。

アカウント詳細

アカウント名：gucci（@gucci）
フォロワー：55.2万人　※2023年5月　現在

アカウントはこちら：https://www.pinterest.jp/gucci/

マーケティング事例

画像ひとつひとつが美しく存在感のあるgucciのPinterest。
ファッションショーやイベント、季節ごとのコレクションボードはもちろんのこと、著名人のルックスやスタイルのボード、美しい絵画を収集したボードなど数多くの設けています。

Reiss

Reiss（リース）はイギリスのファッションブランドです。もともとインテリジェントなメンズを意識して作られたテーラリングが得意なブランドで、日本には未上陸ですが、キャサリン妃が公式行事やプライベートで愛用していることで、一躍有名となりました。

アカウント詳細

アカウント名：REISS（@reissfashion）
フォロワー：6.1万人　※2023年5月　現在

アカウントはこちら：https://www.pinterest.jp/reissfashion/

マーケティング事例

ウェブサイトとブログの投稿を広める手段の一つとしてPinterestを使っているReissは、季節ごとのファッションや小物スタイリングなど、あらゆるピンを通してブランドの価値観をユーザーに伝えています。
Pinterestを通じてメンズファッションが人気のことに気づいたReissは男性ターゲットに戦略を修正し、エンゲージメントを大幅に上昇させ成功しています。

Nike

NIKEはスポーツにかえる情熱と革新に対する直感を原動力に、人間の可能性の向上を目指しています。スポーツの未来を創造し、身体を動かす喜びの共有をするブランドです。

アカウント詳細

アカウント名：Nike（@nike）
フォロワー：92.5万人　※2023年5月　現在

アカウントはこちら：https://www.pinterest.jp/nike/

マーケティング事例

NikeのPinterestの投稿は、コレクションごとにボードを作るというアピールではなく、ファッションテーマや活用シーンで細かくボードを分けているのが特徴です。
カラートーンや写真のライティングも統一しているので、カタログのように眺めることもできます。

kate spade new york

kate spade new york（ケイト・スペード ニューヨーク）は、ハンドバッグを中心にアパレルやシューズ、アクセサリーなどを展開するライフスタイルブランドです。文房具、シューズ、眼鏡、インテリア等、幅広いコレクションに取り入れられており、日本でも定番的な人気を誇っています。

アカウント詳細

アカウント名：kate spade new york（@katespadeny）
フォロワー：52.1万人　※2023年5月　現在

アカウントはこちら：https://www.pinterest.jp/katespadeny/

マーケティング事例

イタリアのバイク会社Vespaとコラボしたkate spade new yorkはPinterestにてキャンペーンを行いました。参加者はRide Colofullyという名前のピンボードを作り、自分がVespaのバイクに乗ってツーリングしたい場所の画像をピンすることで参加完了。
優勝者には好きなカラーのバイクが送られました。

Scotch＆Soda

Scotch & Soda（スコッチ & ソーダ）は、オランダ・アムステルダム発のファッションブランドです。ディティールに凝った商品が特徴で、ハイクオリティな着心地の良いカジュアルスタイルを提案しています。

アカウント詳細

アカウント名：Scotch & Soda（@scotch_soda）
フォロワー：7.2万人　※2023年5月　現在

アカウントはこちら：https://nl.pinterest.com/scotch_soda/_created/

マーケティング事例

Scotch & SodaのPinterestアカウントでは、複数の画像や動画をまとめたピンを多く投稿しており、ブランドの世界観をリッチに伝えるマーケティングを行っています。
Pinterestの広告を活用し、過去のキャンペーンと比べて800万人のユニークユーザーにリーチし成功を納めました。

ファッション・アパレル業界のSNS事例

PinterestはSNSではありません。
インターネットが発達した時代に、ファッション・アパレル業界でバズるためにはPinterestと同様にSNSを運用する必要があります。各種企業の事例を参考にSNSを運用してみるのが良いでしょう。

【Twitter】ハニーズ

Twitterキャンペーンでは、応募自体はフォロー＆RTで完了しますが、それに加えてハッシュタグと共にリプライすると、当選確率が上がる「タブる応募」という仕組みを設けて、キャンペーンに参加してくれたフォロワーをもう一押ししてより積極的にツイートしてもらっています。

キャンペーン終了後に、オンラインショップでの買い物が8％オフになるクーポンも配布されており、抽選に外れた人へのアフタフォローもきちんとされています。

その他事例はこちら

【Instagram】17㎏

17㎏はInstagram発のブランドです。Instagramを使ったビジネスモデルをいち早く研究していたことやECサイトだけでなく原宿ラフォーレに実店舗をオープンするなどしてユーザーの心を掴んでいます。

全体のページの見え方にこだわっているため統一感があり、投稿を通じて韓国風の独自の世界観を見せていることが特徴で、積極的にインフルエンサーマーケティングも取り入れています。

その他事例はこちら

【TikTok】SHEIN

SHEINは、インフルエンサーとのコラボを積極的に行っており、TikTokerとのコラボや影響力の強い海外セレブを起用しています。
インフルエンサーマーケティングを行う事で、短期間でターゲット層とする20代～30代への認知度がアップし、売り上げ拡大へとつながりました。

インフルエンサーマーケティングから興味を持ったユーザーは安くて良いものを探すために、TikTokでも#SHEIN購入品 を参考にして商品を検討しており、開封動画等も伸びが良いようです。

その他事例はこちら

【Facebook】フジボウアパレル

フジボウアパレルは、赤・白・黄色の特徴的な色を用いてお得情報を投稿しており、その投稿を見たユーザーが商品を詳しく見ることが出来るようにURLも記載しています。
また、B.V.Dパワーアスリートメンズという商品キャンペーンで、25歳以上の男性向けに4種類の写真広告と動画広告を使いキャンペーンを開催。クリエイティブごとに訴求するメッセージを分け、テストをすることでユーザーに刺さる広告の特徴が明確化し、CPA削減やコンバージョン率増加に貢献しました。

その他事例はこちら

まとめ

まだ多くの企業がPinterestを活用しているわけではないですが、徐々にPinterestを運用している企業は増えています。
多くの人に認知してもらえるツールのひとつとして、その他SNSと共に運用することで高い効果を実感できるでしょう。

ピンタレストを活用した事例を見たとしても、同じようにマーケティングの効果を得るのは難しいことです。マーケティングにより高い効果を実感するには、それぞれに合うマーケティング施策が必要です。
当社では、皆様に合う広告・プロモーションを実施しております。下記よりお気軽にお問い合わせください。