インフルエンサーとは何か。意味・種類・定義、媒体別の特徴もご紹介!
2022.09.29
2023.05.22
SYNCAD編集部
インフルエンサーって何か知ってるかにゃ?実はあたち、なんとな~くは知ってるけど、説明するほど詳しくは知らないにゃあ……。 だから、今回はあたちと一緒にインフルエンサーについて勉強していくにゃ!
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目次
インフルエンサーとは
インフルエンサーとは、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/インフルエンサー
インフルエンサーとは、世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物のことであり、スポーツ選手やテレビタレント、ファッションモデルや特定の分野の専門家など、インターネット上で大きな影響力を持つ一般人やブロガーなどが一例にあげられます。
インフルエンサーに明確な定義は存在しませんが、数千~数万以上のフォロワーやチャンネル登録者数を獲得出来れば認められる場合が多いようです。
インフルエンサーはなぜ注目されているのか
近年、インフルエンサーが曲名になるほど注目されていますが何故ここまでインフルエンサーが注目を集めているのでしょうか。
それは、他の広告媒体に匹敵するほど、インターネット広告やSNSが力を持ち始めたからです。
元々FacebookとTwitterが十分広告媒体としての力を持っていましたが、Instagramが主流のSNSに参入したことにより、さらにSNSが力を持ったと言えるでしょう。
今後もソーシャルネットワークを中心にインフルエンサーは力を持ち続けるでしょう。
インフルエンサーの種類
メガ(トップ)インフルエンサー
フォロワー数が数十万や数百万人を超えるような、知名度が非常に高いインフルエンサーがメガ(トップ)インフルエンサーです。
主にテレビ等のメディア露出が多い芸能人や著名人の多くがこのカテゴリーに該当します。
ミドル(マクロ・パワー)インフルエンサー
ミドルインフルエンサーとは、フォロワー数が10万人を超えているインフルエンサーのことを言います。メガインフルエンサーではないですが、メディアの露出や書籍出版などを行っているインフルエンサーもいます。
SNSでは絶大な影響力を持ち、特定のコミュニティーで支持を集めていることが多いです。
マイクロインフルエンサー
フォロワー数が1万人~10万人程度のインフルエンサーのことを、マイクロインフルエンサーと言います。事務所に所属している芸能人だけでなく、一般人にも多く当てはまる人がいます。
企業から直接案件の依頼がかかる事もあり、メガインフルエンサーやミドルインフルエンサーに比べてフォロワーとの距離感が近く、エンゲージメント率は高い傾向にあります。
商品の認知度をグッと上げたい、口コミ的に多数へ発信したい、特定のジャンルのファンを増やしたいという方は、マイクロインフルエンサーを使った広告がおすすめです。
ナノインフルエンサー
フォロワー数が数千~1万人程度のインフルエンサーの事をナノインフルエンサーと言います。マイクロインフルエンサー以上に狭いコミュニティーに対する影響力が強く、フォロワーとの距離が近く関係性が密接なのが特徴です。
投稿に対するコメントやいいねのリアクションが起きる比率が高いです。
予算をかけずにインフルエンサーを起用したい、一部の特価したユーザーに発信したい、多数のインフルエンサーに依頼したい方におすすめです。
主なSNSごとのインフルエンサーの特徴
Twitterのインフルエンサー
Twitterとは、140文字以内の文章を投稿する無料WEBサービス。文字だけでなく画像や動画の投稿も可能なSNSです。インフルエンサーマーケティングのなかでも初期のころから注目されたSNSです。
ハッシュタグを活用したキーワードのマーケティングも行いやすく、インフルエンサーのSNSプラットフォームとしての人気が高く、様々なマーケティングの用途に活用されています。
投稿の文章内にURLを入力することが出来るので、商品やサービスの詳細ページに幅広く訴求することが出来ます。
しかし拡散能力の高いSNSですので、1つの投稿をきっかけに人気を得るインフルエンサーがいる一方、発言に対して多くの批判を集めれば一瞬にして炎上する恐れも。
Twitterマーケティングについてはこちら
Instagramのインフルエンサー
Instagramとは、写真や動画を友人や知人と共有することでコミュニケーションを楽しむアプリです。ビジュアルに特化しており、種類豊富なフィルターで写真を好きなように加工し投稿する事も可能です。
タイアップ投稿には企業アカウントのタグ付けが必須であり、ステマを廃止できるだけでなく企業アカウントへの遷移も期待できます。企業アカウントに商品を購入する為のショッピング機能を設定すれば、商品購入がスムーズになるという利便性もあります。
Instagramで活躍しているインフルエンサーの事を、インスタグラマーと呼びます。
インスタ映えという言葉があるように、ユーザーの目を引く写真や憧れを感じる演出が上手なインフルエンサーが多く、また、ハッシュタグを効果的に使う技術が必要な為、ハッシュタグの使い方が上手い事もInstagramのインフルエンサーの特徴になります。
Instagramマーケティングについてはこちら
YouTubeのインフルエンサー
YouTubeは、動画コンテンツを配信するSNSです。映像や音声に特化しており、文字だけでは表現できない投稿者の感情や心情が視聴者に伝わりやすいのが特徴です。
YouTube視聴者の年齢層は老若男女幅広く、様々なターゲットへの訴求が可能となり、様々なコンテンツとの相性が良いです。
動画内にボタンを配置して外部サイトへリンクさせたり、概要欄にリンク先のURLを貼り付けたりすることも可能なので、自社サイトへの流入や商品購入などコンバージョンにもつなげやすいです。
YouTubeで活躍しているインフルエンサーの事をYouTuber(ユーチューバー)と呼びます。
ゲーム実況やおもちゃ紹介、メイクや料理などジャンルに特化したYouTuberも多く、自社商材と親和性の高いYouTuberを起用することでターゲットを絞ったアプローチができます。
YouTubeの動画サイズについてはこちら
TikTokのインフルエンサー
TikTokとは、10代や中高生を中心に人気を集めている動画ソーシャルアプリです。ショート動画に特化しているのが特徴で、特別なスキルがなくても簡単に動画を作ることが出来、伝えたい商品やサービスを分かりやすく簡潔に宣伝することが可能です。
サクッと見ることが出来る動画の為、閲覧数が期待できるメリットがあります。
TikTokで活躍するインフルエンサーの事を、TikToker(ティックトッカー)と呼びます。
ユーザーからの動画を募集しナンバーワンを決めるコンテストを行ったり、クオリティの高い投稿にプレゼントをしたりする形で、ユーザーを巻き込んだ宣伝効果を期待することが出来ます。
TikTokマーケティングについてはこちら
インフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーの発信する情報を企業が活用して宣伝することをインフルエンサー・マーケティング(SNSマーケティング)と呼んでいる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/インフルエンサー
インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーを介して企業や商材についての情報を発信するマーケティング手法です。
企業がインフルエンサーに対して広告を依頼し、インフルエンサーがそれぞれのSNSのアカウントを通して製品やブランドを宣伝することで企業やブランドが知名度を高め、製品の売り上げを伸ばそうとする取り組みをインフルエンサーマーケティングと言います。
インフルエンサーマーケティングについて詳しくはこちら
インフルエンサーを起用するメリット・デメリット
インフルエンサーを起用するメリット
従来の広告よりもユーザーに受け入れられやすい
宣伝であることを強くユーザーに感じさせることなく、商品をプッシュできるのが、インフルエンサーを起用するメリットの一つです。
ネット広告を多く目にする中で企業の広告にネガティブな印象を感じるユーザーが多くなっている中で、普段から親しみを感じているインフルエンサーからの情報発信であれば、通常の投稿と同じ感覚でユーザーに商品やサービスを見てもらうことが出来ます。
その為、広告を避けたり、スキップや非表示にしたりしているユーザーにも、見てもらえる可能性があります。
ターゲット層に効果的にアプローチできる
幅広く活動してインフルエンサーだけではなく、ファッションや旅行など特定の分野に特化したインフルエンサーも数多く存在します。
また、何かに特化しているインフルエンサーにはその特化した分野に関したフォロワーが多いです。
ですので、そのようなインフルエンサーをマーケティングに起用すると、もともと商品やサービスに関心の高いターゲット層に容易にリーチする事が可能です。
潜在的に顧客になりやすいターゲット層に焦点を定めて訴求ができるため、費用対効果の高いマーケティング・宣伝手法です。
購買までのユーザー行動を分析できる
インフルエンサーを起用したマーケティングでは、購買に至るまでのユーザーの行動を簡単に分析できるメリットがあります。
購買までの段階における、年齢・性別・利用デバイス等ユーザーの属性を細かく分析出来ます。
ユーザー行動を分析できるインフルエンサーマーケティングは、次のプロモーションやマーケティング訴求にもつなげやすく、潜在顧客のリストも入手しやすいメリットがあります。
インフルエンサーを起用するデメリット
ステルスマーケティングを疑われる可能性も
ステルスマーケティングとは、消費者に対して投稿が宣伝だと気が付かれないように商品のPR活動を行う行為のことです。「ヤラセ」や「サクラ」と呼ばれる場合があります。
ステマが発覚することで、インフルエンサーと企業双方が炎上する可能性があります。
ですので、ハッシュタグ等を用いるようにして、広告主や宣伝であることを分かるように明示すると良いでしょう。
炎上リスクがある
ステルスマーケティング以外にも商品のPRをSNS上で行う際には、モラルや配慮にかけた投稿をしてしまうと、炎上に繋がる恐れがあります。
インフルエンサーが不適切な投稿をしてしまうと、炎上に繋がり、最悪ブランドのイメージを損なう可能性もあります。
インフルエンサーを選定する際には、通常のやり取りや態度から信頼のおける人物であるかどうかも判断しなくてはなりません。
批判を受けない宣伝を行うためには、常に社会の動向を把握して高いリテラシーを維持することが必要です。
まとめ
インフルエンサーを使ったインフルエンサーマーケティングは、ファンとインフルエンサーの信頼関係から、ユーザーにとっても商材や企業の存在を身近に感じることが出来ることから、近年注目を浴びています。
大手企業や芸能プロダクションでも有効で活用しているケースが増えており、今後ますます市場が拡大していくマーケティング手法です。
インフルエンサーマーケティングは、各種SNSによって行われているにゃん! 各種SNSの特徴について知ることで、より効果的な施策ができるにゃあ!
以上、「インフルエンサーとは何か。意味・種類・定義、媒体別の特徴もご紹介!」でした。
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