MMD研究所は、モバイル端末を所有している60歳~79歳の男女10,000人を対象に2021年8月27日~8月31日の期間で「シニアの3Gサービス終了に関する実態調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
目次
- 調査結果サマリー
- 「3Gサービス」を終了することについて知らないと回答したフィーチャーフォン利用者は26.4%、知っていると回答したフィーチャーフォン利用者は73.6% 3Gサービス終了を認知した情報媒体は「ダイレクトメール」「通信会社の公式サイト」「新聞」
- 3Gサービス終了認知かつフィーチャーフォン利用者は、自分が利用している通信会社の3Gサービスが終了する時期を約3割が知らない、知っている人の誤回答率は35.1%
- 3Gサービス終了認知かつフィーチャーフォン利用者で、3Gサービスが終了する事について内容を知らない人は34.1% 知っている人の誤回答項目の上位は「電話が使える」「メールが使える」「インターネットが使える」
- フィーチャーフォン利用者の利用端末が3Gサービス終了により利用できなくなったら困ると約7割が回答、約4割がスマートフォンへ乗り換え検討をしていない
- 関連リンク
調査結果サマリー
■ 「3Gサービス」を終了することについて知らないと回答したフィーチャーフォン利用者は26.4%、知っていると回答したフィーチャーフォン利用者は73.6% 3Gサービス終了を認知した情報媒体は「ダイレクトメール」「通信会社の公式サイト」「新聞」
■ 3Gサービス終了認知かつフィーチャーフォン利用者は、自分が利用している通信会社の3Gサービスが終了する時期を約3割が知らない、知っている人の誤回答率は35.1%
■ 3Gサービス終了認知かつフィーチャーフォン利用者で、3Gサービスが終了する事について内容を知らない人は34.1% 知っている人の誤回答項目の上位は「電話が使える」「メールが使える」「インターネットが使える」
■ フィーチャーフォン利用者の利用端末が3Gサービス終了により利用できなくなったら困ると約7割が回答、約4割がスマートフォンへ乗り換え検討をしていない
「3Gサービス」を終了することについて知らないと回答したフィーチャーフォン利用者は26.4%、知っていると回答したフィーチャーフォン利用者は73.6%
3Gサービス終了を認知した情報媒体は「ダイレクトメール」「通信会社の公式サイト」「新聞」
モバイル端末を所有している60歳~79歳の男女10,000人を対象に、現在メインで利用しているモバイル端末を聞いたところ、「スマートフォン」が84.8%、「フィーチャーフォン」が11.2%、「ガラホ」が4.0%となった。
次に、フィーチャーフォンをメイン利用している1,119人を対象に、3Gサービスが終了することを知っているか聞いたところ、「知っている」は73.6%、「知らない」は26.4%となった。
3Gサービスが終了することを知っているフィーチャーフォンメイン利用者824人を対象に、3Gサービスが終了することを知った情報媒体を複数回答で聞いたところ、「ダイレクトメール」が51.6%と最も多く、次に「携帯会社の公式ホームページ」が14.8%、「新聞」が12.7%となった。
3Gサービス終了認知かつフィーチャーフォン利用者は、自分が利用している通信会社の3Gサービスが終了する時期を約3割が知らない、知っている人の誤回答率は35.1%
3Gサービスが終了することを知っていて通信会社を契約しているフィーチャーフォンメイン利用者822人を対象に、自分が利用している通信会社の3Gサービスが終了する時期を知っているか聞いたところ、「知っている」は70.2%、「知らない」は29.8%となった。
次に、3Gサービスが終了する年を知っていると回答した3キャリア契約者576人を対象に、終了する年を聞いたところ、「正解」は64.9%、「不正解」は35.1%となった。
3Gサービス終了認知かつフィーチャーフォン利用者で、3Gサービスが終了する事について内容を知らない人は34.1%
知っている人の誤回答項目の上位は「電話が使える」「メールが使える」「インターネットが使える」
3Gサービスが終了することを知っているフィーチャーフォンメイン利用者824人を対象に、3Gサービスが終了することで使用できる・使用できないものがあることを知っているか聞いたところ、「知っている」は65.9%、「知らない」は34.1%となった。
次に、3Gサービスが終了することで使用できる・使用できないものを知っている543人を対象に、使える・使えない項目を聞いたところ、「正解」は83.2%、「不正解」は16.8%となり、不正解者91人の誤回答項目を複数回答で聞くと、「電話が使える」が86.8%と最も多く、次に「メールが使える」が65.9%、「インターネットが使える」が27.5%となった。
フィーチャーフォン利用者の利用端末が3Gサービス終了により利用できなくなったら困ると約7割が回答、約4割がスマートフォンへ乗り換え検討をしていない
通信会社を契約しているフィーチャーフォンメイン利用者1,113人を対象に、3Gサービス終了により利用しているフィーチャーフォンが利用できなくなったら困るか聞いたところ、「とても困る」は33.6%、「どちらかというと困る」は35.9%となり、合わせて困ると回答した人は69.5%となった。
続いて、3Gサービス終了前にスマートフォンへ乗り換えるか聞いたところ、「検討している」が57.7%と最も多く、次に「検討するかどうか具体的にはまだ決めていない」が25.8%、「スマートフォンへの乗り換えは検討していない」が13.8%となり、「検討するかどうか具体的にはまだ決めていない」と「スマートフォンへの乗り換えは検討していない」を合わせた39.6%がスマートフォンへ乗り換え検討していないとなった。
次に、3Gサービス終了前にスマートフォンへ乗り換え検討している642人を対象に、スマートフォンへ乗り換え予定の時期を聞いたところ、「時期は決めていないが検討している」が51.1%と最も多く、次に「2021年」が22.1%、「2022年」が20.1%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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関連リンク
●MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)
●MMD研究所 プレスリリース
●「3Gサービス」終了することについて知らないと回答したフィーチャーフォン利用者は26.4% 知っている人のうち、自分が利用している通信会社の終了時期を約3割が知らない