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【MMD研究所】2019年3月格安SIMサービスの利用動向調査を発表~メイン利用のMVNOシェア、5年間で10.7ポイント増加~

時計2019.03.22

更新2019.03.22

MMD研究所

2019年3月12日、MMD研究所は、15歳~69歳の男女43,689人を対象に2019年2月15日~22日の期間で実施した「2019年3月格安SIMサービスの利用動向調査」について、調査結果を発表しました。
 

調査結果について

要約

■ メイン利用のMVNOシェア、2019年は12.3%、2014年は1.6% 5年で10.7ポイント増

■ 格安SIMサービスの認知度は89.0%、内容理解は49.4%

■ メインで利用している格安SIMサービスは「楽天モバイル、mineo、UQ mobile」が上位

■ 格安SIMサービスの契約プランは、音声プランが70.2%、データプランが29.8%

■ 契約プラン別の格安SIMサービス利用の上位は、音声プランが「楽天モバイル、mineo、UQ mobile」データプランが「楽天モバイル、OCN モバイル ONE、mineo」

■ 格安SIMサービス利用のデバイスは、Androidスマートフォンが55.9%、iPhoneが34.0%

詳細

メイン利用のMVNOシェア

15歳~69歳の男女43,689人を対象に、メインで利用している携帯電話・スマートフォンの通信事業者を聞いたところ、「docomo(33.8%)」「au(26.1%)」「SoftBank(19.2%)」と大手3キャリアを合わせると79.1%となり、半年前の2018年9月の同様の調査と比較すると80.6%から1.5ポイント減、1年前の2018年3月の同様の調査と比較すると82.6%から3.5ポイント減となった。

「Y!mobile」が5.2%、「MVNO」が12.3%となり、キャリアサブブランドの「Y!mobile」と「MVNO」を合わせると17.5%となった。これを2018年9月の同様の調査と比較すると16.1%から1.4ポイント増加、2018年3月と比較すると13.9%から3.6ポイント増加、2014年10月と比較すると10.7ポイント増加している結果となった。

格安SIMサービスの認知度

続けて、格安SIMについて考えに近いものを聞いたところ、「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が28.6%で最多となり、続いて「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」が21.8%、「現在も利用している」が18.0%と続いた。
格安SIMのサブ利用も含めて格安SIMの利用は18.0%となった。

これを認知から現在利用までのファネルで表すと「認知」89.0%、「サービス名認知」が60.4%、「内容理解」49.4%となり「現在利用」は18.0%となった。

メインで利用している格安SIMサービス

格安SIMを利用していると回答した人(n=7,865)を対象に、メインで利用している格安SIMサービスを聞いたところ、利用率が最も高かったのは「楽天モバイル」で25.1%、次いで「mineo」が12.7%、「UQ mobile」が10.7%と続いた。
※楽天モバイルは旧FREETEL SIM、nuroモバイルは0sim含む

格安SIMサービスの契約プラン

格安SIMサービス利用者(n=7,865)を対象に、メインで利用している格安SIMサービスの契約プランを聞いたところ、音声通話プランを利用しているとの回答が70.2%、データ通信プランを利用しているとの回答は29.8%だった。

2018年9月の調査と比較すると音声通話プランの利用は69.3%から0.9ポイント増加、2018年3月の調査と比較すると65.3%から4.9ポイント増加していることがわかった。

契約プラン別の格安SIMサービス利用

契約プラン別に利用している格安SIMサービスを見てみると、音声通話プラン契約者(n=5,522)が利用している格安SIMサービスは、「楽天モバイル」が最も高く28.6%、次いで「mineo」が14.0%、「UQ mobile」が12.4%となった。一方、データ通信プラン契約者(n=2,343)が利用している格安SIMサービスも、「楽天モバイル」が最も高く16.8%、「OCN モバイル ONE」が12.4%、「mineo」が9.4%と続いた。
※楽天モバイルは旧FREETEL SIM、nuroモバイルは0sim含む

格安SIMサービス利用のデバイス

格安SIMサービスを利用している人(n=7,865)を対象に、格安SIMを挿しているメインで利用しているデバイスを聞いたところ、「スマートフォン(Android)」が55.9%で最も高く、次いで「スマートフォン(iPhone)」が34.0%、「モバイルルーター」が3.9%となった。

続いて、格安SIMを挿しているデバイス別に、利用している格安SIMサービスを見てみると、Android利用者(n=4,398)、iPhone利用者(n=2,466)ともに「楽天モバイル」「mineo」「UQ mobile」の順となった。
※楽天モバイルは旧FREETEL SIM、nuroモバイルは0sim含む

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。

備考

注意事項


※こちらの調査情報は、調査実施者であるMMD研究所との提携により掲載しております。
※本ページ内で掲載している文章、及びその内容についての無断転載等は原則として禁止しています。
※データの利用、引用可否、調査データのついてのお問い合わせはMMD研究所までご連絡ください。

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