インサイトコア、電通、D2C Rが協業 OMO時代の購買体験最適化がさらに加速
2019.05.08
2019.05.08
株式会社インサイトコア(本社:東京都港区、代表取締役社長:竹村 義輝、以下「当社」)は、株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博、以下「電通」)、株式会社D2C R(本社:東京中央区、代表取締役社長:岡 勇基、以下「D2C R」)の三社共同で、小売流通・外食企業向けアプリのリテンションマーケティング領域において協業を開始いたしましたのでお知らせいたします。
業務提携の背景
現在、小売流通・外食産業ではIoTやAI、ビッグデータといった技術革新や消費者を取り巻くスマートデバイスの普及という環境変化を背景に、テクノロジーとデータを駆使し、オフラインとオンラインを融合させることでシームレスかつパーソナライズされた顧客の購買体験を実現する必要性が高まっております。
そのような市場背景の中で、小売流通・外食企業各社が運営する自社のスマートフォンアプリは、あらゆる顧客接点の重要なハブとしての役割を担っており、今後の小売流通・外食企業のCRM推進において不可欠な存在と考えられています。一方で、専門的な知識やノウハウを持った人材の欠如から、「自社にとって最適なアプリの開発ができていない」、「データを基にアプリの継続利用を促進する運営ができていない」という課題を持つ企業の声が挙がっております。
これらの課題を解決すべく、当社と電通、D2C Rが連携し小売流通・外食企業が運営するアプリのリテンションマーケティング領域の協業を開始致しました。
当社ではこれまで国内を代表する小売流通・外食企業のCRMを推進するスマートフォンアプリを開発・運営してきた実績があります。電通では店頭販促領域において多様なソリューションを提供してきており、D2C Rでは国内を代表するライフスタイルやゲーム、ECアプリ等スマートフォンアプリにおいて、蓄積したユーザーデータを分析し継続利用を促進するリテンションマーケティングを行ってきました。今回、三社の連携により、小売流通・外食企業向けの専門性を担保しながら、スマートフォンアプリから取得可能なデータの計測とそのデータを活用した最適なアプリ運営を可能とするソリューションの提案を行います。
業務提携を通じて目指す姿
すでに当社と電通は、OMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインの融合)による購買体験最適化に対応するため、小売流通・外食産業のCRM領域において当社が開発・運営する店舗集客に特化したアプリCRMプラットフォームサービス「Insight Core(インサイトコア)」を活用した高精度で費用対効果の高い広告/コンテンツ/クーポン等の配信、オートメーション化されたターゲティング精度の高いPUSH配信、サブスクリプション型の割引定期券施策などのCRM施策実現に向けた業務提携を発表しております。
さらに今回の協業を通して、D2C Rが提供するスマートフォン向け広告効果測定データ基盤「ART(アート)DMP(ディエムピー)」ともデータ連携することで、CRM施策の実施結果を高度に分析し、適切な指標を定めPDCAを回していくリテンションマーケティングを推進し、小売流通・外食企業が運営する自社のスマートフォンアプリを通じた、最良な「OMO顧客購買体験」の実現を目指して参ります。
ART(アート)DMP(ディエムピー)について
「ART DMP」は、蓄積、分析されたデータを提携先のDSP・アドネットワークやソーシャルメディア等に提供することでリテンション広告配信等に利用することが可能なデータ基盤です。
URL:https://www.d2cr.co.jp/artdmp
Insight Core(インサイトコア)について
「Insight Core(インサイトコア)」はスマートフォンアプリのプランニングから開発、運営までを統合的にサポートする、店舗集客に特化したアプリCRMプラットフォームサービスです。国内を代表するファミリーレストラン、大型商業施設、コンビニエンスストア、アパレル、カラオケチェーン等を中心に、総計12,000店舗以上、2,200万人を超える会員データに基づきO2O(Online to Offline:オンラインからオフラインへの連携)戦略を支援してきた当社のノウハウが結集されたサービスとなっています。
URL:https://insightcore.jp/
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