DAC「AudienceOne®」、ブログウォッチャー「プロファイルパスポートDMP」との連携を活用した広告配信サービスを開始
2019.02.14
2019.02.14
2019年2月14日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)と株式会社ブログウォッチャー(本社:東京都中央区、代表取締役:戸田洋平、以下 ブログウォッチャー)の両社は、DACが提供するDMP「AudienceOne®」(※1)とブログウォッチャーが提供する「プロファイルパスポートDMP」(※2)の連携を活用した広告配信サービスの提供開始を発表しました。
これにより広告会社や広告主は、スマートデバイスのアプリから得た位置情報データを活用し、デバイスを問わず、DSP「MarketOne®」をはじめとしたさまざまなプラットフォームでの広告配信が可能となります。
概要
リリースについて
DACが開発・提供している「AudienceOne®」は、月間4.8億ユニークブラウザと9,000万のモバイル広告ID、1兆レコード以上の膨大データを保有し、そのデータを解析して高精度な3rdパーティデータを提供する国内最大級のデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)です。ブログウォッチャーの「プロファイルパスポートDMP」は、スマートフォンに特化した位置情報データを蓄積し、分析・活用ができるプラットフォームです。
両社のDMPは2018年7月より連携し、企業に対して、デバイスを横断しての位置情報データを活用したマーケティング活動を支援してまいりました(※3)が、このたびさらに、DACの「AudienceOne®」が有するデータとブログウォッチャーが有する国内最大規模の位置情報データを掛け合わせて活用し、広告配信を行うことが可能になりました。なお、スマートデバイスのアプリのみならずWebブラウザ上の広告配信においても、DACの特許技術(※4)により変換されたクロスデバイスデータを活用できるため、企業は顧客との最適なコミュニケーション設計が可能となります。
広告配信具体例
ターゲットに対してピンポイントな広告配信を実現
・「大型ショッピングモールに過去何回か来店したことがある人」をセグメント化。大型ショッピングモールのセールに合わせて放映するTVCM期間に、抽出したセグメントに対してweb上でセール告知の動画広告を配信し店舗送客を促す。
・大学に高頻度で訪れている人を「大学生や大学関係者」としてセグメント化し、企業の採用バナー広告を配信し求人募集への応募を促す。 等
両社は今後も、企業のマーケティング活動においてますます重要となるデータ領域で、デマンド側・サプライ側双方のデータビジネスの支援強化に向けて、サービス開発や機能拡充に積極的に取り組んでいくとコメントしました。
補足情報
(※1)Webサイトの行動データやCRM、広告配信結果、パネルアンケート結果などさまざまなデータを統合し、分析/可視化、また豊富な連携チャネルを活用した“新規顧客の獲得”から“既存顧客へのLTV向上”までを一通貫で実現する高度なマーケティング環境の提供を可能にします。https://solutions.dac.co.jp/audienceone
(※2) 「提携アプリをダウンロードし、位置情報の取得を許可及びデータ提供を許可したユーザー」のスマートフォン端末から、GPSの位置情報データなどを蓄積・分析・活用ができるプラットフォームです。
https://www.blogwatcher.co.jp/service/profile-passport/profile-passport-dmp/
(※3)2018年7月31日プレスリリース 『DACの「AudienceOne®」とブログウォッチャーの「プロファイルパスポートDMP」が連携開始~デバイスを横断した位置情報サービスの提供~』https://www.dac.co.jp/press/2018/20180731_aone_bw
(※4)特許第5891331号 「情報処理装置、情報処理方法及びプログラム」
2016年3月24日プレスリリース 『DAC、特許技術を活用したデータ解析による新たなクロスデバイスサービスを提供』https://www.dac.co.jp/press/2016/20160324_cross_device
詳細は関連リンクよりご確認ください。