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DAC、P1、博報堂DYメディアパートナーズが「Atma™アクチュアルTV視聴ターゲティング」を共同開発

時計2019.01.11

更新2019.01.11

2019年1月10日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下 DAC)と株式会社プラットフォーム・ワン(以下P1)、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(以下 博報堂DYメディアパートナーズ)は共同で、テレビCM効果を最大化するソリューション「Atma™」(※1)のテレビ視聴ログを用いた広告配信メニュー「Atma™アクチュアルTV視聴ターゲティング」を開発したと発表しました。

本商品は、P1が提供するDSP「MarketOne®」(※2)にて提供を開始するとのことです。

Atma™アクチュアルTV視聴ターゲティングについて

開発背景

昨今、生活者のメディア接触行動が多様化したことにともない(※3)、メディアを横断した統合的なマーケティング手法の重要性が増しています。特に、多くの生活者へメッセージを届けることができる「テレビ広告」と、細かなターゲティング配信が可能な「デジタル広告」を組み合わせることにより相乗効果を高め、テレビ広告の効果を可視化するソリューションの実現が求められています。

そのような中、博報堂DYメディアパートナーズは、インターネットに結線されたテレビから取得可能なテレビ実視聴ログデータを活用し、テレビCM効果を最大化するソリューション「Atma™」を2017年9月に開発・提供を開始しました。またDACは、テレビ音声をもとにインタラクティブに番組関連情報や広告を配信するサービスに活用するための、テレビに連動したデジタルコンテンツ配信システムに関する特許を2018年6月に取得しています(※4)。

「Atma™アクチュアルTV視聴ターゲティング」の概要

今回3社で共同開発した「Atma™アクチュアルTV視聴ターゲティング」は、「Atma™」の全国250万台に及ぶテレビ実視聴ログデータを、DACのDMP「AudienceOne®」(※5)に連携することで広告配信可能なデータへと変換し、「MarketOne®」経由で広告配信を行う商品です。

広告会社や広告主は、地上波リアルタイム放送や地上波タイムシフト放送、BSリアルタイム放送において、テレビ視聴習慣に合わせた出稿パターンや、「スポーツ番組」「ドラマ」などの番組カテゴリー、視聴頻度などさまざまなセグメント項目と広告の配信エリアなどを「MarketOne®」の管理画面上から任意に選定し、広告配信に活用することが可能です。さらに「AudienceOne®」が保有する属性データや興味関心データなどと掛け合わせることで、より精緻なコミュニケーションターゲットへのアプローチが可能になります。

3社は今後も、企業と生活者の円滑なコミュニケーション向上に向けて環境を整えるべく、ソリューション開発・強化に積極的に取り組んでまいりますとコメントしました。

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