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グノシー年間記事ランキング2023を発表!スポーツ、社会、グルメなど7項目&今年の特徴を解説

時計2023.12.18

更新2023.12.18

グノシー年間記事ランキング2023

AI関連記事増加 アフターコロナで人の動き活発に

株式会社Gunosyは情報キュレーションサービス「グノシー」内の2023年における掲載記事を対象に調査を実施し、年代男女別の「グノシー年間記事ランキング2023」を発表いたします。
2023年は、マスク着用が自由化されスポーツ応援が解禁されるなど、アフターコロナでの活発な交流や経済活動が見られました。スポーツではWBC優勝に日本がわき、夏は猛暑が連日話題となりました。IT分野では生成AIの進歩が注目された一方でSNSを使った迷惑行為も問題視され、IT技術の使用方法について考えるきっかけとなりました。
年代・男女別や今年の特徴については、以下詳細をご覧ください。

グノシー年間記事ランキング2023

調査概要】
グノシーでは世の中の動向を掴むため、定期的な調査を実施しております。2023年も多くのニュースがあった中で、年代、男女別の記事pv数及び今年の記事の特徴について調査を実施しました。今年の振り返りや年代性別の趣向の理解に、本調査結果をぜひご参考にされてください。

1/2023年カテゴリ別ランキング(年代・男女別)
 政治経済/社会/スポーツ/国際/エンタメ/ファッション・美容・ヘルスケア/グルメ
2/2023年の特徴
 スポーツ関連ワード/AI関連ニュース記事数・記事PV

【調査方法】
調査方法:グノシー内過去掲載データにおける自主調査
調査期間:2023年1月1日〜2023年12月4日
調査対象:グノシーと提携している全メディアの記事を集計(広告記事は除く)
対象媒体:グノシーと提携する全メディア※メディア数非公表

備考
・「2023年カテゴリ別ランキング」は掲載記事を元に社会的に関心の高いジャンル「政治経済/社会/スポーツ/国際/エンタメ/ファッション・美容・ヘルスケア/グルメ」に分類し集計しております。
・項目は「記事クリック数」をもとにランキングを作成しております。
・「政治経済/社会/スポーツ/国際/エンタメ」は編集部の運用によるヘッドライン記事を元に集計しています。
・「2023年の特徴」スポーツ関連ワード項目は、調査期間内のスポーツカテゴリ記事タイトルに多く使用されたキーワードから多い順に大きく表示しています。文字の色は、青:動詞 赤:名詞 緑:形容詞です。
※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析( https://textmining.userlocal.jp/ )
 ・「2023年の特徴」AI関連ニュース項目は、タイトルに「AI」を含む記事数と月間累計PV数の推移です。

1/2023年カテゴリ別ランキング(年代・男女別)

①政治経済

2023年カテゴリ別ランキング(年代・男女別)政治経済

「政治・経済」部門では4月に和歌山県の漁港で起きた岸田首相襲撃事件(「逮捕されたのは木村容疑者 動機を捜査」)が幅広い年代で注目されました。

年代別では、30代女性でマグネットセットや水で膨らむボールが誤飲事故防止のため販売中止となったニュースが、40代男性ではアンテナショップの東京撤退を扱ったニュースが読まれるなど性別・年代ごとの関心を反映したランキングとなりました。

②社会

2023年カテゴリ別ランキング(年代・男女別)社会

「社会」部門で特徴的な読まれ方をした記事は、スシローでの迷惑動画がSNSで拡散された少年に対して、スシロー側が損害賠償請求を取り下げたニュースでした。このニュースは世代を問わず男性ユーザーに注目されました。
ほかにも「志村けんさんに新型コロナを感染させた」とSNSに投稿された女性が名誉を傷つけられたとして投稿した男女26人を提訴した記事がランクインするなど、SNSが介在したできごとが注目される1年でした。
また、2023年は数々の著名人がご逝去された年でもあります。
政財界ではトヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長、細田博之衆院議員がご逝去されました。文化人では漫画家の松本零士さん、作家の畑正憲さん、伊集院静さん、脚本家の山田太一さんがご逝去されました。
芸能界では財津一郎さんと笑福亭笑瓶さんとryuchellさん、音楽界では坂本龍一さん、KANさん、谷村新司さん、もんたよしのりさん、BUCK-TICKの櫻井敦司さんら多くの方々がご逝去されました。心よりお悔やみ申し上げます。

③スポーツ

2023年カテゴリ別ランキング(年代・男女別)スポーツ

「スポーツ」部門では8月の羽生結弦さんの入籍発表と11月の離婚発表のどちらも女性ユーザーを中心に注目を集めました。また、3月にWBCで侍ジャパンが米国に勝利して3大会ぶりの制覇を果たした快挙もあり、50代以上男性には大谷翔平選手の活躍をはじめとした野球関係の話題が好んで読まれていました。

④国際

2023年カテゴリ別ランキング(年代・男女別)国際

「国際」部門では6月に起きたタイタニック号見学ツアーの潜水艦事故が年代を問わず読まれました。また、2月のトルコ地震に関連して、シリアで幼い姉妹ががれきの下から救出されたニュースが女性ユーザーを中心に注目されました。
そのほか10代男性で北朝鮮の飛翔体発射の事前予告がランクインしたほか、50代以上男性にはロシア・ウクライナ情勢に関する記事が引き続き関心を集めているなど緊張する国際情勢に注目が集まっています。

⑤エンタメ

2023年カテゴリ別ランキング(年代・男女別)エンタメ

20代以下のユーザーでは男女ともにYouTuberにまつわる記事が登場。YouTuberがZ世代を含む10代〜20代にとってテレビタレントと変わらない注目を集めていることがうかがえるランキングとなりました。また、ほとんどの年代・性別のユーザーに旧ジャニーズ事務所所属タレントの熱愛報道が登場したのも今年の特徴でした。

⑥ファッション・美容・ヘルスケア

2023年カテゴリ別ランキング(年代・男女別)ファッション・美容・ヘルスケア

「ファッション・美容・ヘルスケア」部門では、異常な猛暑を反映した記事がランキング入り。高温多湿の状態では扇風機で熱中症リスクを軽減できないという記事や、水分摂取だけでなく体を冷やすことの大切さを語る記事などが広い世代に読まれました。
また、10代と30代の女性にはGUのファッションアイテムを使ったコーディネイトの記事が注目されました。

⑦グルメ

2023年カテゴリ別ランキング(年代・男女別)グルメ

「グルメ」部門では、ローソンストア100が出した1000キロカロリー超のドーナツを取り上げた記事が10代女性を除くすべての世代・性別でランクイン。どちらかというと男性ユーザーのほうでより注目されたようです。商品紹介以外のグルメ記事に着目すると、50代以上女性にかぼちゃやさといもといった旬の食材を使ったレシピが読まれました。

2/2023年の特徴

①スポーツ関連ワード(2023年版)

2023年の特徴 スポーツ関連ワード(2023年版)

(比較:2022年版)

(比較:2022年版)

昨年は北京で開催された冬季五輪にちなんだニュースが目立ちました。高梨沙羅選手らがジャンプスーツの規定違反で失格になったニュースへの注目が高かったことがわかります。
一方、今年は2月に開催されたWBCで侍ジャパンが優勝を勝ち取って日本中が歓喜に包まれたのち、引き続き大谷翔平選手の二刀流の活躍に大きな注目が集まりました。
来年はパリ五輪が開催されます。注目を集めるのはどのような話題でしょうか。

②AI関連ニュース記事数・記事PV

AI関連ニュース記事数・記事PV

※2023年12月は12月5日時点から想定される予想数値

2023年はAI関連ニュースが記事数、記事PV(ページビュー=閲覧数)ともに昨年に比べ大きく伸びました。特に記事PVが高かった4月と10月によく読まれた記事をそれぞれ見ると、
4月にはAmazonが生成AI事業に参入を発表したニュースが読まれました。また、東京大学が生成AIへの見解として、人類が「ルビコン川を渡ってしまったのかもしれない」と大きな転換点を迎えた可能性を示唆したニュースも注目されました。
10月になるとマッチングアプリ「オタ恋」が生成AIを利用した画像広告で女性入会者数を増やしたとする運営へのインタビュー記事や、AIで生成したタレントを起用した「お〜いお茶」テレビCMについての記事が読まれました。4月の時点とは異なり、AIが産業に活用される段階に入ったことがうかがえるラインナップでした。

まとめ

2023年に入り、マスク着用が個人の判断に委ねられ、スポーツでの声出し応援が解禁されるなど、アフターコロナで人々の交流や経済活動が活発になりました。WBC優勝や大谷翔平選手の活躍など明るいニュースもありました。
一方で、夏の猛暑が非常に厳しく、熱中症や災害が多く発生した年でもありました。各地で人里へのクマ出没が過去最多となったことも背景には猛暑によるエサ不足があると指摘されています。
芸能界では旧ジャニーズ事務所の体制変更が耳目を集めるとともにYouTuberがZ世代を含む10代〜20代を中心に芸能人と変わらぬ注目を浴びました。
IT分野では、世界的に生成AIの進歩が注目を集め、実際に国内でもビジネスや教育の現場などで応用され始めました。生成AIが私たちの暮らしに大きな影響を与えた転換点として将来振り返られる1年となりそうですが、その一方で、SNSを介して飲食店での迷惑行為を拡散するといった行為が問題視された1年でもあり、IT技術をどのように使うべきかということを深く考えさせられるラインナップでした。

今後もグノシーでは継続的にアルゴリズム改善を⾏い、世代や性別間の違いも考慮した独⾃のパーソナライズ機能を通して、分かりやすく的確な情報を皆様にお届けして参ります。

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