X(旧Twitter)の認証バッチ(公式マーク)の取得条件や種類を詳しく紹介!
2024.01.18
2024.01.18
SYNCAD編集部
2023年4月より、従来の認証プログラムを終了し、認証を受け青のチェックマークを所持していたアカウントは「X Premium」に加入しない限り青のチェックマークを保持できなくなりました。
新しくなった認証バッチの取得方法や条件等をこの記事で解説していきます。
X(旧Twitter)は目覚ましい進化を遂げているから、適応していくのが難しいニャ~ いったい今、認証バッチを手に入れるにはどうすればいいにゃん?
目次
Xの認証バッチ(公式マーク)とは?
X認証バッチ(公式マーク)は、著名人や企業、政府機関・自治体、キャラクター、エンターテインメントのアカウントなど、世間の興味関心を集めるアカウントが本物であることを示すものです。
認証バッチは全部で3種類あり、ブルー・ゴールド・グレーになっています。
X(旧Twitter)についてはこちら
X(旧Twitter)の従来の認証バッチ制度
従来の認証バッチ制度は、Twitterが公式に認証したアカウントであることを示すラベルのことです。アカウント名の隣に、水色の地に白色のチェックマークが表示されていました。
従来では、Twitter公式が認証していれば無料で認証バッチを手に入れることができていました。しかし、獲得には著名であることと、アカウント信頼性、またアクティブであること等多数条件があり、容易に取得できるものではありませんでした。
現在では、アカウントが有料化されており誰でも認証バッチを獲得することができます。
従来の認証バッチ制度はこちら
X(旧Twitter)認証バッチの種類と特徴一覧
未認証アカウント | X Premium(旧Twitter Blue) | Verified Organizations | |
認証バッチ | なし | ブルーバッチ(有料) | ゴールドバッチ(有料)・グレーバッチ(無料) |
費用 | なし | 月980円以上 | 月135,000円 |
対象 | 従来と同じ | X Premium以上の加入者 | ゴールドバッチ:企業公式ビジネスアカウント グレーバッチ:行政機関や多国間機関又はその関係者 |
特徴 | 従来と同じ | ・タイムラインに優先的に表示される ・長文投稿など複数の利用機能増加 | ・X Premiumで利用できる機能は利用可能 ・組織と関連アカウントのエンゲージメントが2倍増加するオーガニックリーチの優遇 |
注意点 | ・タイムラインに優先表示されない ・広告出稿できない | ・X Premium未加入でも一部著名人付与されている ・企業でも利用可能 | ・個人は利用不可 |
X Premiumの新しいプランについてはこちら
青いチェックマークの意味
青いチェックマークは、アカウントがXプレミアムのアクティブなサブスクリプションを保有しており、所定の資格基準を満たしていることを意味しています。
金・灰色のチェックマークの意味
金・灰色のチェックマークは、X認証済み組織サブスクリプションを保有しており、所定の資格基準を満たしていることを意味しています。
X認証バッチ(公式マーク)取得のメリット
Xの認証バッチ(公式マーク)を取得するメリットは
- 信頼性が高まる
- なりすまし被害対策
- 利用できる機能が増える
等があります。
信頼性が高まる
認証バッチを取得しているアカウント=公式・本人であることが証明されているアカウントであるため、客観的に見ても信頼性の高いアカウントであると言えます。
ユーザーから信頼されやすく、多くのフォロワー獲得につながる可能性があります。
なりすまし被害の対策
他のユーザーが検索した時に、公式マークがついていれば、なりすましのアカウントがいたとしても、どちらが本物か一目で分かりますね。
ユーザーは認証バッチが付いた、本物のアカウントであると信頼してフォローをすることが出来ます。
利用できる機能が増える
認証バッチを取得することで、ツイートの編集など利用できる機能が増えていきます。X PremiumとVerified Organizationsで利用できる機能にも違いがあるので、確認しておきましょう。
X Premiumでできること
- ポスト編集:元のポストが投稿されてから1時間以内であれば内容の変更をすることが出来る機能です。この機能により誤字脱字の修正や情報の更新をすることができます。
- 広告数の減少:タイムラインに表示される広告の数が減少します。
- タイムライン上での上位表示:会話や検索、おすすめへの表示など上位に表示されるようになります。
- 長文投稿:通常であれば140文字以内の投稿ですが、サブスクに加入することで最大25,000文字のテキストをポストすることができます。引用や返信でも長いポストの作成が可能です。
- テキストの書式:ポストのテキストで太文字や斜体の書式を使用できます。
- ブックマーク:ブックマークに追加したポストをフォルダに分けて整理することができます。
- カスタムアプリアイコン:スマートフォンなどで表示されるアイコンの表示のされ方を選択肢の中からカスタマイズすることができます。
- カスタムナビゲーション:この機能ではナビゲーションバーに表示される項目を選択して、カスタマイズすることができます。2~6の範囲で選択することができ、必要に応じて初期状態にも戻せます。
- 話題の記事:フォロー中のアカウントやフォロワーの間で共有されている記事のショートカットとして機能します。自動で一覧化されるため、あなたが読みたいコンテンツが簡単に見つけられます。
- リーダー:長いスレッドを読みやすい表示に変換することができます。
- ポストの取り消し:送信後のポストをユーザーに公開される前に取り消すことができます。取り消し可能な時間は決まっており、一定時間を経過するとフォロワーに公開されます。
- 長尺動画のアップロード:プレミアムユーザーは最大3時間まで、8GBまでの動画をアップロードすることができます。
- テーマ:プレミアムのテーマを使用すると、アプリの配色を選択できます。
- NFTプロフィール画像:プロフィールのカスタマイズで、あなたが所有するNFTをプロフィール画像としてアカウントに表示させることができます。
- 2要素認証:ショートメールによる、2要素認証を利用しアカウントのセキュリティをさらに強化することができます。
- チェックマークを非表示:サブスクライバーは、アカウントのチェックマークを非表示にすることができます。
- コミュニティ作成:コミュニティを作成し、関心のあるトピックを共有することができます。
- Media Studioへのアクセス:Xにアップロードした画像や動画を管理できます。
- X Proへのアクセス:リアルタイムで更新される、複数のタイムラインを同時に表示させたり、高度な検索を使用したりすることができます。
X Premiumについて
Verified Organizationsでできること
- 認証済み組織ポータル:認証済み組織の登録、支払いの管理、関連アカウントの認証ができます。
- 関連アカウント:関連アカウントに指定することで、その旨をオーディエンスに周知することができます。
- カスタムプロフィール:プロフィールをカスタマイズできるいくつかの機能が付与されます。
- なりすましの防止:すべての認証済み組織およびその関係者のアカウントは、なりすましから保護されます。
- プレミアムサポート:認証済み組織が、オンボーディング、関連アカウントの削除または追加、お支払い、アカウントのなりすましに関する問題などでお困りの場合には、プレミアムサポートにご連絡いただければ、迅速なサポートとエスカレーションを実施いたします。
- ポスト、DM、メディアのアップロード制限の引き上げ:認証済み組織とその関連アカウントは、ポスト、DM、メディアのアップロード速度制限が大幅に引き上げられます。
- 人材募集(ベータ版):プロフィールに重要な求人を掲載し、御社に興味関心を持つ数百万人の候補者にオーガニックポストでリーチすることができます。
- X Premium:認証済み組織サブスクリプションのすべての登録アカウント(組織およびその関連アカウント)は、X Premiumのすべての特典を利用できます。
X(旧Twitter)認証バッチを取得する条件
X(旧Twitter)の認証バッチを取得するには、青色認証バッチであっても、金・灰色認証バッチであっても所定の条件をクリアしなければ取得することができません。
青色認証バッチの取得条件
- 情報に不備がないこと: 表示名とプロフィール画像が設定されている必要があります。
- アクティブに利用されていること: Xプレミアムにサブスクライブするには、対象のアカウントが過去30日間にわたってアクティブである必要があります。
- セキュリティ: 認証対象のアカウントには、確認済みの電話番号が登録されている必要があります。
- 欺瞞的行為に加担していないこと:
- プロフィール画像、表示名、またはユーザー名(@で始まる名前)を最近変更していないことが求められます。
- 誤解を招く情報や虚偽情報の流布を行っている兆候が認められないことが求められます。
- プラットフォーム操作やスパム行為に加担している兆候が認められないことが求められます。
金色・灰色認証バッチの取得条件
- 認証を申請する組織は、審査対象となるアクティブなXアカウント、組織の現在のメールアドレス、現在のウェブサイトドメインを登録の際に提供する必要があります。
- 認証を申請する組織は、認証の審査対象となるアクティブなXアカウントにアクセスし、管理できることが必須となります。新しいサブスクリプションを有効にする際、アカウントの認証が求められます。
- 政府機関の場合、政府機関の公式メールアドレス(ドメインが「.gov」などのメールアドレス)を入力する必要があります。
- 組織のプロフィールには、すべての項目が漏れなく設定されていて、正しいプロフィール画像、自己紹介、表示名が掲載されている必要があります。
- その他の詳細情報を提供するよう求められる場合があります。
引用:X認証済み組織とは
X(旧Twitter)認証バッチの取得申請方法
認証バッチを取得したい場合は、登録・申請する必要があります。一般的な青色認証バッチを取得すr場合は、X Premium以上のプランに加入する必要がありベーシックプランでは適用されないので注意しましょう。
青色認証バッチの取得申請方法
- アプリの [プロフィール] メニュー か、x.comのサイドナビゲーションメニューを開きます。
- [プレミアム] を選択します。
- [サブスクライブ] ボタンを選択します。
- 電話番号の認証が完了していない場合、認証を完了するよう促すメッセージが表示されます。
- 次に、iOSまたはAndroidアプリ内の購入の手順に従い、ウェブサイトでサブスクリプションのお支払いを確定します。
登録が完了し、Xプレミアムのメンバーとなります。アカウントの審査が行われ、承認されると青いチェックマークが付与されます。
引用:Xプレミアムの使用方法
金色・灰色認証バッチの取得申請方法
- 登録を行い、資格基準に関する情報をフォームに入力します
- お支払い情報を入力します
- アカウントが審査されます
- X Premiumのすべての特典は登録後すぐにご利用いただけるようになりますが、アカウントが認証されるまで、組織のアカウントに金色またはグレーのチェックマークは付与されず、関連アカウントを追加することもできません。
- 審査を経て承認されたアカウントはすぐに認証され、関係者のアカウントを関連アカウントとして追加できるようになります。
組織(営利企業、非営利団体、政府機関、多国間機関)のアカウントのみ、認証済み組織として認可されます。個人のアカウントは認証済み組織の認可の対象ではありません。認証済み組織に登録したアカウントが組織のアカウントでない場合、お支払い済みの料金は返金されません。
引用:X認証済み組織とは
まとめ
Xの認証バッチの獲得方法は、2023年より変化しました。
基本的にはサブスクリプションサービスに加入することで誰でも認証バッチを手に入れることができます。ですがその影響により、2024年1月現在は認証バッチを手に入れてアカウントから収益を得ることができるようになった結果、インプレッションを得るためにAIを使用するアカウントや攻撃的な投稿をするアカウントが増えました。そのような現状を打開するために今後取得条件の変化がある可能性がありますので、要チェックするのが大切です。
X(旧Twitter)の認証バッチを取得することは多くのメリットがあるニャン! できることも増えるからおすすめニャン!!!
以上、「X(旧Twitter)の認証バッチ(公式マーク)の取得条件や種類を詳しく紹介!」でした。
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