2023年8月に行われたLINE広告のアップデート情報を紹介します。

1.広告にラベル要素を追加可能に

LINE広告の配信面に表示される広告に「ラベル」要素を追加できるようになります。ラベルが適用される配信面はLINE NEWS面です。

ラベルはタイトル、ディスクリプションの下部に表示されます。ユーザーがラベルをタップすると、通常の広告同様にランディングページに遷移します。

「ラベルあり」でCVR上昇

ラベルを追加することで配信効果の向上が期待できます。配信事例では、ラベルなしと比較してCTR、CVRが高く、CPAは抑制される傾向が見られました。

ラベルの入稿規程

ラベルはLINE広告の管理画面、またはバルクシートによる入稿に対応しています。

ラベルは1つの広告につき最大3つまで入稿が可能です。ただし、ユーザーの端末の画面サイズに応じて、表示されるラベル数が少なくなる場合があります。

ラベルの入稿規程は下記のとおりです。

ラベルの入稿方法

LINE広告の管理画面の「広告を作成」にて、「ラベルを追加」をクリックし、入力欄にラベルで表示するテキストを入力します。

ラベルのアイデア

ラベルは、配送方法を説明する「送料無料」、セールを伝える「30%割引」など、訴求したい情報やユーザーメリットが端的に伝わる内容が適しています。

備考

• ユーザーの端末の画面サイズに応じて、表示されるラベル数が少なくなる可能性があります
• 対応する配信面(News)以外では、ラベル要素は配信されません
• 今後対応する配信面を拡張していく予定です
• プレビューツールに対応しています

2. トークリストのミドルサイズを正式リリース

ABテストを実施していたトークリストの広告サイズ「ミドルサイズ」を正式にリリースしました。LINE広告とTalk Head View（Talk Head View Custom含む）で、ミドルサイズが適用されます。

ミドルサイズの表示イメージ

ミドルサイズの正式リリースにより、トークリストの広告表示枠が拡大され、テキストエリアに表示される文字数が増加します。

3. Conversion APIのコンバージョン最適化に対応

Conversion API経由で計測されたコンバージョン、カスタムコンバージョンデータが最適化に利用されるようになります。

Conversion APIの設定がされている場合、新たな対応は不要で自動的に最適化に利用されます。

すでにConversion API経由でコンバージョンを送信されている場合、過去のデータも最適化に利用されます。

注意

• Conversion APIのみで計測されたデータだけでは最適化は利用できません。LINE Tagでのコンバージョン計測も必要です
• Conversion API経由で送られた標準イベントは最適化対象外です
• 一度に大量のデータを送信したり、不規則な送信を行うことで、最適化に悪影響を及ぼす可能性があります

4.重要なアナウンスを通知メールで受け取り可能に

LINE広告の管理画面のホーム中央にある「お知らせ」に表示されるアナウンスを、通知メールで受け取れるようになります。

お知らせに表示されるアナウンスが、管理画面右上の「NOTICE」（ベルのアイコン）にも通知されるようになり、「通知メール」をONにすると重要なアナウンスについてメール通知を受け取れるようになります。

すべてのアナウンスではなく、重要なアナウンスのみ通知メールが届きます。

関連リンク

●LINE株式会社
●LINE広告アップデート情報 2023年8月　新たにラベル要素を追加！