YouTubeショートが収益化で話題になってるニャン! でも申請とかやり方ってどうやるニャン・・・?
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目次
YouTubeとは
YouTube(ユーチューブ)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンブルーノに本社を置くオンライン動画共有プラットフォーム。
https://ja.wikipedia.org/wiki/YouTube
YouTube(ユーチューブ)は、Google社が運営する世界最大の動画共有サイトです。2005年に創設され、今では世界中の人々に利用されています。ユーザーは無料で動画をアップロードし、視聴することができ、広告収入やチャンネル登録者からの寄付、スポンサーシップなどから収益を得ることもできます。
YouTubeには、様々なテーマの動画がアップロードされており、音楽、エンターテインメント、ニュース、スポーツ、ビジネス、教育など多岐にわたるジャンルがあります。
スマートフォンやタブレット、パソコンなど、様々なデバイスで利用することができ、ユーザーにとっては情報収集や娯楽の場として、投稿者にとっては情報発信やマーケティングの場として、多くの人々に利用されています。
YouTube動画の作り方はこちら
YouTubeを収益化する条件
YouTubeを収益化するには、以下の条件を満たす必要があります。
- 有効な公開動画の過去 12 か月間の総再生時間が4,000 時間以上であり、かつ、チャンネル登録者が1,000 人以上いる
- 有効な公開ショート動画の過去 90 日間の視聴回数が 1,000 万回以上であり、かつ、チャンネル登録者が1,000 人以上いる
これらの条件を満たすと、広告収益を得ることができます。
また、チャンネルメンバーシップ、マーチャンダイズ販売、スーパーチャットなどの機能も利用できるようになります。
収益化の審査の際には、チャンネルの以下の内容を重視し、収益化するかどうかの判断をしています。
- 主なテーマ
- 再生回数の多い動画
- 最新の動画
- 総再生時間の多くを占める部分
- 動画のメタデータ(タイトル、サムネイル、説明など)
YouTubeを収益化するとできること
YouTubeを収益化すると出来ることは主に
- メンバーシップ
- スーパーチャット
- スーパーサンクス
の3つになります。
メンバーシップ
YouTubeのメンバーシップは、正式には「チャンネルメンバーシップ」と言い、ユーザーが月額料金を払うことによって、ユーザーがチャンネルのメンバーになり、一般ユーザーのままでは見ることが出来ない限定の動画や、バッチ・絵文字・その他アイテムなどメンバーの特典を得ることが出来る制度になっています。
メンバーシップの月額料金に関しては、90円~60.000円と幅広い料金の中から所有者が設定することが出来ます。日本の基本的なメンバーシップの相場は490円ほどのなっています。
また、金額ごとにユーザーにランクを設けることも可能です。
メンバーシップの作成方法
- YouTube Studioにログイン
- 「収益受け取り」から「メンバーシップ」を選択
- メンバーシップ特典を設定する
- 「デフォルトの特典のカスタマイズ」でバッチや絵文字の設定
- 「メンバーシップについて知らせる」で宣伝する
- 「新しいメンバーへ挨拶をする」でメンバーに最初に読んでもらうあいさつ文を設定する
- 審査を申し込む
- 承認されたら「有効」を押して完了
スーパーチャット
「スパチャ」と呼ばれる、YouTubeのライブチャットを利用した生放送や動画の公開時にチャットを有料で書き込める投げ銭機能のことです。
100円~5万円の金額を配信者に贈ることが可能で、金額が大きくなるほどチャット欄の上部に表示され、コメントの表示時間も長くなり、入力可能なコメントの文字数も増えます。
1万以上のスパチャは「赤スパ」と呼ばれ、長い時間表示され、配信者に自分をアピールすることが出来ます。
スパチャが出来ない場合は、
- チャンネルの所有者がスパチャを無効化している
- 子供向けのコンテンツである
- 限定公開の配信動画である
という理由があげられます。
スーパーチャットを有効にする方法
- YouTube Studioにログインする
- 左側メニューから「収益受け取り」を選択する
- メインのダッシュボード上部のメニューで、[Supers]→[使ってみる]を選択し、画面の指示に従って操作する
スーパーサンクス
スーパーサンクスは、応援したい特定の動画に関してユーザーが投げ銭をすることが出来る機能です。投稿済みの動画に利用される投げ銭機能で、コメント欄で自身のコメントを目立たせることができます。
スーパーサンクスは、アプリ版とブラウザ版で送ることが出来る金額が変わっており、アプリ版では250円・610円・1220円・6100円の金額を送ることが出来ます。ブラウザ版は200円・500円・1000円・5000円の4つの金額から選んで投げ銭をすることが出来ます。
スーパーサンクスを受け取る方法
- YouTube Studioを開いて画面左端のバーから「収益化」をクリック
- 「Supers」のタブをクリック
- Super Thanksをオンにする
YouTubeで収益を受け取るための申請方法
YouTube動画の収益化の申請手順
Googleアカウントでログインし、YouTubeスタジオにアクセスします。
左側のメニューから「Monetization(収益化)」をクリックします。
「次へ」をクリックして、利用規約に同意します。
収益化機能を有効にするために、Google AdSenseアカウントにサインアップする必要があります。 既にアドセンスアカウントを持っている場合は、既存のアカウントにログインしてください。アドセンスアカウントを持っていない場合は、「次へ」をクリックし、アカウントを作成してください。
アドセンスアカウントに登録された情報を確認し、支払い先を設定します。支払い先は、銀行口座、PayPal、小切手などから選択できます。
YouTubeは、1か月の広告収益が8000円以上ある場合に支払いを行います。 収益が8000円未満の場合は、次月まで繰り越されます。
以上の手順で収益化の申請をすると、収益化機能が有効になり、広告収益を受け取ることができます
ですが、アドセンスアカウントには承認プロセスがあるため、申請後に承認されるまでに数日から数週間かかる場合があります。
また、チャンネルの内容により、収益化が通らない時もありますので、その際はチャンネルの内容を修正して収益化の申請を再度する必要があります。
YouTube Shorts(ショート動画)とは
YouTube Shortsとは、YouTubeが提供する短い動画フォーマットです。15秒以内の縦型動画で、ユーザーはスマートフォンで簡単に制作、投稿することができます。ショートムービー、リール、ストーリーズなど、他のプラットフォームで提供されている短い動画フォーマットに類似しています。
再生画面には
- 高評価ボタン・低評価ボタン
- コメント
- 共有
の機能が表示されています。
作成の動画サイズはTikTokと同じ
YouTube Shorts(ショート動画)を収益化する条件・仕組み
YouTube Shortsが2023年より収益化することになりました。収益化の仕組みとしては、YouTubeショート動画の収益化は、「クリエイタープール」に集約された広告収益を、視聴回数や使用された音楽のライセンスフィーなどを換算しクリエイターに割り当てるというものになります。
具体的なYouTube ショートの広告収益分配は、次の 手順で行われます。
YouTubeショート動画の広告収益分配の仕組み
- ショート フィード広告収益をプールする。
ショート フィードで動画間に表示される広告による収益は月ごとに合算され、クリエイターへの報酬と音楽ライセンスの費用の両方に充てられます。
- クリエイター プールを計算する。
ショート フィード広告収益は、収益化を行っているクリエイターがアップロードしたショート動画の視聴回数と音楽の使用状況に基づいてクリエイター プールに割り当てられます。
●収益化を行っているクリエイターが音楽なしのショート動画をアップロードした場合、その視聴回数に関連する収益はすべてクリエイター プールに割り当てられます。
●収益化を行っているクリエイターが音楽を含むショート動画をアップロードした場合、その視聴回数に関連する収益は、使用されている音楽トラックの数に基づいてクリエイター プールと音楽パートナーの間で分配されます。 - クリエイター プールを割り当てる。
収益は、クリエイター プールの総収益から、収益化を行っている各国クリエイターのショート動画の総視聴回数に占める割合に基づいて、収益化を行っているクリエイターに分配されます。たとえば、収益化を行っているクリエイターがアップロードした収益化対象となるショート動画全体の視聴回数のうち、あるクリエイターが 5% を獲得した場合、クリエイター プールの収益の 5% がそのクリエイターに割り当てられます。 - 収益分配率が適用される。
音楽が使用されているかどうかにかかわらず、収益化を行っているクリエイターに、割り当てられた収益の 45% が分配されます。
上記の手順で収益が分配される仕組みになっていますが、このショート動画の収益化に参加するにはリリースされた新規定への同意が必須になります。
また、そのほかのYouTubeショートの収益化条件は以下の通りになります。
YouTubeショートの収益化条件
- 過去 180 日間に対象となるショート動画が少なくとも 1 本、チャンネルにアップロードされている必要があります。
- チャンネルがYouTube のコミュニティ ガイドライン、著作権ルール、収益化ポリシーを遵守している必要があります。
- チャンネルはオリジナル コンテンツをアップロードしている必要があります。対象外の動画には以下のようなものがあります(ただしこれらに限定されません)。
- 映画やテレビ番組の未編集のクリップなど、オリジナルではない動画。
- 他のクリエイターのチャンネルまたは他のプラットフォームから再アップロードされた動画(コンピレーションを含む)。
- サードパーティのソーシャル メディア プラットフォームの透かしやロゴを含む動画。
- また、サードパーティのソーシャル メディア プラットフォームを紹介するタイトルやハッシュタグ、メタデータのある動画も対象外となる場合があります。注: 他のソーシャル メディアのプロフィールへのリンクは、資格要件に影響しません。
- クリエイターは 13 歳以上の米国居住者であるか、下記の対象国または地域において成人年齢に達している必要があります。 (日本では18歳以上)
- 13~18 歳のクリエイターの場合は、親または保護者が利用規約に同意し、支払いを受け取るために アドセンスアカウントを設定する必要があります(アカウントがチャンネルにまだリンクされていない場合)。
- クリエイターは次のいずれかの国や地域に居住している必要があります。 (※日本は該当)
YouTubeショート動画に関しては、動画の投稿数や総再生時間などの条件は含まれず、シンプルなので、新規ユーザーがマネタイズしやすいと言えるでしょう。
YouTubeショートの収益は低い!?
現在、YouTubeショートの収益化が日本で適用されてから1か月以上たちました。
YouTubeショート動画で多くの再生回数を稼いでいるチャンネルの中には、収益がいくらほど入ったかなど公表するチャンネルもありました。
まだ始まったばかりということもありますが、ショート動画の収益は「思ったよりも低い」というのが、言われています。
ですが、YouTubeショートのメリットは収益だけではなく、現在短い動画の需要が大きく高まっている中で、ショートであれば多くの人の目に留まることが出来ます。
そこから興味を持ってもらうことで、チャンネル登録者が増えたり、チャンネルの通常動画の再生回数が増え、チャンネルの収益化も見込めます。ですので、通常動画と併用することが価値が高いと思われています。
まとめ
YouTube動画の収益化条件は多数ある一方で、YouTubeショート動画の収益化条件は少なく、多くの人が収益化する可能性が高いです。
新しく導入されたYouTubeショート動画の収益化も、今後改定していく可能性も高いので、要注目しておくのが良いでしょう。
YouTubeショート動画も込みで、申請方法が分かったニャン!みんなも収益化目指してみてにゃああ!
以上、「YouTubeを収益化させる条件と申請のやり方。ショート動画の収益化条件とは?」でした。
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