REVISIOとクロス・マーケティング、「コネクテッドTV白書2023」を共同で発表
2023.02.02
2023.02.02
REVISIO株式会社は、株式会社クロス・マーケティングと、コネクテッドTVの視聴傾向について、研究結果をまとめた資料「コネクテッドTV白書2023」を共同で発表。
コネクテッドTV白書2023
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社(以下REVISIO)は、株式会社クロス・マーケティング(以下クロス・マーケティング)と、コネクテッドTV(以下、CTV)の視聴傾向について、研究結果をまとめた資料「コネクテッドTV白書2023」を共同で発表いたします。
クロス・マーケティングとREVISIOの共同研究だからこそわかる、様々な調査ニーズに応える豊富なアンケートデータと、人体認識技術を使った視聴者の注視がわかる実測データによる、CTVの視聴実態を明らかにしています。
結果詳細レポートの無償ダウンロードはこちら
共同研究結果をまとめた資料では、本リリースで取り上げた内容以外にも数多くのデータを掲載しております。下記ページからダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。
REVISIOの資料ダウンロードはこちら:https://revisio.co.jp/download/RKFpw_Cn
クロス・マーケティングの資料ダウンロードはこちら: https://www.cross-m.co.jp/report_all/
共同研究の背景と目的
昨今のコネクテッドTVの普及に伴い、CTV広告市場の拡大が進んでいます。広告主の方々のCTVへの注目度の高まる一方、CTVを評価し分析するための意識データや視聴データはまだ数が少ない状況です。本共同研究では、視聴者のCTV視聴の実態について、意識データと視聴データを掛け合わせることで、深く分析しております。動画サービス毎の視聴データや、共視聴(2人以上で視聴すること)の傾向などを様々な切り口でまとめており、今後のCTVの展望を考えるにあたってのヒントになるものと考えております。
本研究ではREVISIOが保有するCTV調査パネル 798名から得られるCTV視聴データと、クロス・マーケティングが実施したSCR調査35,000名、本調査2,000名のアンケートデータを利用しております。
共同研究結果の概要
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングとテレビ視聴の注視データを取得するREVISIOが実施した『コネクテッドTV白書2023』によると、CTVを利用している視聴者は、どのような動画サービスを見ているのかが分かります。
YouTubeはすでに「第6のキー局」?
下のグラフを見ると、地上波の利用時間は動画サービスと比べても長いことがわかります。動画サービスの中でもYouTubeは、地上波と同等かそれ以上に見られていることがわかりました。
※CTV利用世帯における、テレビデバイスでの地上波テレビ+動画サービスの平均利用時間/日
※REVISIO計測によるデータを元に集計
最も共視聴されやすいのはTVer
REVISIOでは視聴者の誰が、誰といつ注視しているかがわかります。2人以上でテレビを視聴する際の実測データの「2人以上でテレビを注視していた時間の割合」と、クロス・マーケティングのアンケートデータで「2人以上でテレビを視聴すると答えた人の割合」を比較すると、違いがあることがわかりました。
2人以上でテレビを視聴する動画サービスは、アンケートでは1位が地上波となりましたが、実測データではTVerが1位という結果になりました。TVerは、一緒に観るコンテンツが豊富で、共視聴する際の選択肢に上がりやすいのではと考えられます。
動画サービスは地上波よりも注視されている
地上波や動画サービスの中で何を視聴者がもっとも注視しているかを見ると、「Disney+」、「Netflix」が高い注視を獲得していました。動画サービス全体が地上波よりも注視されている傾向にありました。視聴のタイミングやコンテンツを自分で選んでみる動画サービスの方が良く見られているのではないかと考えられます。
調査レポートのダウンロード並びに詳細は下記よりご覧ください。
関連リンク
●REVISIO株式会社
●テレビ視聴の注視データを取得するREVISIO、調査会社のクロス・マーケティングと共同研究結果を発表 コネクテッドTVの利用実態が判明