MMD研究所は、18歳~69歳の男女10,100人を対象に2022年12月5日~12月7日の期間で「移動におけるサービス(MaaS)に関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
目次
- 調査結果サマリー
- 「MaaS」の言葉の認知は18.3%、内容理解は5.9%認知・内容理解ともに10代~30代が高い傾向
- MaaS関連サービスの認知、利用経験、月1回以上の利用の上位はともに 「マップ・ナビゲーション」「タクシー配車アプリ」「カーシェア」
- 約9割がMaaS関連サービス利用でメリットを感じていると回答メリットを感じているサービス上位は「シェアパーキング」「相乗りサービス」「シェアサイクル」
- MaaS関連サービス未利用者の利用意向上位は「タクシー配車アプリ」「マップ・ナビゲーション」「シェアサイクル」
- MaaS関連サービスの利用意向がない人で、きっかけがあれば利用するサービス上位は「タクシー配車アプリ」「シェアサイクル」「相乗りサービス」
- 備考
- 関連リンク
調査結果サマリー
- 「MaaS」の言葉の認知は18.3%、内容理解は5.9%
認知・内容理解ともに10代~30代が高い傾向 - MaaS関連サービスの認知、利用経験、月1回以上の利用の上位はともに
「マップ・ナビゲーション」「タクシー配車アプリ」「カーシェア」 - 約9割がMaaS関連サービス利用でメリットを感じていると回答
メリットを感じているサービス上位は「シェアパーキング」「相乗りサービス」「シェアサイクル」 - MaaS関連サービス未利用者の利用意向上位は
「タクシー配車アプリ」「マップ・ナビゲーション」「シェアサイクル」 - MaaS関連サービスの利用意向がない人で、きっかけがあれば利用するサービス上位は
「タクシー配車アプリ」「シェアサイクル」「相乗りサービス」
「MaaS」の言葉の認知は18.3%、内容理解は5.9%
認知・内容理解ともに10代~30代が高い傾向
18歳~69歳の男女10,100人を対象に、「MaaS」の言葉の認知を聞いたところ、認知(「内容まで理解している」と「内容まではよくわからないが言葉は聞いたことがある」の合算割合)は18.3%となり、内容理解は5.9%となった。
これを年代別で見ると、認知は20代(n=1,600)が24.9%、10代(n=294)が23.8%、30代(n=1,766)が22.0%となった。
MaaS関連サービスの認知、利用経験、月1回以上の利用の上位はともに 「マップ・ナビゲーション」「タクシー配車アプリ」「カーシェア」
18歳~69歳の男女10,100人を対象に、MaaS関連サービスの認知と利用状況を聞いたところ、認知は「マップ・ナビゲーション」が46.2%と最も多く、次いで「タクシー配車アプリ」が35.4%、「カーシェア」が32.7%、利用経験は「マップ・ナビゲーション」が34.9%と最も多く、次いで「タクシー配車アプリ」が12.5%、「カーシェア」が9.5%、月1回以上利用は「マップ・ナビゲーション」が24.5%と最も多く、次いで「タクシー配車アプリ」が6.8%、「カーシェア」が5.7%となった。
約9割がMaaS関連サービス利用でメリットを感じていると回答
メリットを感じているサービス上位は「シェアパーキング」「相乗りサービス」「シェアサイクル」
各MaaS関連サービス利用経験者を対象に、MaaS関連サービスの利用にメリットを感じているか聞いたところ、「メリットを感じている」と回答したのは、シェアパーキング(n=837)、相乗りサービス(n=790)が94.3%と最も多く、次いでシェアサイクル(n=920)が93.6%、カーシェア(n=960)が91.3%となった。
続いて、メリットを感じていると回答した人を対象に、MaaS関連サービスに感じているメリットを聞いたところ(複数回答可)、マップ・ナビゲーション(n=3,045)は「鉄道やバスの乗り換えがスムーズになった」、タクシー配車アプリ(n=1,138)は「思い立った時にすぐ予約できた」、カーシェア(n=876)とシェアサイクル(n=861)は「行動範囲が広がった」、シェアパーキング(n=789)は「時短に繋がった」、相乗りサービス(n=745)は「交通費が安くなった」がそれぞれ最多となった。
MaaS関連サービス未利用者の利用意向上位は
「タクシー配車アプリ」「マップ・ナビゲーション」「シェアサイクル」
各MaaS関連サービス未利用者を対象に、利用意向を聞いたところ、「今後利用してみたい」と回答したのは、タクシー配車アプリ(n=8,840)が25.2%と最も多く、次いでマップ・ナビゲーション(n=6,573)が24.2%、シェアサイクル(n=9,180)が19.7%となった。
MaaS関連サービスの利用意向がない人で、きっかけがあれば利用するサービス上位は
「タクシー配車アプリ」「シェアサイクル」「相乗りサービス」
各MaaS関連サービスの利用意向がない人を対象に、きっかけがあればMaaS関連サービスを利用するか聞いたところ、「きっかけがあれば利用する」と回答したのは、タクシー配車アプリ(n=6,608)が27.6%と最も多く、次いでシェアサイクル(n=7,376)が26.8%、相乗りサービス(n=8,012)が26.7%となった。
続いて、きっかけがあればMaaS関連サービスを利用すると回答した人を対象に、どんなきっかけがあればMaaS関連サービスを利用しようと思うか聞いたところ(複数回答可)、マップ・ナビゲーション(n=1,187)は「アプリやサービスが使いやすい」、タクシー配車アプリ(n=1,826)、カーシェア(n=2,045)、シェアサイクル(n=1,974)、シェアパーキング(n=2,068)、相乗りサービス(n=2,136)は「公共交通機関を使うよりも料金が安い」がそれぞれ最多(シェアサイクル(n=1,974)は「乗り捨てできる」が同率で最多)となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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販売商品:移動におけるサービス(MaaS)に関する調査
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備考
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