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Facebook(フェイスブック)のマーケティング戦略、おすすめの運用方法3選!

時計2023.01.26

更新2023.05.22

編集者 SYNCAD編集部

Facebook(フェイスブック)のマーケティング戦略、おすすめの運用方法3選

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SYNCAD(シンクアド)編集部

  SYNCAD編集部

SYNCAD(シンクアド)編集部。Web広告やデジタルマーケティング、セミナー情報などマーケティング業界の最新情報からマーケを学びたい人に向けに業界情報をお届けしています。

SNSの中でも5大SNSと言われるほどメジャーなFacebook。
この Facebookを使ったマーケティング戦略は果たしてどんなものがあるのでしょうか?

Facebookの特徴を再度おさらいしたうえで、マーケティングの手法をご紹介いたします。

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Facebook(フェイスブック)とは

Facebookとは、世界的に見ても圧倒的なユーザー数を誇るSNS代表格です。
中高年層が多く、リアルな知り合いを中心とした交流をネットで行えるSNSアプリです。

プロフィールの登録が必須で実名登録制なので、信頼度の高さからビジネスマンが多く好みます。

SNSの中でも珍しい、実名登録制のSNS。
ですので、拡散される情報の信頼度が高く、オフラインでの人間関係に近い関係性をネット上で構築することが出来るのが特徴です。

匿名性が無いので、コメントが荒れにくく、現実世界とのリンクがしやすいSNSです。

また、TwitterやそのほかのSNSとの連動をすることも可能です。

Facebookの機能・用語

●ニュースフィード
Facebookにログインした時に最初に表示されるところで、友達の投稿した文章や写真なども表示されます。ここから自分が投稿することも可能です。一般的にホーム画面と呼ばれます。

●タイムライン
自分が投稿した記事や写真、自己紹介や友達などがまとまったページです。他のユーザーはこのタイムラインをもとにして、知り合いなのかどうかを判断します。

●友達申請
Facebook内で知り合いを見つけたら、友達申請をして、相手が承認することで初めて友達関係になります。友達になると、友達にしか公開していない投稿などを見る事が出来、よりプライベートなやり取りが可能になります。

●フォロー
直接の知り合いではないが、興味ある投稿をしているユーザーに対して、投稿をチェックしたいときに使用します。友達関係では相互的なやり取りがありますが、フォローは一方的な閲覧になります。

●いいね
いいねは、投稿に対して同意やエールを送るような意味合いを持つものです。
現在では、いいねの中にいいね(Like)・超いいね(Love)・感謝(Care)・ウケるね(Haha)・そうなんだ(Wow)・悲しいね(Sad)・ひどいね(Angry)の項目から選択することが出来ます。

●コメント
投稿に対して文字、写真、アイコンなどを用いて返答する機能です。Facebookページの場合、コメント機能でユーザーと交流が可能です。コメントしたユーザーのアイコンと名前が表示され、ここをクリックすると湖面押したユーザーのタイムラインに移動することが出来ます。

●シェア
気に入った投稿や、広めたい投稿を「シェア」という形で自分のタイムラインに流すことが可能です。自分にもかかわる事や、他の友達にも教えたいような内容の時に使うことが多いです。

●メッセージ
指定したユーザー以外には公開されないもので、一般的なメールのような機能です。
友達ではないユーザーにもメッセージを送ることが可能です。ですが、友達になっていない人からのメッセージは、「メッセージリクエスト」に入るので確認が必要です。

●公開範囲
投稿やプロフィールの項目ごとに、自分だけ公開・友達まで公開・友達の友達まで公開・一般公開するかを選択することが出来ます。
また、特定の友達のみに表示させたり、表示させない等も可能です。

●タグ付け
Facebook上の友達を投稿に付加する機能です。投稿した文章や写真に友達をタグ付けすると、そのことが友達に通知されます。タグ付けされた事が通知されると、その友達はその投稿を必ず見ることになり、友達の友達にもその投稿は公開されます。

Facebookの特徴

●実名登録制のSNS
実名登録制のSNSであるFacebookは、リアルな関係性を基盤としており、利用時に安心感を持たれやすいSNSです。そのため、ユーザーとの信頼関係を構築しやすいというメリットがあります。

●BtoBで活用できる
Facebookでは、サラリーマンが多く利用していることから、BtoBの商材やサービスのマーケティングにもよく利用されています。

●ユーザーの年齢層が高い
Facebookは、若年層より30代、40代以上のユーザー数が多いSNSです。10代や20代の利用率は他の年代に比べると低い傾向にありますので、高い年齢層へのターゲティングが効果的です。

●自由度が高い
Facebookは、発言の自由度が高いです。文字数制限がなく、SNSの気軽さや具体性のある発信をすることが出来ます。
長文テキストを掲載することが出来、画像や動画などの素材が無くても投稿する事が可能です。
表現の自由度が高く、しっかりとメッセージを伝える事出来ます。

Facebookのユーザーの特徴

・日本における月間のアクティブユーザー数は約2800万人以上
・全世界における月間アクティブユーザー数は29億1000万人
・特に30代~50代の層が多い
・50代男性ユーザーが約50%
・ビジネスマンの利用者が多い

※参考:フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」–独占ロングインタビュー

Facebookマーケティングとは

Facebookマーケティングとは、その名の通りFacebookを活用し、マーケティングを行うSNSマーケティングの一つです。
SNSの需要が高くなっている現代では、非常に効果的なマーケティング方法として注目されています。

世界最大のSNSの一つであるFacebookはアカウント登録の際に実名登録制度をとっていることから、ビジネスに利用する企業が多く、また信頼関係の強さを築きやすいと言われています。

ユーザーの洞察の分析や、自社の効果的な広告訴求を包括的に行うことができるマーケティングにFacebookは優良です。

Facebookマーケティングの手法

Facebookページの運用

Facebookページは、個人アカウントとは別に開設できるビジネス向けのページのことです。
企業名やブランド名で登録しFacebookパージを作成することができ、宣伝に活用することができます。

サービスの予約を促したり、クーポンを配布したりなどユーザーと企業をつなぎ販売促進にも効果的です。
FacebookページとFacebookグループを紐づけるとコミュニティ運営をすることが可能ですので、ユーザーとの関係をさらに深めていく施策につなげることができます。

Facebook広告

Facebookでは有料の広告を出すことが出来、InstagramやMessengerなどにも配信することが出来ます。

広告配信の際には、Facebookの登録ユーザー情報をもとに配信ターゲットを細かく設定することが出来ます。
地域・年齢・性別・趣味や関心などが用意されていますので、ターゲット層に一致するように選択することで、効果的なプロモーションになるでしょう。

Facebookショップ

2020年にFacebookでは、Facebook内にショップを開設することが可能になりました。
Facebookショップには決済機能はありませんが、Facebook上の商品カタログを見たユーザーが商品を決めると、外部の自社ECサイトに移動して決済をする仕組みになっています。

Facebookショップではブランドイメージに合わせて画面の色をカスタマイズすることもでき、問い合わせへの対応、配達の追跡なども可能です。

Facebookマーケティングのメリット・デメリット

Facebookマーケティングのメリット

低コストで運用ができる

Facebookページを作成することで、無料で運用もできるので広告費がかけられない企業でも導入しやすいです。
コンテンツ作成や投稿に関する人件費などはかかりますが、ほかの広告と比べても低コストで運用することができます。

炎上しにくい

Twitter等の拡散力の強いSNSに比べて、Facebookは実名登録制であり友達にしか投稿を公開しない場合もあるので、ネガティブな投稿をしにくく拡散性も低いです。
炎上のリスクは低いですが、Facebookでも炎上をするケースがありますので、投稿内容や言葉遣いは気を付けるようにしましょう。

お客様と相互コミュニケーションがとれる

Facebookは投稿に言い値をもらうことで、ダイレクトにユーザーの反応が把握できたり、コメントで相互にコミュニケーションをとったりすることが可能です。
いいねをしたユーザーの情報をタイムラインから把握することもでき、魅力的な記事にすることで反応してくれるファンを増やすことも可能です。

機能が豊富

FacebookにはECショップのような機能を追加することができたり、ページをカスタマイズすることができる機能があります。
インサイトという分析機能も充実しており、マーケティングに活用できる、リーチ数やいいね数などの基本的な情報に加え、ファンの属性、アクセス時間なども見ることができます。

Facebookマーケティングのデメリット

若年層向けの情報発信に向きづらい

Facebookは日本国内では、若年層向けの利用率が低めなので、若年層向けの情報発信には向きづらいです。30代~60代のユーザーが最も多く10代、20代の利用率は高くないため、ターゲット層が若いユーザーには企業からの情報発信が届かないことも。

そのため、多くのSNSを複数運用することがおすすめです。

継続的な運用が必須

企業側が効果を得るために、継続的な運用が必要であるといわれています。
SNSは日々情報が流れていくので、投稿が滞ると企業として印象が悪くなることも。

Facebookの運用では、時間的なコストがかかるために運用体制がとともっているかを確認しておきましょう。

企業のコンテンツが届きにくい

Facebookのニュースフィードは、友人や親族などより身近なユーザーの投稿を上位に表示させるアルゴリズムが強いです。なので、基本的には企業の投稿よりも友達の投稿が優先的に表示されます。
投稿のリーチを伸ばす難易度が高まっているので、ユーザーの目に留まりやすい投稿をすることを心がけましょう。

成功事例から企業Facebook運用モデルを見る

①UNIQLOから見る運用モデル

UNIQLOのFacebookページは更新頻度が高く、1日に1回や2回投稿されています。
更新頻度を多くすることで、タイムラインで目につきやすく、商品やキャンペーンなどの認知向上につなげています。

人目を引くような魅力的な投稿はもちろんですが、タレントやアーティストなど幅広いタイプの方をモデルに起用し、モデルを務めたタレントやアーティストなどのファンにUNIQLOを好きになってもらう工夫がなされています。

また、ユーザーとのコミュニケーションも積極的に行っており、積極的にユーザーのコメントに返信をしているのもポイントです。

②Ben&Jerry’sから見る運用モデル

Facebookページにいいねをしてくれるユーザー限定キャンペーンや、タイムラインをチェックしないと知ることができない情報によるキャンペーンを開催し、ユーザー巻き込み型の施策をとったのは、アメリカのバーモントで開業したアイスクリーム屋のBen & Jerry’s。

Facebookの投稿にいいね!をし、都知事選での投票の意思表示をしたのちに、実際に投票した方に無料でアイスをプレゼントするキャンペーンを実施。都知事選を利用したキャンペーンにより、多くの方が参加しました。

③KitKat Chocolatory Australiaから見る運用モデル

チョコレートブティックのKitKat Chocolatory Australiaは、Facebookにて行ったキャンペーンによりオンラインでの売上のリフトを3倍にしました。

広告クリエイティブには、カラフルで華やかなクリスマスをテーマにした画像や動画に加え、強力なCTAボタンが配置されました。このキャンペーンでは、ブランドコンテンツやアンケート広告からInstagramショッピングやダイナミック広告まで、さまざまな広告ソリューションが使用されました。

それにより、大きなブランド認知向上を果たしました。
また、FacebookやInstagramにて商品を閲覧して購入するショップがあることもこのキャンペーンのポイントになりました。

Facebookマーケティングを成功させるポイント

最終的な目標を決める

成果を出すためには、最終的な目標設定をすることが大切です。

あいまいな目標設定ではなく、数値化して最終的な目標を決め、そこにたどり着けるように運用していくことが大事です。

以下のような指標を参考にしましょう。

・投稿数
・表示回数
・いいねやシェア数
・コメント数
・プロフィールへのクリック数
・ターゲットとする検索キーワードの順位
・ユニークユーザー率など

ターゲットを決める

Facebookマーケティングを成功させるポイントの一つとしては、投稿を届けたいターゲットのペルソナを明確にすることが大事です。

性別・年齢などはもちろん、興味関心や好きなもの、ライフスタイル、ハッシュタグ等利用状況などを細かくイメージすると、ターゲットのニーズに合った情報を発信できます。

一人の人に刺さるような投稿内容を、長期的な目線をもって一貫性のある投稿プランを検討しますしょう。

ブランディングを意識する

企業アカウント自体にどのような個性を持たせ、ブランドイメージをアピールしていくかも考えていきましょう。

特にFacebookにおけるプロフィール欄は大切です。アカウントの顔になる部分ですので、誰にどのような情報を届けているかを認知してもらうための構成を意識しましょう。

特定のイメージと有益な情報をユーザーに与えることで、安心感と拡散につながり、より多くの人に認知してもらえるようになるのです。

明確なルールを決める

企業アカウント運営する場合は、日々投稿のルールを決める必要があります。

投稿頻度は勿論ですが、どのような商品をどのように宣伝していくのか、ユーザーはどのような情報を好んでいるのかなどを常に考え発信していきましょう。

同じ投稿パターンにすることで、ユーザーも認知しやすくなり、検索性の向上にもつながります。

また運用のルールを考えておくことで、目標達成のために対策が立てやすくなります。

PDCAを回す

ユーザーの傾向をつかむためには、投稿した内容にユーザーがどのように反応しているのか分析する必要があります。

分析ツールを使って、インプレッションやエンゲージメント等、客観的に分析するための機能を活用しながら、定期的に情報を収集し、分析することで、Facebook運用における改善するポイントを知ることが出来ます。

適宜改善していくことで、最終目標に近づくことが出来るのです。

まとめ

SNSの中で、Facebookは実名登録制でありビジネスシーンに非常に有効です。

また、中高年層が多く利用しているので、正しい使い方をすることで、自社や自社の商品を宣伝、ユーザーの購買意欲にもつながり効果的でしょう。

以上、「Facebook(フェイスブック)のマーケティング戦略、おすすめの運用方法3選!」でした。

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