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SEM(サーチエンジンマーケティング)とは?SEOやリスティング広告との違いとやり方をわかりやすく解説

時計2022.12.16

更新2023.05.22

編集者 SYNCAD編集部

SEM(サーチエンジンマーケティング)とは?SEOやリスティング広告との違いも解説

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SYNCAD(シンクアド)編集部

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SYNCAD(シンクアド)編集部。Web広告やデジタルマーケティング、セミナー情報などマーケティング業界の最新情報からマーケを学びたい人に向けに業界情報をお届けしています。

「SEM」はWebマーケティングのやり方を表す用語です。同じくWebマーケティングのやり方の1つである「SEO」は知っていても、SEMは詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。

この記事ではSEMの意味や、SEMと混同されやすいSEO・リスティング広告との違いを解説します。

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SEM(サーチエンジンマーケティング)とは

SEMはSearch Engine Marketingの略で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用するユーザーに対して行うあらゆるマーケティング施策のことを言います。
日本語で「検索エンジンマーケティング」とも言います。

SEM(サーチエンジンマーケティング)の重要性

多くの人が主な情報収集の手段としてインターネットを使用している現代においては、情報を発信するWebサイトも無数に存在します。多数の情報サイト、企業HP、LP(ランディングページ)、オウンドメディアなどが存在するなかで、ただ「Web広告を出す」「オウンドメディアを立ち上げる」というだけでは情報を見てもらうことは出来ませんし、届けたい相手に届けることができません。

このようなことを回避するために、SEM(サーチエンジンマーケティング)が重要になります。SEMを行うことで自社のWebサイト、LP、オウンドメディアなどへの検索流入増加を促し、認知度の向上やブランディング、売上の増加に繋げることが出来ます。

SEM(サーチエンジンマーケティング)とSEO・リスティング広告の違い

SEOとリスティング広告は、いずれもSEMのやり方の1つです。

サーチエンジンを活用して売上拡大や認知向上を目的とした「SEM」という箱の中に、「SEO」「リスティング広告」というSEMの種類(やり方)があるとイメージするとわかりやすいでしょう。

SEM(サーチエンジンマーケティング)とは?SEOやリスティング広告との違いとやり方をわかりやすく解説

SEM(サーチエンジンマーケティング)におけるSEOとは

SEOはSearch Engine Optimizationの略で、そのまま「エス・イー・オー」と読みます。日本語では「検索エンジン最適化」と言われます。

SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンでユーザーが特定のキーワードで検索した際に、検索結果の上位に自社サイトが表示されるようにサイトコンテンツを最適化すること、またそのための方法です。「SEO対策」とも言われます。

検索エンジンを利用するユーザーの多くは、検索結果の上位(上部)に表示されるWebサイト・コンテンツを見て情報収集を終えることがほとんどです。そのため、自社コンテンツがいかにユーザーの目に入り、クリックされやすい位置=検索上位に表示されるかが重要になります

SEM(サーチエンジンマーケティング)でのSEO対策のやり方

2022年12月時点の日本における検索エンジンのシェア率は、GoogleとYahoo!で90%以上となっています(*)。

Yahoo!の検索結果はGoogleの検索アルゴリズムを利用しているため、Googleの検索アルゴリズムへの対策がSEO対策となります。

*引用:statcounter (2022年12月時点の日本における検索エンジンシェア率)

SEO対策の主なやり方は以下の3つです。

  • コンテンツSEO
    良質なコンテンツ発信を継続して積み上げることで、検索からの自然流入の増加を促すこと
    ■コンテンツの質を高めるポイント
    ・ユーザーの求める情報を押さえ、網羅する
    ・独自性のあるコンテンツにする
    ・E-E-A-T(経験/体験・専門性・権威性・信頼性)を考えたコンテンツを心がける
  • 内部対策
    Webサイトの内部構造を整備・改善すること
    主な対策
    【クロール最適化】XMLマップの作成/内部リンク最適化/サイト構造最適化/パンくずリスト設置/robots.txt設定 など
    【インデックス最適化】URL正規化/noindexタグの設置/タイトルタグ最適化/meta discription最適化/見出しタグ設定/画像のalt属性の設定 など
  • 外部対策
    良質な外部リンクを獲得するための対策
    主な対策
    質の高いコンテンツ発信の継続/SNSでの発信/サイト内のSNSボタン設置/OGP画像の設定 など

SEM(サーチエンジンマーケティング)におけるリスティング広告とは

リスティング広告はインターネット広告の一種です。ユーザーが検索したキーワードに連動して表示されるテキスト型の広告で、「検索連動型広告」とも言われます。

GoogleやYahoo!でキーワード検索した際に、検索結果の上部に表示されているものがリスティング広告にあたります。

検索キーワードはユーザーが興味がある事柄であるため、適したキーワード選定が出来れば狙ったターゲットへピンポイントで情報を届けることが可能です。

SEM(サーチエンジンマーケティング)でのリスティング広告のやり方

リスティング広告もSEOと同様に、目的の明確化や適したキーワード、ターゲット設定が重要になります。

  • リスティング広告の目的の明確化
    広告掲出の目的や求める成果(CV)を明確にします。最適なターゲット・ペルソナ設定やキーワード選定を行うために重要になります。
  • ペルソナ設定
    ターゲット層からペルソナ設定を行います。設定した人物像が持つ悩み、求めるものなどを洗い出し、キーワード選定や広告文に反映します。
  • キーワード選定
    リスティング広告の目的とペルソナの人物像からキーワード選定を行います。
    ビッグワードは検索数が多い分、競合する広告主も多いためCPC(広告のクリック単価)が高くなります。スモールワールドは検索数が少ないものの、低いCPCで運用が可能であることや、ユーザーの検索目的が明確であるため、CVに繋がりやすいというメリットがあります。
    ブランディング、認知拡大、商品購入やサービス利用といった広告掲出の目的に応じてキーワード選定を行うことが重要になります。
  • 除外キーワードの設定
    意図しない検索キーワードでの広告表示やクリックを防ぐために行います。CVに直結しない広告表示・クリックへの費用発生を抑える事ができます。
  • 定期的な広告文の見直し
    広告文は定期的に見直しを行い、改善と検証を繰り返しましょう。改善によってクリック率が高くなり、より低いCPCで運用することが出来ます。また、よりターゲットに刺さりやすい言い回しなどの傾向がわかるようになります。

まとめ

インターネットが情報収集源のメインになっている現在において、SEM(サーチエンジンマーケティング)は必須となっています。

SEMは従来のマーケティングよりもより明確な目的・成果の設定と、適切なターゲティングが重要です。SEMで上手なマーケティングを行うことが出来れば、インターネット上の膨大な情報の中でも自社が求める成果を上げることが出来ます。

SYNCAD(シンクアド)では今後もWebマーケティングに関する最新情報や基礎知識、用語の解説などを発信してまいりますので、ぜひお役立ていただければと思います。

以上、今回はSEM(サーチエンジンマーケティング)について解説しました。

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