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次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

時計2022.07.19

更新2022.07.19

「世界のプロダクトに、進化の原動力を。」を目指す、株式会社フライル(以下Flyle)は、ALL STAR SAAS FUNDをリード投資家に、UB Ventures(既存投資家)、Tably株式会社から、プレシリーズAラウンドとして3億円の資金調達を実施。資金用途として、複雑なプロダクトマネジメント業務をワンストップで解決するソフトウェアを開発・提供すべく、プロダクト開発速度を大幅に向上させます。
サービスサイト:https://flyle.io/jp

あらゆる産業でソフトウェア化が進む中、プロダクトマネージャーが急増

プロダクトマネージャーの需要はここ数年でグローバルで急速に高まり、人気職種としての地位を不動にしています。米国大手求人サイトGlassdoorの50 Best Jobs in America for 2020年では21年は3位に、22年では10位にランクインしています。また、Glassdoor上のPM求人数も、2018年には7,531件だったものが、2022年までの5年間で17,725件まで急増しています。
その背景にあるのは、アジャイル開発の世界的な普及、ソフトウェア化の進展が挙げられます。ハードウェアやサービスだけでなく、ソフトウェアを組み合わせ、提供価値を広げる取り組みが世界的に増えています。米国では実際に、IT業界だけでなく、ホテルやメーカーでもプロダクトマネージャーを採用する企業が増えています。

次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

その流れを受け、日本においても、顧客ニーズに基づき、最適な製品をつくるプロダクトマネージャーを採用する企業が増えてきました。

一方、日本において、職種としての歴史が浅く、以下のような課題が構造的に存在しています。

  • 日本市場の特性として、開発サイドよりも営業サイドが強く、開発サイドに顧客情報が届きづらい
  • プロダクトマネジメント業務は多岐に渡り、属人的で標準化がしづらい
  • 採用市場に人材が少なく、経験あるプロダクトマネージャーが慢性的に不足
次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

そこでFlyleは、プロダクトマネージャーがより創造的な業務に注力できるよう労働集約的な業務を効率化・自動化するサービスの開発・提供をしています。Flyleは21年6月にプロダクトマネジメントプラットフォームを提供開始。黎明期の業界の中、これまでに大手SaaS企業、大手人材企業、スタートアップをはじめとし100社以上の利用実績があります。

次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」について

「Flyle」は、製品フィードバック・失注理由・解約理由など、多様な経路のデータを集約・一元化。さらに、集めたデータを基に、機能開発の優先度づけ・ロードマップでの共有を可能にするクラウドサービスです。
複雑なプロダクトマネジメントのプロセスを、ワンストップでワークフローを構築、既存業務を効率化する多様な機能を揃えています。
サービスサイト:https://flyle.io/jp

次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

Flyleの5つの特徴的な機能

①ロードマップ共有:OKRや担当毎の開発ロードマップを、開発背景と共に共有
②フィードバック管理:Slackなどに散らばる顧客フィードバックとCRMなどのセグメント情報を統合し、ユーザーの本質的なニーズを見極めることができます
③ソリューション管理・企画:重要な顧客の要望や営業の失注理由を参照しながら、顧客課題に刺さる機能を企画
④開発優先度づけ:影響度・収益インパクトなど、優先度付けのロジックを設計し、コンセンサスを取りやすく
⑤開発チーム連携:機能開発の背景の認識の差分・開発バックログとの差分をなくす

Flyleのお客様事例

お客様事例ページ:https://flyle.io/jp/usecases
大手SaaS企業、大手人材企業、スタートアップを始めとし、幅広い導入実績があり、直近ではIT業界以外のお客様にも導入が始まっています。下記は、掲載許可を頂いているお客さまの一例となります。

次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

また、Flyleが位置する、プロダクトマネジメントソフトウェア領域は、バリューチェーンの両側の市場が大きく伸びており、今後の成長が予測されています。また、世界的に黎明期の市場ながら、米国、チェコ、イスラエルなど、各国から有力な企業が誕生しています。
将来的な英語圏展開も視野に入れ、プロダクト開発速度を大きく早めるべく、今回の資金調達を実施しました。

次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

今後は、フィードバック収集・分析・仮説検証などの「自動化」系の機能を大きく強化すると同時に、ロードマップを軸としたアラインメントを強化する機能開発に大きく投資をしていきます。

これまでの出資者
■シードラウンド:UB Ventures、共同創業者3名の前職のCEO・CTOをはじめとした個人投資家から8100万円を資金調達。
■プレシリーズAラウンド:ALL STAR SAAS FUND、UB Ventures、Tably株式会社から、3億円を資金調達。

引受先企業からのコメント
■前田ヒロ 氏(ALL STAR SAAS FUND マネージングパートナー)

次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

SaaSを展開するベンダーが増え、ソフトウェアの選択肢も増加し、導入検討段階で企業が必要とする情報も比較的簡単に手に入るようになった今。まさに「お客さまが、より本質的にプロダクトやサービスを選ぶ時代」が到来したと言えるでしょう。このような中、どれだけ『ユーザー目線』を持って製品を開発できるか、という点が、製品を提供する側の企業にとっての成功の鍵となります。そしてこの『ユーザー目線』を持った開発を実行するためには、部門間の高い連携と、ユーザーの声をリアルタイムで拾う仕組みが不可欠であり、この仕組みを用いて開発を推進するプロダクトマネジメントが非常に重要な役割を果たすと考えています。 この仕組み作りを支えるサービス「Flyle」は、スタートアップはもちろん、カスタマーセントリックなソフトウェア開発を行うエンタープライズ企業を含む全ての企業に寄り添う、プロダクトマネジメント業界を支える重要な存在となると期待しています。ALL STAR SAAS FUNDは、フライルを支援する投資家、皆さまと共に、同社の成長をサポートして参ります。

■岩澤脩 氏(UB Ventures 代表取締役 マネージング・パートナー)

次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

時代は「ユーザー中心の時代」へとシフトし、よりよいプロダクトを作るには、ユーザーの声を正確に・素早く収集することが不可欠となりました。この流れはスタートアップに限らず、大企業にも拡がりつつあります。 シード期よりブレないビジョンを掲げ、愚直にプロダクト・顧客に向き合ってきたフライル。新時代のビジネスインフラとなり、日本のプロダクトマネジメント市場を牽引する存在となることを確信し、今回追加出資をさせていただきました。 日本のプロダクトマネジメント市場は黎明期にあります。自社の発展とともに市場を創造する フライルのビジョン実現をUB Venturesは継続支援していきます。

■及川卓也 氏(Tably株式会社 代表取締役 Technology Enabler)

次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

プロダクトを創り育てるために必要となるのが、プロダクトマネジメントです。プロダクトマネジメントはプロダクトマネージャーが中心となりますが、優秀なプロダクトマネージャーがいれば良いという単純なものではありません。プロダクトチームが顧客に向き合い、素早く仮説検証を進めていくことが必要です。プロダクトを成功に導くための仕組みをプロダクトチームにもたらすものとして、Flyleに高く期待しています。

採用情報に関して
Flyleは、組織規模10名以下のフェーズです。次のフェーズに向けて、ソフトウェアエンジニア、UIUXデザイナー、セールスを中心に一緒にご挑戦いただける方を探しております。
採用ページはこちら:https://herp.careers/v1/flyle
Meetyでのカジュアル面談はこちら:https://meety.net/articles/t2–gbwkahaqv6

次世代プロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」、プレシリーズAで3億円の資金調達を実施

Flyleについて
「Flyle」は、顧客フィードバック収集・集約の自動化から、部門を越えた情報共有、優先順位付け、開発バックログへの反映まで、一気通貫で効率化・高度化する次世代プロダクトマネジメントツールです。機能リリースの目的化を防ぎ、顧客価値と収益を両立し、ビルドトラップを防ぐことをサポートします。Slack、Zendesk、Jira、Salesforceを始めとした多様なツールとの連携機能も提供しています。
サービスURL:https://flyle.io/jp

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