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2018年、動画広告市場規模は昨年対比134%の1,843億円に

時計2018.12.05

更新2018.12.05

サイバーエージェントは11月30日、動画広告市場の動向について調査結果を公表した。調査はオンラインビデオ総研、デジタルインファクトとの共同で実施されました。

同調査結果によれば、2018年の市場規模は昨年対比134%の1,843億円に達する見通しです。2019年には2,312億円、更に2024年には4,957億円にまで到達すると予測した。

動画広告市場の背景 2018年

オンラインメディアにおける動画フォーマットの拡大、ライブ配信を中心とする動画専門メディアの普及、ユーザーによるオンライン動画視聴が日常的な習慣として定着しつつあること、オンライン動画の視聴環境が様々なデバイスに拡大していることを市場成長の背景として挙げています。

動画広告市場推計・予測

デバイス別


市場推計をデバイス別にみると、市場の85%をスマートフォン向けが占めている。市場規模は昨年対比143%の1,563億円となり、スマートフォン向けの動画広告が市場の成長を牽引していることがわかる。一方、PC向けの規模は280億円と推計している。

市場規模は今後も堅調に成長すると考えられており、2019年には2,312億円、更に2024年には4,957億円にまで到達すると予測される。サイバーエージェントによれば、「大手広告主を中心に自社製品・サービスのブランディングを目的にした動画広告の出稿が定着、その需要は引き続き増加傾向が見られる」とのこと。

フォーマット別

市場推計を広告フォーマット別にみると、2018年の市場規模全体に占める割合が最も大きいものはインストリーム広告の756億円であった。次に、インフィード広告の703億円と続く。市場規模は今後も成長するが、この傾向は変わらないと考えられている。なお、2024年におけるインストリーム広告、インフィード広告の市場規模は、それぞれ2,083億円、1,784億円となる見通しです。

同調査結果では、インストリーム動画広告の動向について「縦型フォーマットの提供が本格的に検討されるなど、ユーザーの動画視聴行動に最適なフォーマット提供に向けた研究や商品の開発が進んだ。また、ゲームやコミックなどのアプリケーション内で提供される動画リワードなどの広告フォーマットの需要も拡大した」としている。

動画広告市場の課題・今後

動画広告においても、ブランドセーフティの問題が課題となっているが、対策も進みつつある。ライブ配信サービスや特徴的な動画媒体の増加なども相まって、動画広告は引き続き成長していくと期待されている。

関連リンク

株式会社サイバーエージェント プレスリリース
サイバーエージェント、2018年国内動画広告の市場調査を実施

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