【調査レポート】73%のユーザーがGoogleマップ上での行動後に来店したと回答!ルート検索を行うユーザーの来店数が最も高い結果に
2024.06.28
2024.06.28
株式会社ベクトルの子会社である株式会社トライハッチは、Googleマップを利用してレストランを検索したユーザー1,090名を対象にした行動傾向調査を実施しました。その結果、Googleマップ上で検索行動を行ったユーザーのうち76%が来店したと回答しました。また、検索行動の中で最も来店につながったのはルート検索であることがわかりました。
目次
調査サマリー
本調査では、過去3ヶ月以内にGoogleマップでレストランや居酒屋を探したユーザーのうち、73%がGoogleマップを通じて来店しており、その中でも67.9%が1店舗から3店舗を比較検討したと回答しました。また、行動軸ではルート検索に関連する行動を行うユーザーが70%近くを占め、その後の来店率も高い傾向にありました。こうした背景から、来店者数を増やすためには、Googleマップ上の店舗情報の最適化を行い、行動を促すことが重要であると考えられます。
さらに、3店舗を比較検討したユーザーの行動内容を深掘りしていくと、ウェブサイトを閲覧したユーザーの来店率は65%であるが、ルート検索とウェブサイトの閲覧を行ったユーザーの来店率は85%となりました。
一方で、通話などの行動数は少ない傾向にあり、ウェブ上の行動を通して通話はハードルが高いと考えるユーザーが多いことが読み取れます。予約システムを導入する店舗も増加していますが、今後はよりウェブ上で完結する動きを強化していく必要があると考えられます。
【調査結果概要】
調査対象としたGoogleマップで検索した利用者のうち73%が実際の店舗に来店。Googleマップ上での比較店舗数は、3店舗以内のユーザーが約68%を占め、比較検討数は少ない結果となった。
ルート検索に関連する行動が全体の約70%を占め、ルート検索数を増やすことで来店につながりやすい傾向が見られた。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
地域 :全国
調査対象:過去3ヶ月以内にGoogleマップを活用してお店探しをしたユーザー
調査時期:2024年5月
※本リリースの調査結果や分析をご掲載いただく際には「株式会社トライハッチ 調べ」とご記載し、ページ(https://meo.tryhatch.co.jp/meo-2/research-user-action)へのリンクを設置ください。
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調査の目的 / 背景
トライハッチは、これまでに6万店舗以上の店舗集客を支援してきました。その経験を通じて、Googleビジネスプロフィールやその他のデジタル施策において、企業経営者は一定の課題を抱えていると認識しています。
本調査は、企業経営者がGoogleマップ上でのユーザー行動傾向を把握することで、今後のMEO業界の方向性や課題を理解し、適切な対策を講じることを目的としています。調査結果は、店舗運営におけるデジタルマーケティングの効果を高めるための指針となることを期待しています。
また、定期的に調査を実施し、データに基づくインサイトを提供することで、企業のデジタルマーケティング戦略の強化をサポートして参ります。
調査結果1: 過去3ヶ月以内にレストランや居酒屋を検索したユーザーのうち73%が実際に来店
過去3ヶ月以内にレストランや居酒屋を検索したユーザーのうち、約73%が店舗に来店した結果となりました。
このデータは、Googleマップ上の検索行動が店舗の集客に大きな影響を与えていることを示唆し、Googleビジネスプロフィールの運用が今後ますます重要であることを示唆しています。
調査結果2: Googleマップ上で比較検討の店舗数は3店舗が最も多い結果に
本調査では、来店したユーザーが73%を超える結果となりましたが、その中でも3店舗を比較検討したユーザーが31.4%と最も高く、ついで2店舗(23%)、1店舗(13.5%)との結果になりました。店舗を比較するユーザーが3店舗以内の傾向が強く、ある程度SNSやポータルサイトなどで情報を集めた後にGoogleマップで検索するユーザーが多いことが伺えます。
一方で、弊社が過去に行った調査では、店舗の口コミの星評価が3.5点以下だと店舗に対してネガティブに感じるユーザーは全体の75%との結果も出ており、Googleビジネスプロフィールの管理、運用、口コミの改善を行うことも重要であることがわかります。
▼Googleマップで口コミが与える影響を調査
※2024年4月実施、662名を対象とした口コミ影響のアンケート調査結果
調査結果3: ユーザー行動で最も多いのはルート検索に関連する行動
Googleマップでレストランや居酒屋の比較検討を行ったユーザーのうち、ルート検索に関連する行動を行ったユーザーは全体の70%以上となり、ルート検索が来店行動に強い影響を与えていることがわかりました。
また、最も高い行動としては、ルート検索とウェブサイトのクリックとなっており、Googleビジネスプロフィールやウェブサイト上で魅力的な店舗情報や基本情報を整備することが重要であることがわかります。
さらに、通話をしたユーザー数は全体の8.2%と低くなっており、予約を確保するためにはウェブを通した予約システムの設置や対応が必要だと示唆されます。
調査結果4:3店舗で比較検討したユーザーで来店数が最も高いのはルート検索+ウェブサイトの閲覧。
3店舗で比較検討したユーザーを対象とした追加調査を行った結果、ルート+ウェブサイトの閲覧行動を行ったユーザーの来店数が最も高く、来店率は85%となりました。つまり、比較した3店舗のうち1店舗に来店したユーザーが85%であったため、実際の店舗への来店率は約28%近くになると予想されます。
来店率では、ルート+通話が最も高い100%となりましたが、母数が少ないため、ルートとウェブサイトのクリックを行うユーザーを増やしていくことが現実的な施策方針として有効であると考えられます。
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