ニュース・WEB広告・ツール・事例・ノウハウまで
デジタルマーケティングの今を届けるWEBメディア

youtube
feed

LINEリサーチ、1日の平均視聴時間「テレビ放送」は年代が上がるにつれて、「動画配信サービス」は若年層ほど長くなる傾向に

時計2023.08.07

更新2023.08.08

LINEリサーチ テレビ放送 動画配信サービス

このたびLINEリサーチでは、日本全国の男女を対象に、「テレビ放送」と「動画配信サービス」の1日の平均視聴時間や、視聴のタイミングなどについて調査しましたので、その結果をお知らせいたします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:
https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/42845441.html
※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。

「テレビ放送」と「動画配信サービス」の1日の平均視聴時間の比較

「テレビ放送(リアルタイム/録画)を見ている」と回答した人と、「動画配信サービス※を見ている」と回答した人に1日あたりの平均視聴時間を聞きました。
※動画配信サービス(有料・無料含む動画コンテンツを配信しているサービス)

「テレビ放送(リアルタイム/録画)を見ている」人は、全体で1日あたりの平均視聴時間が136分と2時間を超え、年代が高くなるにつれて長くなる傾向にありました。50代では159分ともっとも平均視聴時間が長いことがわかりました。10代と20代では、116分と2時間は切っているものの長い時間視聴されている様子がうかがえます。

一方「動画配信サービスを見ている」人は、全体で1日あたりの平均視聴時間が93分となり、若い年代ほど長い傾向にありました。10代では120分となり、「テレビ放送(リアルタイム/録画)を見ている」人の116分をやや上回る結果となりました。30代以降では100分を下回り、50代では77分ともっとも低くなりました。
全体の傾向としては、「テレビ放送(リアルタイム/録画)」のほうが「動画配信サービス」よりも視聴時間が長くなっていることがわかりました。

『テレビ番組』と『動画配信サービス』の視聴タイミングの比較

次に、ふだん「テレビ放送(リアルタイム/録画)を見ている」人にはテレビ番組を見るタイミング、「動画配信サービスを見ている」人には動画配信サービスを見るタイミングについて聞きました。

「テレビ番組」を見るタイミングは、全体では「夜の食事をしながら」が58.0%で1位となり、「居間やリビングでくつろぎながら」が53.5%で2位となりました。3位以降は「朝の食事をしながら」「朝の身じたく中」が3割台で続きました。「居間やリビングでくつろぎながら」を除いた上位項目をみてみると、食事や身じたくをしながらなど、何か別のことをしながら「テレビ番組」を見ている“ながら見”の様子がうかがえます。これらの項目は「テレビ番組」のほうが「動画配信サービス」に比べて20ポイント以上高い結果でした。

「動画配信サービス」を見るタイミングは、「居間やリビングでくつろぎながら」が47.2%で1位となり、「寝る前に、ベッドやふとんなどの中で」が45.6%で2位となり、僅差で続く結果となりました。2位の「寝る前に、ベッドやふとんなどの中で」で見る人は「動画配信サービス」のほうが「テレビ番組」に比べて30ポイント以上も高い結果でした。また、7位には「仕事や学校の休み時間」、9位には「帰宅中」が入り、休憩中や移動時間に見ていることがわかりました。

「テレビ番組」と「動画配信サービス」を見るタイミングの共通点として、食事中やリビングなどでくつろいでいるときに番組やコンテンツを楽しんでいる様子がうかがえます。

『テレビ番組』と『動画配信サービス』の視聴タイミングの年代別での比較

年代別に「テレビ番組」を見るタイミングをみてみると、すべての年代で「夜の食事をしながら」「居間やリビングでくつろぎながら」が上位となりました。「夜の食事をしながら」は、すべての年代で5割超、20代と50代では6割超となり、多くの人が夕食時間にテレビ番組をみていることがわかりました。「居間やリビングでくつろぎながら」は、30代以降で5割超となりました。「朝の身じたく中」は、30代と40代で3割超となりました。テレビ番組を見るタイミングは、ほとんどの項目で年代差はあまりみられませんでした。

「動画配信サービス」を見るタイミングをみてみると、「自分の部屋でくつろぎながら」が10代でもっとも高く5割超となり、若年層ほど割合が高くなる傾向にありました。「寝る前に、ベッドやふとんなどの中で」は、すべての年代で上位に入り、特に20代では5割台後半となり1位でした。「昼の食事をしながら」は20代で約2割で、「家事や掃除など身の回りのことをしながら」は30代で約2割でした。

『テレビ番組』と『動画配信サービス』のよく見るジャンルの比較

「テレビ放送(リアルタイム/録画)を見ている」と回答した人にはテレビ番組でよく見るジャンルを、「動画配信サービスを見ている」と回答した人には動画配信サービスでよく見るジャンルを聞きました。

よく見ている「テレビ番組」のジャンルをみると、全体では「バラエティ」が約6割で1位となりました。次いで「国内ドラマ」「ニュース/報道」が4割台で続きました。6位には「情報/ワイドショー」、10位には「クイズ」がランクインしました。これらのジャンルは「動画配信サービス」に比べて10ポイント以上高くなりました。

よく見ている「動画配信サービス」のジャンルをみると、全体では「アニメ/特撮」が36.6%で1位となりました。次いで「音楽」「国内ドラマ」「バラエティ」が3割台で続きました。全体1位の「アニメ/特撮」や6位以降の「海外映画」「趣味/教養」「海外ドラマ」は、「テレビ番組」に比べて6ポイント以上高い結果でした。

『テレビ番組』と『動画配信サービス』のよく見るジャンルの年代別での比較

よく見ている「テレビ番組」のジャンルでは、すべての年代で「バラエティ」が1位となり、20代と30代では6割超と高くなりました。40代と50代では「国内ドラマ」や「ニュース/報道」「情報/ワイドショー」の割合が他の年代に比べて高めでした。「テレビ番組」のジャンルでは全体的に年代が上がるほど割合の高い項目が多い傾向にありました。上位5位以内には入りませんでしたが、10代では「クイズ」の割合が高く、中でも12~15歳では男女ともに2割超となりました。30代は「こども/教養」が9位にランクインしました。また、「音楽」や「国内ドラマ」は女性のほうが男性に比べて10ポイント以上高くなりました。

よく見ている「動画配信サービス」のジャンルでは、10~30代で「アニメ/特撮」が1位となり、特に10代と20代では5割弱と高めでした。10代と20代では「音楽」も割合が高く上位となりました。20代以降では、「国内映画」と「海外映画」が2割台となり、50代では5位以内にいずれもランクインしました。また、「趣味/教養」は10代では5位でした。

男女別にみると、女性は「国内ドラマ」が顕著に高く男性に比べて20ポイント以上の差があり、女性20代では4割超となりました。男性は「アニメ/特撮」が女性に比べて8ポイント以上高い結果でした。「テレビ番組」と「動画配信サービス」では、視聴ジャンルの傾向に違いがみられました。

LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施していきます。

調査について

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の12歳~59歳の男女
実施時期:2023年5月31日~6月5日
有効回収数:50,000サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

「LINEリサーチ」について

「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約630万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め※、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
※2023年1月時点

「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

関連リンク

LINE株式会社
1日の平均視聴時間「テレビ放送」は年代が上がるにつれて、「動画配信サービス」は若年層ほど長くなる傾向に

当ウェブサイトでは、サイトの利便性向上を目的に、クッキーを使用しております。
詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。また、サイト利用を継続することにより、クッキーの使用に同意するものとします。
同意する