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デジタルサイネージ広告とは?従来広告との違い、種類を解説

時計2022.11.02

更新2024.05.16

デジタルサイネージ広告とは?従来広告との違いやメリット・デメリット、種類を解説

近年町中で多く見かけるようになったのがデジタルサイネージです。デジタルサイネージを使った広告配信は従来の広告に比べどういった特徴やメリットがあるのでしょうか。

この記事では、デジタルサイネージの概要とデジタルサイネージ広告の特徴やメリットを解説します。

デジタルサイネージ・デジタルサイネージ広告とは

デジタルサイネージは日本語で電子看板という意味です。ディスプレイやプロジェクター・LEDを用いて映像や文字を表示する看板のことを言います。例えば、電車内の液晶ディスプレイや町中の大型ビジョンなどです。

デジタルサイネージを用いて表示・放映される広告をデジタルサイネージ広告といいます

近年、あらゆる場所にデジタルサイネージの設置が進んでおり、駅構内・電車内、タクシー、バス、空港、病院、ショッピングセンター、ホテル・旅館、公共トイレなど様々な場所に設置されています。

デジタルサイネージ広告市場は年々増加

2021年12月に株式会社CARTA HOLDINGSと株式会社デジタルインファクトが共同で実施したデジタルサイネージ市場調査によると、デジタルサイネージの広告市場は年々増加していることがわかります。2025年には2020年と比較して2倍以上の1,083億円になる予想です。

出典:株式会社CARTA HOLDINGS「デジタルサイネージ市場調査

同調査では主要駅や交通機関内・店舗内など広告配信面も充実・拡大の一途を辿っていることが言及されており、広告配信の環境面から見ても今後成長が見込まれる市場と言えるでしょう。

デジタルサイネージの種類

デジタルサイネージは大きく分けて3つの種類があります。

スタンドアロン型

インターネットに接続せずに利用できるデジタルサイネージです。掲載コンテンツを保存したUSBカードやSDカードを差し込むとディスプレイにコンテンツが表示されます。スライドショー機能を使うことでコンテンツを繰り返し流すことができます。

掲載コンテンツの差し替えは時は、都度PCから差し替えるコンテンツをUSBカードやSDカードに保存し、再び機器の差し込む必要があります。そのため掲載

ネットワーク型(クラウド型)

ネットワークに接続されており、通信機能を持ったデジタルサイネージです。掲載コンテンツはクラウドから管理が可能で、様々なコンテンツを配信することが出来ます。

また、掲載コンテンツの差し替えなどの管理はPC上から遠隔操作が可能なため、頻繁に差し替えが必要になる場合にはネットワーク型の利用がよいでしょう。

インタラクティブ型

インタラクティブ型は、タッチパネルやモーションセンサーを搭載したデジタルサイネージです。広告パネルの操作を通してユーザーも参加できることから、一方向ではなく双方向のコミュニケーションを生むことが出来ます。

デジタルサイネージ広告の特徴・メリット

映像・音声活用ができ認識されやすい

デジタルサイネージ広告は映像や音声を用いることができ、広告が目に留まりやすくなります。また、従来の看板広告よりも多くの情報を視聴者に提供することが出来ます。

時間単位で広告の切り替えが可能

デジタルサイネージ広告は時間帯によって掲載する広告を切り替えることが出来ます。

訴求したい層が見るであろう時間帯に限定して配信したり、時間帯による生活者心理に合わせて広告のビジュアルや訴求メッセージを変えるといったことも可能で、広告効果を高めやすくなります。

広告の差し替えが容易

デジタルサイネージ広告はデータを差し替えるだけで広告を変更することができるため、従来の看板広告でかかる掲示物の張替えのような時間・手間がなくなります。これにより、サービスの最新情報や消費者ニーズ、市場動向などに合わせてリアルタイムな広告掲載が可能になります。

広告コストを削減できる

デジタルサイネージ広告の場合、広告配信や変更はデータの差し替えをするだけで完了し、1つの広告を複数のデジタルサイネージに配信することも可能です。

従来の印刷物での広告掲載は、広告制作以外に広告の印刷・運搬・張替え作業の人件費など多くの費用がかかります。また、複数の場所に同じデザインの広告を掲載する場合でも、各掲載場所のサイズ似合わせ複数の広告を制作しなければなりません。これらが無くなることでコスト削減に繋がります。

デジタルサイネージ広告の主な活用場所

デジタルサイネージ広告は掲載場所によって「交通広告」「屋内広告」「屋外広告」の3つの種類があります。それぞれの主な活用場所を解説します。

交通広告でのデジタルサイネージ活用

  • 電車内
  • タクシー内
  • 駅構内
  • バス停
  • 空港内

交通広告は繰り返し広告を視聴することが多く、特に通勤通学で日常的に利用する電車内や駅構内では多くの人に継続的に広告を認識して貰えます。

タクシー内では曜日や時間帯によってビジネスパーソン向けやファミリー向け、高齢者向けなどターゲットが変わります。他にも、バスの場合は地域の情報、空港内ではビズネス向けから旅行者向けまで幅広く配信など、交通機関や利用時間によって利用者層や利用目的が変わるため、配信内容を柔軟に設定できるデジタルサイネージ広告の利用が効率的・効果的と言えます。

屋内広告でのデジタルサイネージ活用

  • 商業施設・店舗
  • 飲食店
  • 美容院・サロン
  • 病院
  • ホテル

屋内でのデジタルサイネージ活用範囲は多岐にわたり、近年では大型商業施設から各販売・飲食点や病院など様々な場所に普及しています。

屋内広告は掲載場所(店舗)によって訴求対象が絞られるため、店舗サービスの認知拡大やブランド理解の向上、特定の層に対する広告配信に適しています。特に待ち時間が発生するような飲食店・美容院やサロン・病院といった場所では自然と広告を視聴する可能性が高く、訴求機会を得やすくなります。

屋外広告でのデジタルサイネージ活用

  • 屋外ビジョン
  • 屋外看板
  • 店舗外壁
  • イベント・展示会

屋外広告の場合、映像や音声を用いることで広告に意識を向けることが出来ます。繁華街の大型ビジョンやイベント会場などでのデジタルサイネージの活用は多数の人にアプローチできる手段となります。

まとめ

デジタルサイネージは導入費用や新たなクリエイティブ制作環境の整備などが必要にはなりますが、これまでとは違う広告の見せ方や潜在顧客へのアプローチ、消費者とのコミュニケーションが出来ます。

シンクアドでは今後デジタルサイネージ広告の配信サービス等もご紹介していきますので、気になる方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

今回はデジタルサイネージ広告について解説しました。

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