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5A

syncAD(シンクアド)

フィリップ・コトラーの提唱する5A理論とは、顧客との関係構築のプロセスであり、スマートフォン時代において重要になっています。

5A理論とは、「認知(Aware)」、「訴求(Appeal)」、「調査(Ask)」、「行動(Act)」、「推奨(Adocate」という5つのステップからなります。この理論は、スマートフォンの普及と共にSNS時代の消費者心理と社会的変化を深く理解しており、企業がよりよい顧客関係を構築するための枠組みとなっています。

この理論は、マーケティング業界だけでなく、一般的にビジネス界で重要視されています。スマートフォンが主体の生活、SNS時代においては、顧客との直接的な対話が容易になったため、コトラーの5A理論が重要視されるようになりました。

認知(Aware)とは

家族、友人、職場の人から商品、ブランドを知っている状態を指します。マーケティング業界で使われているカスタマージャーニーの入口「認知」の部分を指します。

訴求(Appeal)とは

認知(Aware)から商品やブランド、サービスの広告を見たり情報整理している段階です。訴求という言葉からまずはお客様に興味・関心をもってもらうアプローチになります。

調査(Ask)とは

気になる商品、サービスを調査している状態です。以前はテレビCMや新聞、折込チラシなどでどんな商品なのか?を調べていましたが、最近はネット検索のレビューをみたりして商品に関する詳細を調べています。

行動(Act)とは

認知、訴求、調査まで終わるとお客様が商品情報を見て興味・関心が高まって購入する状態になります。購入方法は店舗やオンラインショップが挙げられます。

推奨(Adocate)とは

商品を購入後、SNSや口コミサイトに良かった感想を書いた方も多いと思います。その状態が推奨です。お客様が自発的に他のお客様に推奨していくことを指します。

5A理論は、企業が効果的な顧客関係を築くために必要なステップを提供しています。SNS時代においては、顧客との直接的な関係がより一層重要視されるため、5A理論を徹底することで企業は商品やブランド認知。商品の売上への近道を進めることができます。

AISASとの違いはネットに限定しているかどうか

AISASの法則は、「Attention(注意・認知)」→「Interest(興味・関心)」→「Search(検索)」→「Action(行動)」→「Share(共有)」とネット上での行動に限定しています。しかし、マーケティング4.0では「企業と顧客がオンラインとオフラインを一本化させる」ことが、これからのマーケティングで重要になってきます。

マーケティング4.0とは、企業と顧客のオンライン交流とオフライン交流を一体化させるマーケティング・アプローチである。デジタル経済では、デジタルの交流だけでは不十分だ。それどころか、ますますオンライン化している世界で、オフラインの触れ合いは強力な差別化要因になる。

※出典:NewsPicks 伝統からデジタルに進化する「マーケティング4.0」とは
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