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フラーとエム・データ、「TVCMの放映回数とモバイルアプリ利用に関する調査」を実施

時計2019.11.26

更新2019.11.26

フラー株式会社

TVCMの放映によるアプリ利用の変化には短期と中長期「2つの波」が存在。

アプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」を手がけるフラー株式会社(本社:千葉県柏市、代表取締役:渋谷 修太・櫻井 裕基、以下「フラー」)は、テレビの放送内容をテキスト化した「TVメタデータ」を提供する株式会社エム・データ(本社:東京都港区、代表取締役:関根 俊哉、以下「エム・データ」)と共同で、モバイルアプリに関するTVCMの放映回数・時間とアプリ利用についての調査を実施しました。

TVCMというマーケティング施策がアプリのグロースや運営にどのような形でどれくらい寄与するのかを可視化するため、共同で調査したものです。調査結果についての詳細なレポートは、下記の特設ページにて無料配布いたします。今回は調査結果の一部を紹介します。

特設サイトURL:https://lab.appa.pe/2019-11/m-data-and-app-ape-report.html

調査結果のポイント

アプリの成長に効くTVCM施策は大きく分けて2つの波が存在し、マーケティング施策を打つ企業の思惑や狙いについて、TVCMの回数とアプリの利用動向を掛け合わせたデータからある程度読み取ることができることが明らかとなりました。

① TVCM放映期間中の短期的なアプリの成長を狙った「山波」タイプ
TVCMの放映回数・時間に明確な「山波」があるアプリは、ユーザーの利用を示すDAUやインストールなどの指標も連動して大きく跳ね上がりました。短期間に集中してTVCMを打ち出すことで、その期間中のアプリのグロースの最大化を図っている様子が垣間見える結果となりました。

② 長期のTVCM放映で息の長いアプリの成長やユーザーの維持を狙った「さざ波」タイプ
一方、キャンペーンなどで放映回数の多少はあるものの、長期にわたり「さざ波」のようにTVCMを放映するアプリは、TVCMの放映の瞬間にユーザーの利用を示す指標が大きく動くことはないものの、長期のアプリの成長や規模の維持につながっており、アプリのグロースに関する息の長い施策の一端をTVCMで補完する様子が見えました。

データのご紹介

(一部、レポートでは実際のアプリ名を紹介しています)
①ゲームアプリA:「山波」タイプ
フラー株式会社 株式会社エム・データ

ゲームアプリのAは、大小のキャンペーンを使い分けており、最大で週当たり150回を超えるTVCMを投下しています。規模の大きなキャンペーンは、DAUの増加に確実に寄与している姿がデータから見て取れます。特に2018年10月のキャンペーンでは、新規インストールも大きく伸ばしており、TVCMの大きな山波を形成しながら。アプリのユーザー獲得につなげました。

②ニュースアプリB:「さざ波」タイプ
フラー株式会社 株式会社エム・データ

ニュースアプリBは、定常的に一定量のTVCMを投下し、長期的な成果を狙っています。2019年2~3月に放送回数を最大で週当たり約110回と定常の2倍に増やしたキャンペーンでは、ユーザの呼び戻しに成功したもようです。日常的にテレビを視聴するユーザーを意識したTVCM出稿でインストールを安定確保している様子がデータから垣間見ることができます。

特設サイトURL:https://lab.appa.pe/2019-11/m-data-and-app-ape-report.html

調査の概要

TVCMというマーケティングの施策がアプリのグロースにどのような形でどれくらい寄与するのかを可視化するため、主要なアプリのTVCMの放映回数とアプリ利用の関係についての共同調査を実施しました。

対象期間: 2018年4月〜2019年3月
対象データ: エム・データで蓄積する「TVメタデータ」、App Apeで蓄積するアプリ利用推計データ(サンプル数約3万)

関連リンク

フラー株式会社
株式会社エム・データ
フラーとエム・データ、「TVCMの放映回数とモバイルアプリ利用に関する調査」を実施 TVCMの放映によるアプリ利用の変化には短期と中長期「2つの波」が存在。

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