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【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

時計2020.09.01

更新2020.09.01

MMD研究所

MMD研究所は、株式会社テスティーが提供するスマートフォンアンケートアプリにて共同調査を行いました。第11弾となる今回は、12歳~15歳の中学生の男女400人と、中学生の子供を持つ30歳~50歳の母親353人を対象に2020年8月5日~8月10日の期間で「オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査」を実施いたしました。調査結果は以下の通りです。

【調査結果サマリー】

■ 休校要請のあった3月2日~5月末までの学校の体制、「休校していた」が95.9%
休校中の連絡方法は「アプリ」「電話」「メール」

■ 中学生の学校主催のオンライン授業経験者は51.8%、利用サービスは「Zoom」がトップ

■ 学習塾主催のオンライン授業を中学生が55.8%、中学生の母親が78.4%認知
中学生、中学生の母親のどちらも8割以上が「満足している」と回答

■ 休校要請後の友人との交流は「チャットアプリでテキストやスタンプのやり取り」がトップ 利用サービスは「LINE」が92.4%、次いで「Zoom」が14.9%

■ 今後のオンライン学習の利用意向は中学生、中学生の母親ともに7割以上
「9月入学」に対する賛成の声や不安の声

■ 休校要請のあった3月2日~5月末までの学校の体制、「休校していた」が95.9% 休校中の連絡方法は「アプリ」「電話」「メール」

12歳~15歳の中学生の男女400人と、中学生の子供を持つ30歳~50歳の母親353人の計753人を対象に、休校要請のあった3月2日~5月末までの3か月間、通っている学校はどのような体制だったか聞いたところ、「休校していた」は95.9%となり、そのうち、「休校が多かったが、登校もしていた」が54.7%と最も多く、次に「休校していた(登校は一度もしていない)」が36.0%、「登校が多かったが、休校もしていた」が9.3%となった。

※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

次に、休校していたと回答した722人を対象に、休校中の学校からの連絡方法について複数回答で聞いたところ、「アプリで連絡」が58.0%と最も多く、次に「電話で連絡」が30.3%、「メールで連絡」が25.6%となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

■ 中学生の学校主催のオンライン授業経験者は51.8%、利用サービスは「Zoom」がトップ

中学生400人と中学生の母親353人を対象に、オンライン授業について知っているか聞いたところ、認知に関して中学生は92.7%、中学生の母親は91.8%とどちらも9割以上知っているという結果となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

次に、休校していたと回答した722人を対象に、学校が主催するオンライン授業を受けたか聞いたところ、「受けたことがない/オンライン授業をやっていない」は中学生(n=380)が48.2%、中学生の母親(n=342)が45.9%とどちらも最も多く、次に「以前は受けていたが、今は受けていない」は中学生、中学生の母親ともに36.3%、「現在受けている」は中学生が15.5%、中学生の母親が17.8%となり、オンライン授業経験者は中学生が51.8%、中学生の母親が54.1%となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

次に、学校主催のオンライン授業経験者382人を対象に、学校主催のオンライン授業で利用しているサービスを複数回答で聞いたところ、「Zoom」が33.0%と最も多く、次に「スタディサプリ」が22.8%、「Classi」が13.4%となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

続いて、学校主催のオンライン授業に満足しているか対象者別に聞いたところ、「満足している」「やや満足している」を合わせた満足度は中学生(n=197)が73.6%、中学生の母親(n=185)が63.8%となり、9.8ポイント差となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

次に、学校主催のオンライン授業を利用したことがない340人を対象に、休校中の学習について複数回答で聞いたところ、「登校時に渡された宿題をしている」が58.5%と最も多く、次に「自学自習している」が32.6%、「送付されてくる宿題をしている」が29.7%となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

■ 学習塾主催のオンライン授業を中学生が55.8%、中学生の母親が78.4%認知 中学生、中学生の母親のどちらも8割以上が「満足している」と回答

オンライン学習について知っていると回答した695人を対象に、学習塾が主催するオンライン授業を知っているか聞いたところ、中学生(n=371)は55.8%、中学生の母親(n=324)は78.4%が知っていると回答し、そのうち「知っているが、受けたことはない」は中学生が26.7%、中学生の母親が41.4%と最も多く、次に「以前は受けていたが、今は受けていない」は中学生が17.3%、中学生の母親が24.7%、「現在受けている」は中学生が11.9%、中学生の母親が12.3%となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

続いて、学習塾主催のオンライン授業を利用したことがある228人を対象に、学習塾主催のオンライン授業に満足しているか対象者別に聞いたところ、「満足している」「やや満足している」を合わせた満足度は中学生(n=108)が83.4%、中学生の母親(n=120)が80.8%となり、2.6ポイント差となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

■ 休校要請後の友人との交流は「チャットアプリでテキストやスタンプのやり取り」がトップ
利用サービスは「LINE」が92.4%、次いで「Zoom」が14.9%

休校していたと回答した中学生380人を対象に、休校要請後の友人との交流について複数回答で聞いたところ、「チャットアプリでテキストやスタンプのやり取り」が64.7%と最も多く、次に「電話」39.2%、「チャットアプリでビデオ通話のやり取り」が30.8%となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

次に、休校要請後に友人とチャットアプリを使って交流している中学生262人を対象に、交流時に利用しているサービスについて複数回答で聞いたところ、「LINE」が92.4%と最も多く、次に「Zoom」が14.9%、「カカオトーク」「FaceTime」「Skype」が4.2%となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

■ 今後のオンライン学習の利用意向は中学生、中学生の母親ともに7割以上 「9月入学」に対する賛成の声や不安の声

学校主催または学習塾主催のオンライン授業を現在も利用していると回答した163人を対象に、今後もオンラインでの学習を継続したいか聞いたところ、「継続したい」「やや継続したい」を合わせた継続意向は中学生(n=84)が75.0%、中学生の母親(n=79)が79.7%となり、4.7ポイント差となった。

【MMD研究所】オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査を実施

最後に、学校の入学・始業時期を秋にずらす「9月入学」について、それぞれの意見を聴取したので一部を抜粋して紹介する。

<中学生>
・賛成よりの意見

「混乱はするとおもうが、他の国に合わせた方がいいので、賛成(13歳・男子)」
「いいと思う。でも、実施するのは難しいと思う。グローバル化を目指すならやったほうが、外国人留学生も行きやすいし、日本からの留学生も外国に行きやすいと思う。(12歳・女子)」
「受験のことを考えると9月にしてくれた方が安心して受験勉強できる(14歳・女子)」
「その方が学校にいける回数も多くなるから9月入学にして欲しいと思った。(15歳・女子)」
・反対よりの意見
「早く入学してたくさんの人と交流したかったけど、9月入学だと勉強も遅れて予定がぐちゃぐちゃになってしまうから個人的には残念に思っている(12歳・男子)」
「だったら一年遅らせて4月からでいい(14歳・男子)」
「8月に入ってコロナ禍でも工夫して学習できると分かったので、もう、その必要は無いと思う(15歳・男子)」
「これまでの入学、卒業といえば桜の咲く春という日本の文化を壊すことだと思う。(13歳・女子)」

<中学生の母親>
・賛成よりの意見

「海外の学校と入学時期が一緒になるので、留学しやすくなってとてもいいと思う。(38歳)」
「休みが多かったので、9月入学に変更してあげたい。これからもコロナで、休みが増えそうです。(42歳)」
・反対よりの意見
「海外では当たり前だが、今日本でやると約5ヶ月のブランクが出来る学年があるから不安(44歳)」
「9月入学になることで学年がズレる子達に対してどう対処していくのかが気になる(33歳)」

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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