SSP「adstir」、AI 搭載型アドフラウド対策ツール「SpiderAF」を導入し、不正広告への対策を強化
2019.06.12
2019.06.12
ユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長 CEO:早川与規、証券コード:2497)は、「adstir」において株式会社 Phybbit(東京都港区、代表取締役社長:大月 聡子、以下 Phybbit)が提供する AI搭載アドフラウド対策ツール「SpiderAF」の導入を開始しました。
背景
アドフラウド(広告詐欺)とは、インターネット広告配信において人間がアクセスしたように見せかけて広告を表示させ、広告費を詐取する不正行為のことです。その手口は年々高度化、巧妙化しており日本でも認知度は上がり社会問題になっています。
これまで「adstir」では不正IPの検知やメディア審査強化など独自のアドフラウド対策を行っておりましたが、この度「SpiderAF」の導入を開始し、アドフラウド対策への取り組みを強化いたします。これにより、同サービスの機械学習による検知エンジンで不正なアクセスをはじき出すことができるうえに、巧妙化したアドフラウドのデータを蓄積することでより最適な広告運用にご活用いただけます。
さらに 「adstir 」は国内大手ネットワーク各社のアドフラウドリストを共有する 「SHARED BLACKLIST MEMBERS(シェアードブラックリスト メンバーズ)」に参画しました。
SHARED BLACKLIST(以降、SBL)特設サイト(https://spideraf.com/sharedblacklist/)
SBL とは「SpiderAF」が提供する広告配信事業者同士でアドフラウドの情報を共有するブラックリストで、 各社が一丸となって広告業界の健全化を目指す、日本初の新しい取り組みです。賛同したメンバーはアドフラウド対策チーム「SBL MEMBERS」として、アドフラウド撲滅に従事いたします。
SBL MEMBERS としての新たな取り組み
広告業界全体の基準でアドフラウド判断を審査
「SpiderAF 監視チーム」による目視確認パトロールを実施することで、今まではグレーであった人為的なフラウド判断の審査基準を一定に保ち、アドフラウド対策やブランドセーフティにつながる安全性の確保に努めます。
事前のアドフラウド対策を徹底・さらに高精度なブラックリスト
情報を共有することで不正・ブランド毀損サイト/アプリかどうかあらかじめ確認でき、事前のアドフラウド対策を強化できます。また毎日何十億ものデータを解析かつ国内の過半数以上の広告配信事業者が参加するブラックリストのため高精度です。
SpiderAFについて
SpiderAF は、誰でも簡単にアドフラウド対策を行えるよう自動化・非属人化に特化した AI搭載アドフラウド対策ツールです。アドネットワーク事業者様をはじめ代理店様、広告主様まで広くご利用頂けるツールを目指します。ブラックリストを一緒にシェアし、業界の健全化をお手伝いいただけるアドネットワーク様を募集しております。
SpiderAF:https://spideraf.com/
SSP「adstir」とは
ユナイテッドが 2011年9月に運営を開始した SSPで、アドネットワーク広告収益を最大化しつつ (イールドオプティマイズ機能)、RTB広告の競争入札を利用する事で更なる広告収益を得る事ができるメディア向けの広告マネタイズプラットフォームです。サプライサイドにおいて国内スマートフォン市場で最大規模のプラットフォームとなっています。
また、広告枠の設計や表示広告の選定など、コンサルタントによるメディアトレーディングデスク機能としての役割も広げており、今後も総合的な広告プラットフォームとして強化と発展を継続し、最新アドテクノロジーによる広告ソリューションを提供して参ります。
adstir:https://ad-stir.com/
関連リンク
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