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LiveRamp、Googleのプライバシーサンドボックスを 「FLoC」に替わる「Topics」の登場に対するコメントを発表

時計2022.03.09

更新2022.03.09

LiveRamp

データ接続プラットフォーム「LiveRamp」を活用し、Cookieレスの広告配信を実現したピープル・ベースドマーケティングを支援するLiveRamp®は、Googleが2月に開示した、より多くのプライベートな広告ソリューションの導入を目指すプライバシーサンドボックスを、数年をかけてAndroidに拡大するという取り組みについてコメントを発表します。

この発表は広告主やマーケター、パブリッシャーにとって何を意味するか?

これらのソリューションはAndroid Advertising ID (AAID)を含む、認証されていないクロスアプリケーション識別子を使用せずに、ユーザーデータの第三者との共有を制限するものです。
また、フィンガープリントなどの秘密裏にデータ収集の可能性を低減するテクノロジーを模索しており、予想ではGoogleがAAIDを完全に廃止する可能性があると考えています。

今回の発表は、LiveRampが既に取り組んできた「デジタル広告エコシステムの未来は、アドレッサブルと認証である」という事を再認識するもの以外のなにものでもありません。私たちはこの発表によって、当社の戦略や、みなさんに提供する価値に影響があるとは思っていません。
それが、「ATS」を提供し、このような発表が長期的に私たちの戦略的ポジションを高めると信じる理由です。

LiveRamp Addressability and Ecosystem SVP Travis Clingerのコメント

Googleは、プライバシーと透明性の維持を消費者に改めてはっきりと約束しています。
私たちの考えは、エコシステムに対する消費者の信頼の回復に根ざしています。
私たちは過去5年間、パブリッシャーとマーケターが信頼できる消費者関係を通じてデータを結びつけることが出来る新しいエコシステムを構築してきました。
この発表により、認証されたファーストパーティーのアイデンティティのエコシステムに、エコシステムを移行する必要性を強く印象付けるものになりました。

「ATS」がパブリッシャーに与える効果

私たちの最高のアイデンティティに基づいた「ATS」は、世界中のプライバシーの原則と規制の文言および精神に準じるように設計されています。また、パブリッシャーがユーザーとの関係を管理できるようにするために、意図的に設計されており、ユーザーに完全なコントロールと透明性を提供しながら、収益化の方法と持続可能な収益源を確保します。
我々のアプローチは、すでにモバイルアプリ内にも「ATS」が導入できることを確認しているため、検証されています。「ATS」を導入している大手モバイルアプリパブリッシャーは、アプリ内での収益化が大きく向上したことを報告しています。iOSでのeCPMsが146%の

増加、AAIDが利用可能なAndroidでもCPMは25%の増加していること確認されています。簡単に言えば、RampIDは、モバイルアプリパブリッシャーにとってより効果的に機能し、モバイルデバイスIDを利用しないアドレッサビリティの将来の道を開いています。

「ATS」は、モバイルアプリパブリッシャー、PCおよびモバイルWebパブリッシャー、そしてCTVパブリッシャーに、優れたコントロール性、柔軟性、パフォーマンスを提供します。「ATS」により、パブリッシャーは自分のIDの使用方法を管理することができ、妥協や制限なしで、需要(デマンド)と需給(サプライ)の両方で非常に大きな役割を担います。その結果、パブリッシャーは広告費に対して、大規模なソーシャルプラットフォームとも競い合うことができます。これは、自由で活気のあるオープンインターネットを維持するために必要なことです。

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LiveRamp Japan株式会社

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