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株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、本日より「メルカリ」内での広告事業「メルカリAds」を本格開始することをお知らせします。
今回本格開始する広告配信サービス「メルカリAds」はクリック課金型広告で、「メルカリ」内の検索結果画面に検索キーワードなどに合わせた広告を掲載することが可能となります。今後もお客さまのご利用状況を見ながら、掲載面の拡大などさまざまな形で事業の拡大を検討して参ります。
日本の総広告費は年間7兆円を超え、インターネット広告はそのうちの約半数の45.5%の3兆3,330億円を占めています※1。
中でも、リテールメディアと呼ばれる小売企業が顧客データを活用した広告配信手法がアメリカを中心に加速しており、EC事業者が広告事業の展開を始める動きが進んでいます。日本においてもリテールメディア広告市場は年々拡大しており、2024年に4,692億円、2028年には約2.3倍の約1兆845億円になると予測されています※2。「メルカリ」は月間2,300万人にご利用いただくサービスへと成長しており、広告事業に参入することで本市場における一定のポジションを確立できると判断いたしました。
また、「メルカリ」利用者を対象にしたアンケートによると、「メルカリ」を利用する理由として「モノを売ったお金で新たに欲しいものを購入するため」「自分の趣味をより充実させる」「メルカリでしか買えないモノを手に入れる」など、「メルカリ」を使ってやりたいことを実現するお客さまの姿が多く見られています※3。「メルカリ」内でお客さまの購買データを活用した広告を掲載することで、メルカリのお客さまにとっては二次流通で出会えないもの・サービスに出会える機会を提供してまいります。
※1:「2023年 日本の広告費」(株式会社電通)
https://www.dentsu.co.jp/news/item-cms/2024002-0227.pdf
※2:「CARTA HOLDINGS、リテールメディア広告市場調査を実施」(株式会社CARTA HOLDINGS)
https://cartaholdings.co.jp/news/20250123_2/
※3:メルカリ、サービス開始11周年記念インフォグラフィックスを公開
https://about.mercari.com/press/news/articles/20240627_11th_infographics/
配信方法
外部サイトへ誘導するオフサイト広告と「メルカリ」内へ誘導するオンサイト広告、大きく2種類の配信方法があります。
1.オフサイト広告
2.オンサイト広告
「メルカリAds」の特長は、メルカリのお客さまが他のECサイトと比べて利用時間が長い傾向にあることです。広告配信サービスを通じて、メルカリのお客さまが入力する検索キーワードや、お客さまの興味関心に一致する広告を表示することで、お客さまが欲しいものに出会える機会を一層広げてまいります。
メルカリは、今後もさまざまなパートナーと連携し、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というグループミッションの実現に向けた事業展開を続けてまいります。