https://rank-quest.jp/column/column/seo-company/
SEO支援実績4300社を誇るランクエストが収集したデータで1位~10位の検索順位毎のクリック率を解説
多くの企業やメディアが、検索結果の上位表示を目指すために日々SEO対策を行っています。しかし、上位表示が実際のクリック数増加にどの程度寄与しているのかは、常に気になるポイントです。
そこで今回は、SEO支援で4,300社以上の実績を有するランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/seo-company/ )が運営するメディアにおける検索結果上位10位までの「クリック数」、「表示回数」及び「クリック率(=クリック数 / 表示回数)」を分析し、順位とクリック率(CTR)の関係性を明らかにしました。
目次
2024年11月度:表示順位におけるクリック率
上記は、ランクエストが運営するサイト(https://rank-quest.jp/ )における2024年11月度のデータ調査結果です。観測したキーワードの総数は894件にのぼります。
1位は約28.6%のCTRを獲得、上位3位まででCTRは大幅低下
1位は28.6%と、3割近いユーザーがクリックしている計算になります。2位は14.1%、3位は6.0%と順位が下がるにつれCTRが半減・三分の一以下へと急落。これらの数値は、ユーザーが「最も上に表示される情報」を重視する傾向を明確に示しています。
4位以下で顕著な減少、5位以降は1~2%台が中心
4位以下になるとCTRは2%台、さらには1%台へとさらに低下します。5位は2.1%、6位は1.0%と、1位との比較で約20~30倍もの差が生じています。7位以降では0.7~0.8%程度でほぼ横ばいとなり、10位まで下がると0.3%にとどまります。
まとめ:CTRを高める上位表示と総合的SEO戦略の重要性
今回の分析から、検索結果の上位表示が実際の流入拡大に直結していることが改めて明らかになりました。適切なキーワード選定や高品質なコンテンツ作成、タイトル・ディスクリプションの最適化、内部・外部対策を含む総合的なSEO戦略が、上位表示を獲得し、より多くのクリックを得るために欠かせません。
検索順位とCTRには密接な相関関係があり、検索上位表示は単なる露出増に留まらず、実際のユーザー行動にも大きく影響します。今後も検索アルゴリズムの変化や競合状況を注視しつつ、継続的な改善により、多くのユーザーにリーチできるメディア運営を目指していきます。
調査概要
調査期間:2024年11月1日~2024年11月30日
調査機関:株式会社eclore
調査対象:ランクエストサイト(https://rank-quest.jp/ )
有効回答数(サンプル数):894キーワード
対象キーワードは、2024年11月中にランクエストサイトで検索結果1位から10位に掲載されたものに限定し、各順位ごとのクリック率を分析しました。
調査方法:
・Googleサーチコンソールのデータを使用し、対象キーワードの検索順位別クリック率(CTR)を算出しました。
・クリック率(CTR)は、クリック数を表示回数で割り、その結果に100を掛けてパーセンテージとして表しています。
調査結果の利用条件
1.情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/seo-company/
https://rank-quest.jp/column/column/seo-consulting/
関連リンク
●株式会社eclore
●【2024年11月度版】検索順位ごとに変化するクリック率(CTR)の真相 -上位表示でクリックはどれだけ増えるのか?-