- 本調査対象の6カ国(米国、英国、フランス、ドイツ、韓国、日本)の回答者の約25%が昨年の同時期と比較して、直近の6か月間に旅行に費やした金額が増えたと回答
- 日本の回答者の20%は旅にゆとりを持たせるために、旅行の合間で次の計画に関する予約をすると回答
- 本調査対象の6カ国の中でも、日本人が最も旅の日程を変更することを厭わず、回答者の約半数以上がお金の節約のために旅の日程を変更する方法を選択
コマースメディアを展開するCriteoは、インフレ下におけるグローバル旅行トレンドに関する調査レポートを発表しました。米国、英国、フランス、ドイツ、韓国、日本の6カ国、計6,755人を対象に実施した本調査では、インフレにより旅行の費用が高くなっているなかでも、予約方法や旅行のタイミングを調整しながら旅を楽しむ消費者の姿が見えてきました。
2024年の主な調査結果
- 本調査対象の6カ国における回答者の4人に1人が、昨年の同時期と比較し、直近の6カ月で旅行に「費やした金額が増えた」と回答しました。
- 本調査対象の6カ国における回答者の5人に1人が旅にゆとりを持たせるために旅行の合間で旅行中の計画に関する予約をすると回答し、アメリカの旅行者が最も柔軟性が高く旅行に伴う予約の大部分を出発前に完了したと回答したのは77%のみでした。
- 本調査対象の6カ国における回答者の3分の1が安さを求めて旅の日程を変更することを検討し、日本の回答者では52%が旅の日程を変更することを選択する意向があることがわかりました。
- 日本・韓国の回答者の半数以上が“友人・家族からのおすすめ“(52%)から旅へのインスピレーションを得ている結果になりました。また次いでに影響を受ける要因(リソース)としては、テレビ番組やテレビ広告(47%)となりました。また、回答者の3分の1は、旅行予約サイト(43%)、ブログなど旅行関連のコンテンツサイト(45%)も活用していることがわかりました。
- 日本および韓国の回答者は旅行先を決めるポイントとして、映える観光スポット(ランドマーク、ギャラリー、ミュージアムなど)が一番高く66%だった一方で、英国・フランス・ドイツの回答者は、アウトドアでのアクティビティに関心があると回答した割合が約半数(54%)で、屋内のスポットを好む日本・韓国とでは逆の傾向があることがわかりました。
調査概要
調査期間:2024年1月~3月
調査対象:米国、英国、フランス、ドイツ、韓国、日本の消費者
回答者数:6,755人
関連リンク
●Criteo