NSC、「47stats API」サービスをリリース。スマートなエリアマーケティングを実現
2024.04.11
2024.04.11
株式会社日本統計センターは、2024年4月11日(木)にエリアマーケティングに必要な統計データをAPIで利用できる「47stats API」サービスをリリースしました。住民基本台帳をベースに推計変換した人口・世帯数をはじめとする豊富な統計データは、当社で、秘匿情報の推計による補完等を行い時系列で整備した高品質なデータです。統計データの商圏集約機能やマップを作成するために必要なデータも取り揃えており、47stats APIを自社のシステムに組み込んでご利用いただくことで、スマートなエリアマーケティングが実現できます。
目次
統計データは最新から過去まで時系列、メンテナンスフリー
「47stats API」では、全国の統計データが常に最新データで取得できるだけでなく、過去データも時系列で取得できます。
そのため自社で統計データベースを構築するためのサーバやその運用にかかるコストが不要で、メンテナンスフリーでスマートに運用することが可能です。
また、毎年最新の「住民基本台帳」をベースに推計変換したデータをAPIで利用できることが、本サービスの大きな特徴です。
API機能はデータ取得から集計、マップデータまで
「47stats API」では、全国の町丁単位の地域統計データ(以下、ローデータ)が取得できるだけでなく、それらを商圏などの領域(ポリゴン)で集約した値を取得できます。通常、ローデータから領域で集約した値を取得するためには、別途、GIS(地理情報システム)機能を使用して領域にデータを集約する処理の実装が必要になりますが、本サービスでは、APIリクエスト時に所定のパラメータ(中心点や半径など)を指定するだけで、領域で集約された値を取得できます。
また、本サービスのAPI連携を通じて、マップデータ(地域区画のポリゴンデータ)とともに、統計データを階級値に変換したデータを取得することができます。これらのデータをお客様のシステムやサービスに組み込むことで、階級区分マップを表示することができます。
このように分析に必要な機能が揃っているため、「47stats API」を活用いただくことで、手軽にエリアマーケティングをはじめることができます。
エクセルファイルからアプリケーションまで、容易な組み込み
「47stats API」は地域情報のリストやマップデータを、エクセルマクロに組み込んで表示したり、GISのレイヤーに重ねて表示することができます。また、BIツールやダッシュボード、CRMなどに組み込むなど、より幅広いシーンでエリアマーケティングを展開できます。
<エクセルファイルでの取得データ活用例>
<アプリケーションでの取得データ活用例>
サービス料金について
本サービスは定額制の年間での利用料金となり、利用したい地域やデータベースの種類によって決まります。ご希望の地域とデータベースを選択してご契約いただくことで、制限なくデータをご利用いただけます。定額制であることで、利用料金の変動や追加料金がなく、安心してご利用いただけます。(詳細な料金は弊社・担当までお問合せください。)
サービス担当者コメント
当社の統計データは豊富な種類を取り揃えているだけではなく、最新データから過去データまで時系列でも使えるよう、長年培った手法で継続性を持ってメンテナンスしています。そういった統計データだからこそ、より身近により広く活用いただきたい思いから、新たなチャネルとしてAPIサービスをリリースしました。
今後は取り扱えるデータベースと分析機能をさらに拡充およびアップデートし、マーケティングや地域課題などの意思決定のシーンに無くてはならないサービスを目指して、お客様ならびに地域社会に貢献してまいります。
サービスに関するお問い合わせ方法
お問い合わせ先: 株式会社日本統計センター システム企画推進部
お問い合わせフォーム:https://www.nihon-toukei.co.jp/contact/
関連リンク
●株式会社日本統計センター
●「47stats API」サービスをリリース。豊富な統計データと分析機能を自社のアプリケーションやウェブサイトに組み込んで利用できるため、スマートなエリアマーケティングが実現できます。