「建設業界をテクノロジーでアップデートする。」をビジョンとして掲げるBRANU株式会社(は、建設業向けデジタルマーケティングツール「CAREECON 集客」に、コンテンツ作成におけるSEOを自動化するAIキーワードジェネレーター機能を実装し、2023年6月14日に公開しました。
CAREECON 集客とは
CAREECON 集客は、建設業のマーケティングを一手に担うデジタルマーケティングツール。専門的な知識がなくともノーコードで魅力的なWebサイトを作成できるCMSで新しい顧客と出会い、コンテンツマーケティングやメルマガ配信といったマーケティング機能で継続的にコミュニケーションを取れることから顧客との関係性をより深められます。
また、Googleビジネスプロフィールとの自動連携機能もあり、建設業界で特に重要となるローカルSEO対策(MEO対策)にも強いことが特徴です。顧客獲得のための接点をWebに置くことで、新しい仕事の獲得ルートを確立し、売上の向上による事業拡大をサポートします。
開発背景
Webサイトは作成しただけでは集客効果は得られず、SEOを施した記事の投稿や施工事例の更新を継続して行うことが重要です。しかし、ユーザー自身で市場調査や対策すべきキーワードを選んで記事を作成するには、専門知識、外部ツールの利用、作成のための時間が必要で、経営リソースが限られる中小企業には大きな負担となっていました。
そこでブラニューは、記事や施工事例などのコンテンツ作成におけるSEO対策の自動化を目的に、「CAREECON 集客」にSEOキーワードの自動選定や検索上位記事がどんな構成なのかをチェックできる、AIキーワードジェネレーターを標準機能として実装しました。
AIキーワードジェネレーター
AIキーワードジェネレーターは、AIによってWebサイト全体のコンテンツ内容を分析。Googleをはじめとした検索エンジンでの関連キーワードや上位表示されている記事と比較し、対策すべきキーワードを自動抽出して通知します。また、月間の検索ボリュームや競合性、その2つをかけあわせたおすすめ度も合わせてレコメンドします。
見出し抽出では、検索上位記事のタイトルや見出しを自動抽出でき、見出しの数や全体文字数を表示させます。どのような内容でどれくらいの文字量が最適なのかを把握できることから、コンテンツ作成における方向性やコンテンツのボリュームを決めることができます。
SEO対策を施したコンテンツ作成には事前調査だけでも、キーワードの戦略設計に3時間、見出し作成に5時間の計8時間(※当社調べ)ほどの時間がかかりますが、このAIキーワードジェネレーターを使うことで約90%の時間削減を見込んでいます。また、本機能を使って記事のリライトを行ったところ、流入数が1.5倍に上昇した結果も出ていることから、コンテンツ作成にかかる負担を抑えつつも集客効果の向上が可能です。
ChatGPTをはじめとしたジェネレーティブAIの連携を行い、コンテンツ作成における作業の自動化を予定しており、今回のAIキーワードジェネレーターの実装はその基盤作りの一貫となります。今後もブラニューはAIによって自動化できる業務を増やし、より創造的な業務へと取り組める環境を提供してまいります。
■BRANU株式会社について
BRANU株式会社(ブラニュー)は、建設DXプラットフォーム「CAREECON Platform(キャリコン)」を通じて、建設業界のDXを加速させるサービスを提供しています。
関連リンク
●BRANU株式会社
●BRANU、CAREECON 集客にコンテンツSEO対策を自動化するAIキーワードジェネレーターをリリース