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サイバーエージェント、仲畑貴志氏が代表を務める映像制作会社 ドラゴン東京を連結子会社化

時計2022.08.23

更新2022.08.23

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントはクリエイティブディレクター・コピーライターの仲畑貴志氏が代表を務める映像制作会社、株式会社ドラゴン東京(以下:ドラゴン東京)の発行済株式すべての取得について契約を締結し、ドラゴン東京を連結子会社化することをお知らせいたします。

本件の背景について

近年、SNSやYouTubeなどの動画メディアが伸長するなか、企業の広告活動においても動画を活用したマーケティングが進んでおり、メディアごとに異なる広告アルゴリズムや媒体特性を捉えた広告表現や制作、運用が求められています。

また成長著しいYouTube市場においては、YouTubeの動画広告制作を手掛ける当社子会社の「株式会社6秒企画」を2019年に設立(※1)。2020年には、著名人のSNSプラットフォーム上での活躍をサポートすることを目的に、YouTubeチャンネルの開設から企画・運用・制作・広告販売のサポートまで幅広く行う専門組織「おもしろ企画センター」を設立し、150超の公式YouTubeチャンネル(※2)を手掛けています。
また2021年より東京藝術大学 佐藤雅彦名誉教授と、”YouTubeにおける表現の「ルール」の模索と構築” をテーマに共同研究を開始し、 YouTubeにおける 「広告」 と 「コンテンツ」の研究を行っております(※3)。

仲畑氏は、数々の名コピーを世に生み出してきてきた日本を代表するクリエイティブディレクター・コピーライターとして広告業界を長きに渡り牽引してきました。
また、当社では更なる広告クリエイティブ表現の強化を目的に、2020年より広告クリエイティブ領域における特別顧問に仲畑氏を迎え、同氏はエグゼクティブクリエイティブディレクター(ECD)として、広告主企業の様々な案件に関与してまいりました(※4)。近年では、仲畑氏が代表を務める映像制作会社ドラゴン東京と共に、数々の動画制作を共同作品として手掛けております。

このような背景から、幅広い動画制作における企画・プロデュース能力を強みとするドラゴン東京と、オンライン広告における媒体理解・運用力・クリエイティブに強みをもつサイバーエージェントにおいて、オンライン動画広告の効果最大化を図るクリエイティブの追求という共通目標のもと、ドラゴン東京のサイバーエージェントグループ参画に至りました。これにより、当社ではYouTubeを中心としたオンライン動画広告の制作体制をより強化するとともに、広告主企業のマーケティングへのさらなる貢献を目指します。

今後の展開について

ドラゴン東京の社名はそのまま維持し、現・代表取締役でクリエイティブディレクター・コピーライターの仲畑貴志氏はドラゴン東京とサイバーエージェントとの連携をサポートし、2022年9月以降、同社代表取締役をサイバーエージェント常務執行役員の内藤貴仁が務めます。
クリエイティブプロデューサーをはじめとする動画・映像クリエイターの採用および社内体制を強化する一方、サイバーエージェントとの連携によってYouTube広告をはじめとした動画広告領域のさらなる強化を図り、広告主企業のみなさまのマーケティング活動に貢献する動画広告の制作・配信に尽力してまいります。

※1 株式会社6秒企画について https://www.sixseconds.co.jp/
※2 おもしろ企画センターについて https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=25274
※3 YouTubeの動画表現の共同研究について https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=26732
※4 広告クリエイティブ領域における特別顧問に仲畑貴志氏が就任 https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24556

株式会社ドラゴン東京について

1981年11月 コピーライター仲畑貴志が株式会社仲畑広告制作所を設立
1988年10月 映像制作部門として、株式会社仲畑広告映像所を設立
2007年 4月 株式会社仲畑広告映像所を株式会社ドラゴン東京に社名変更

会社概要
商 号:株式会社ドラゴン東京  (Dragon Tokyo Co.Ltd.)
設立日:1988年10月8日
所在地:東京都渋谷区神宮前4-22-7
代表者:代表取締役 仲畑貴志
資本金:1千2百万円
事業内容:テレビCM・ラジオCM・WEB広告・映像制作全般

仲畑 貴志 氏 コメント

ドラゴン東京は、長らく私の仕事のみをサポートする映像制作プロダクションでした。量より質、スケールよりクオリティを目指していましたので、規模は極小ですが、この度サイバーエージェントの一員となりました。YouTube広告をはじめとする動画広告のクオリティ向上に寄与しようと、みんなワクワクしています。よろしくお願いいたします。

サイバーエージェント、仲畑貴志氏が代表を務める映像制作会社、株式会社ドラゴン東京を連結子会社化

仲畑 貴志
クリエイティブディレクター・コピーライター

1947年京都市生まれ。
広告企画・制作、マーケティング戦略、新製品開発などを専門とする。
カンヌ国際広告賞、ニューヨークADC国際部門賞、クリオ賞、日本宣伝賞山名賞、毎日広告デザイン賞、朝日広告賞、読売広告賞、フジサンケイ広告賞、ADC賞、TCC賞ほか受賞。

主な著書、『考える技術発想する方法』(日本実業出版)、『勝つ広告のぜんぶ』『勝つコピーのぜんぶ』(宣伝会議)、『この骨董が、アナタです。』(講談社)など。
また毎日新聞紙上では「仲畑流万能川柳」の選者も務める。
事業構想大学院大学教授、元TCC会長。
2020年4月サイバーエージェント インターネット広告事業、広告クリエイティブ領域における特別顧問に就任。

■スケジュール
2022年8月12日 株式譲渡契約締結
2022年9月1日  株式取得

関連リンク

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クリエイティブディレクター・コピーライターの仲畑貴志氏が代表を務める映像制作会社、株式会社ドラゴン東京の子会社化について

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