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バンカブル、サイカと業務提携

時計2022.06.28

更新2022.06.28

バンカブル、サイカと業務提携

D2C事業者様に対し、テレビCMからインターネット広告までの統合型プロモーションの実現を支援し、事業成長を後押し

「新たな金融のカタチを創る」をミッションに掲げ、広告費分割・後払い(BNPL※)サービス「AD YELL(アドエール)」を提供する株式会社バンカブル(以下、バンカブル)は、データサイエンスにもとづくマーケティングソリューションを提供する株式会社サイカ(以下、サイカ)と業務提携したことを、お知らせいたします。

※後払い式の決済手段「Buy Now, Pay Later」の略。信用調査が簡易なため、欧米・若年層を中心に市場の広がりを見せています。今後、さらなる市場規模の拡大が予測されており、BtoB向けサービスの広がりも注目を集めています。

バンカブルが提供する広告費分割・後払い(BNPL)サービス「AD YELL」は、株式会社デジタルホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 グループCEO:野内 敦、以下、デジタルホールディングス)グループが20年以上に渡り支援してきた広告事業のノウハウをもとに構築された投資効果の予測モデルにもとづいて開発を進めており、適切な広告シミュレーションおよびモニタリングを実現する機能を有しています。

業務提携の背景・業務提携内容

購買行動のデジタル化がますます進んでいる今、販路拡大としてECサイト運用へ着手する企業の機運はさらに高まっています。国内の物販におけるEC市場規模は年々拡大しており(※1)、なかでも製造元企業が直接生活者へ販売するD2C事業が多く立ち上がり、注目を集めています。

こうした状況を受け、サイカは提供サービスである「MAGELLAN(マゼラン)」「ADVA(アドバ)」を通じて、データサイエンス技術を駆使し、テレビCM等のマス広告からインターネット広告に至るあらゆる広告について、戦略策定から実行、評価、改善まで、全てのマーケティングプロセスをワンストップでサポートし、事業成果の最大化に向けた支援を行ってまいりました。
バンカブルは、EC事業者様、特に広告費など、マーケティング領域において融資を受けにくいといった資金の調達に課題を抱えることが多いD2C事業者様向けに、2021年9月のPoC(※2)運用開始以降、資金調達の側面から事業成長を支援するため、広告費の分割・後払い(BNPL)サービス「AD YELL」を提供してまいりました。

本提携により、サイカとバンカブルの両社のアセットを掛け合わせ、より多くのD2C事業者様に対し、広告に関わる実務から資金面まで総合的に支援することで、インターネット広告のみならず、単価の高い傾向にあるテレビCM等への広告出稿を支援し、事業成長を加速させることができる機会を提供してまいります。

▼ご提供サービスの概念図

ご提供サービスの概念図

サイカ「MAGELLAN」「ADVA」について

「MAGELLAN」は、サイカが提供する国内No.1(※3)の統合マーケティング分析ツール。インターネット広告だけでなく、効果測定が難しいとされるオフライン広告(テレビCM、屋外広告など)や、外部的な要因(競合企業の動き、季節性など)までを含め、あらゆるマーケティング施策の効果を統合的に分析し、全体最適な戦略を策定することが可能。大手企業を中心に200社以上の導入実績があり、広告宣伝費トップ100社(※4)の30%以上の企業でマーケティング分析にMAGELLANが利用されるなど、高い評価を得ています。
【MAGELLAN詳細ページ】https://magellan.xica.net/

「ADVA」は、サイカが展開するデータ戦略型アドエージェンシー事業です。「ADVA」は、以下4つのソリューションで構成され、マーケティングコミュニケーションの戦略策定からクリエイティブ制作、メディアプランニング・バイイングに至るまで、従来は感覚的な意思決定が行われることが多かった広告出稿を、データサイエンス技術で定量的な根拠にもとづき行い、ROI(※5)最大化を図ることを可能にしました。
①    統合マーケティングコミュニケーション戦略策定サービス「ADVA STRATEGY」
②    テレビCMプランニング最適化ツール「ADVA PLANNER」
③    動画クリエイティブ制作サービス「ADVA CREATOR」
④    成果報酬型テレビCM出稿サービス「ADVA BUYER」
【ADVA詳細ページ】https://adva.xica.net/

バンカブル「AD YELL」について

「AD YELL」は、インターネット広告の出稿費用を最大4回まで分割・後払いすることが可能となるサービスです。原則として決算書・担保・連帯保証人のご用意が不要(※6)で、お申込みから最短3営業日で利用可能になります。ECストアデータとお申込み事業者様からのヒアリング情報をもとに、投資に対するリターン予測を行い、適切なサポート額を算出いたします。分割支払い予定額やECストアの売上実績などの必要な情報がマイページで一元管理できるだけでなく、バンカブルのCSチームによるサポート体制も構築しています。これらのサービスを通じて、事業者様のキャッシュサイクルを改善し、運転資金を圧迫しない形で事業成長を支援いたします。
【AD YELL詳細ページ】https://vankable.co.jp/lp/

今後の展開

両社が保有するデータと分析技術を連携し、広告投資のシミュレーションとモニタリングの精度向上を図ってまいります。データを活用することで、短期的な事業成果向上のみに終始することなく、資金調達・ROI向上のための継続的なPDCAサイクルを実現し、広告主企業の事業成長を中長期的に支援できるよう、研究開発を重ねてまいります。

バンカブルは、今後も人生をかけて素晴らしい商品やサービスを提供されている方々が、企業規模にとらわれることなく挑戦できる社会の実現を目指し、新たな金融のカタチを創出してまいります。

※1:2021年7月30日、経済産業省「電子商取引に関する市場調査の結果」より引用。物販系分野のBtoC-EC市場規模は、21.7%伸長し、EC化率8.08%の成長。
※2:PoC(Proof of Concept)とは、企業が抱える問題や課題を解決する製品(プロダクトやサービス)を最小単位で提供し事業仮説の概念実証を行うことを示す。
※3:調査期間:2019年10月16~18日/調査概要:マーケティングミックスモデリングツールおよびオンオフ統合分析ツール10社を対象としたイメージ調査/調査手法:インターネット調査/調査対象者:22-69歳、男女、全国、マーケティング職種、上場企業勤務、TVCM出稿企業勤務/調査委託先:株式会社ショッパーズアイ
※4:出典:2020年版 有力企業の広告宣伝費|日経広告研究所|2020年11月
※5:ROI(Return On Investment)とは、投資した費用に対してどの程度利益が出たのかを示す割合で、「投資収益率」「投資利益率」のことを指す。
※6 「決算書・担保・連帯保証不要」は原則であり、場合によってはその限りではありません。ご了承くださいませ。

関連リンク

株式会社デジタルホールディングス
株式会社バンカブル
バンカブル、サイカと業務提携 ~D2C事業者様に対し、テレビCMからインターネット広告までの統合型プロモーションの実現を支援し、事業成長を後押し~

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