スマートドライブにおける広報PRの役割とは。

syncADインタビュー第10弾、スマートドライブ 佐藤文康 広報PR

Web広告・マーケティングのいまをお届けするsyncAD(シンクアド)インタビュー第10弾は、現在、株式会社スマートドライブでマーケティングチームへ所属し、広報PRを担当されている佐藤 文康氏に寄稿いただきました。

はじめに

こんにちは。スマートドライブの佐藤文康と申します。スマートドライブは「移動の進化を後押しする」というビジョンのもと、モビリティデータの取得、分析、利活用に関わるサービス提供をしています。私はマーケティングチームへ所属し、広報PRを担当しています。第3者であるメディアを通じての発信を行うことで、会社・サービス知名度・認知度を向上させることが大きなミッションです。知名度・認知度の向上によって、マーケティング施策や、セールスのアプローチの効率化を図り、多くの方にスマートドライブを知ってもらい、サービスを利活用してもらい、ファンになってもらう、、、、BtoBならではのカスタマージャーニーの大事な一歩を担う重要な役割を担っています。

この記事ではスマートドライブにおける広報PRの役割をご紹介します。広報PRには正解がありませんし、実は私はスマートドライブに入社したのが今年の4月で、入社から半年ほど経ちましたが、ほとんどがリモート勤務という特殊な状況(これが普通になる?)でもあります。ですので、「スマートドライブにおいて」ということを前提に読んでいただければと思います。

syncADインタビュー第10弾、スマートドライブ 佐藤文康 広報PR

広報PRの役割とは?

BtoBかBtoCか、またどんな業種業態であるかによって求められるものが違ってくる広報PRですが、改めて広報PRの役割を考えてみると、

  • 第三者であるメディアに正しく(会社を・サービスを・状況を)理解してもらう

に尽きると思っています。「攻める広報」、「守りの広報」などと言ったりしますが、それは置かれている状況や立場によってメディアに対峙するスタンスを指していて、役割自体は変わらないと心得ています。

第三者に理解してもらうためには、営業やエンジニアと同様に、会社・サービスを掌握している必要がありますし、良い点や悪い点も含めて熟知し、業界の動向や自社の置かれている状況に、記者以上に詳しい必要があります。
それは、なぜか?
対峙するメディアがそれを望んでいるからです。自分の会社・サービスはもちろんのこと、業界における位置づけなどをフラットにしっかり話ができると良い広報PRパーソンとしてメディアからも信頼を得られるはずです。

スタートアップにおける広報PRとGAPの存在

スタートアップにおける広報は、大手企業などと比べると少し特殊かも知れません。専任を置く余裕がない会社もありますし、マネジメント層の広報PRに対する期待値や理解度も関係してきます。私自身は、スタートアップにおける広報PR活動ほどレバレッジが効くもはないと考えているので、絶対的に「攻める広報」が正解と思っています。基本スタンスとして、スタートアップに限らず、社会的な意義を持ち、何らかの価値提供をしている会社・サービスで、活用頂いているお客さまが実際にいらっしゃる、という状況であれば、第三者のメディアにも訴求できるものが必ずあります。そうでなければ、お客さまは使わないですよね?マネジメント層や広報PRを管掌されている人は、「メディアにぜんぜん取り上げられない」、「うちの広報PRはイケてない」など簡単に言い放ちたくなりますし、その気持ちもよく分かります。ただ、そんなことないと思います。出ないとしたら、絶対に何かしらのGAP(断絶)が存在するはずで、そう言って他責する前に自分たちのことしっかり見つめ直した方が良い。

大切なのは、会社のフェーズやサービスの特徴をしっかりと見極め、「適切なメディアに、必要とする情報を、正しいタイミングでスムーズに提供すること」です。きちんと取り上げてもらえない会社・サービスは、その流れのどこかに断絶があるので、どこに断絶があるかを探るべきです。どんなに素晴らしい人が社会的に意義のあるサービスを展開していても、知られなければ存在しないのと一緒。ニワトリ玉子問題に行き着きますが、広報PRは肝だと悟っていただき、GAPを見つけて埋めていく作業に取り組むのが重要です。

スマートドライブにおける広報PRの役割とは。

スマートドライブの広報PR

かつてのスマートドライブは、こちらの連載にも登場したマーケティングのスペシャリスト・大里が広報も兼務でやっていて、大里を中心にかなり強固なループを作り上げてくれていたことは非常に大きかったです。私が入社した時点で、社内における情報の流れはスムーズで、私がやるべき広報PR活動は、メディアにしっかりと向き合うことだけでした。
下記の図にもありますが、スマートドライブの広報PRのやるべきことは、メディアに正しく理解してもらったうえでの、認知拡大です。サービスを最も良く伝えられるのは事例やプレスリリースなので、それを「適切なメディアに、必要とする情報を、正しいタイミングで」インプットできるよう、日々の広報PR活動は記事が出る出ないも大事ですが、お互いが情報源になれるような良い関係を構築するイメージで動いてます。このイメージが明確にできていることが、非常に大切です。
また、社内においても広報PRが独りよがりではなく、会社・サービスが良い方向に向かうために有機的に動いていることを認知してもらうことも同じく大切です。一人ひとりの動きが広報PRを加速させること、決して他人事ではなく自分事であると思えることが本当に重要で、スタートアップの成長の鍵は「自分事化」と言われたりしますが、広報PRにおいてもそれは同様です。

スマートドライブにおける広報PRの位置づけ

特に、当社のようなBtoBのサービスがメインの会社は、業界紙/業界誌との関係値は重要です。スマートドライブが提供するサービスはかなり幅広い業種業態のお客さまにご利用いただいているため、決裁者の方がどのようなメディアを通して情報収集しているか、どのような情報だったら自分事として捉えてくれるかを突き詰めると、業界紙/業界誌でのサービス使用事例の紹介が一番の近道と考えています。そもそも「モビリティデータってなに?」というメディアの方もいらっしゃるので、そこは丁寧に分かりやすい説明を心がけています。

伸びゆくスタートアップとしては、日経やテレビなど大手メディアでの紹介も当然重要です。どのメディアに対しても、自分たちがどのような情報を発信できるのか、どのような情報が必要とされているか、、、を自問自答しながら広報PR活動を行う日々です。

BtoBは事例が重要

広報PRも含めた社内で強固な情報のループを回すうえで重要なのは、実際にサービスを使っている方の事例です。その情報が、広報PR担当がメディアの方と交わす言葉にパワーを与えてくれ、メディアの方の関心を呼び、記事でのご紹介に至るパターンも多いです。ちょっとした小さい記事を見てくださった潜在ユーザーの方が問い合わせをしてくださった時は、本当に嬉しいです。社内メンバーから「ふみさん、●●新聞見て問い合わせが入りました!」と声をかけて貰えると、努めて平静を装っていますが、嬉しくて仕方ありません。
このループをさまざまな業種業態でどんどん作って行きたいですし、もっともっと沢山の方にサービスを知ってもらって、使ってもらって、ファンになってもらって、、、、広報PR担当として、スマートドライブのビジョンである「移動の進化を後押しする」をしっかり推進していきます。
いろんな活用事例があるので、是非ともWebサイトをご覧になっていただきたいです!

まとめ

地方の放送局(テレビ/ラジオ兼営)から始まり、10年以上にわたり広報PRに携わっていますが、冒頭でもお伝えした通り正解はないので、偉そうにいろんなことをお話しましたが、日々手探り状態ですし、たまに喫茶店で途方に暮れてたりします。特に、現在のようなコロナが広がり対面がままならない状況だったり、メディア界隈も再編劇が起こるカオスな過渡期だと、仮に正解に近づいたとしても直ぐに陳腐化するんだろうなぁ、、、と感じています。精進するしかありません。
そもそも私の出自が地方&地方局出身というのもありますが、大都市圏以外の当社のお客様の頑張りやお仕事の様子が東京のメディアを通じて発信できるということも大きなやりがいです。スマートドライブはもちろん、多くのお客さまのお役に立てるよう、広報PR活動に精進いたします。以上、少しでもご参考になれば幸いです。

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