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 【IVRyインタビュー】スタートアップの働き方とメンバーの出力を120%引き出す、「自ら行きたくなる」オフィス

時計2022.11.15

更新2022.11.18

【IVRyインタビュー】スタートアップの働き方とメンバーの出力を120%引き出す、「自ら行きたくなる」オフィス

株式会社IVRy

今回のSYNCAD(シンクアド)インタビューは、様々なシーンでの電話業務を自動化・効率化し、普段の業務オペレーションへの集中や対応工数削減を実現してる電話DXサービスを開発・提供しているIVRy(アイブリー)の新オフィスに行ってきました。

前回の取材から約半年。2022年7月19日に本社オフィスを東京都台東区の住友不動産上野御徒町ビルに移転、8月より本格稼働を開始した新オフィスにお伺いして奥西 亮賀CEOやIVRyでマーケティング担当をされている今坂 良平 氏、コーポレートの今西 剛士 氏、そしてIVRyの頭脳でもあるエンジニアの町田 雄一郎氏にお話をお伺いながら、ボルダリングコースやDJブースのある、他には無いオフィスデザインから各ポジションのメンバーについてお話をお聞きして来ました。

オフィスを移転した理由と素敵な内装

株式会社IVRy CEO 奥西 亮賀 / Ryoga Okunishi

1991年生まれ。2015年、同志社大学大学院理工学研究科情報工学専攻(博士課程・前期)修了。同年、株式会社リクルートホールディングス(現:株式会社リクルート)に新卒入社。保険事業のUI/UXディレクタ〜プロダクトマネージャー、EC事業のプロダクトマネージャーとして、新規事業の立ち上げ〜グロース戦略の策定および実行を担当

2019年3月に株式会社IVRy(旧Peoplytics)を創業し、2020年11月IVRy(アイブリー)正式リリース

— IVRy(アイブリー)奥西CEO

コロナ禍で社会全体としてオフィスに出社せず働くのが結構当たり前になったと思います。

僕らはコロナ禍の前からリモートワークで仕事をしていた時期があって、そのとき、全体的に80%くらいの力で皆が仕事をしてしまうということを感じていました。というのも、リモートワークを続けていくと、個々の効率性を上げたくなる、という傾向があると思ってます。
スタートアップなど、どんどん新しいものを作って普通の会社よりも高い成長率で成長していかなくてはいけない状況の会社では、常に想像を超えるような新しいことや今まで考えていなかったことが起こり続けないと、なかなか非連続に成長していかないと思っています。

そのため、全員が80%くらいの出力で新しいことをやっていても、(基本的には伸びてはいくかもしれないものの)伸び率が悪いということが起きやすいです。2019年の12月に最初のオフィスを借りたのですが、そのオフィスを借りた理由も、場があって、その場所に人が集まって来るような感じにした方が、新しいことや皆の出力を100%・120%と引き上げるためにはすごく重要なのではないかな?という僕のオフィスに対しての捉え方が大前提にあります。

今回はそういうこともあって、来たくなるようなオフィスというか「会社が楽しそうだから行くか」、「会社にアレがあるし」、「面白そうだから行くか」みたいなポジティブな気持ちで会社に出社できるようなオフィスにしたいというコンセプトで、結構いろいろな遊び心があるような感じのオフィスにしました。

会社の大きさをいきなりバンと広げた理由は、SaaSにおいてT2D3で業績を伸ばそうと考えた際にいま、思い切って大きいオフィスに移転した方が良いと考えたからです。

というのも以前、SmartHRの倉橋さんが取材の中で、「(SmartHRは実際にT2D3で業績が伸びましたが)もし当時に戻れるなら何を改めますか?」という質問をされていて、その時に倉橋さんが「T2D3で伸びるということは、基本的には人の数もT2D3で伸びていきます。すると本来は、オフィスの面積もT2D3で伸びておかなければ、人が入らなくなってしまうのですが当時はそのことに気が付いておらず、1年もせずにオフィス移転をする、ということを繰り返していたので、その辺りは改善をしたいです。」と答えていたんです。

そのため、僕らもここからIVRyをT2D3で伸ばしていくことを考えると、初めからある程度の大きさのオフィスを借りてしまい、そこである程度の期間を過ごせるようにしたほうが全体のコストを抑えられるのではないかと思い、このオフィスに決めました。

シンプルに2年後くらいに全部埋まるようなイメージでしょうか?

そうですね。全部を埋めたら、だいたい70〜80人くらい入ると思います。今はだいたい20〜30人くらいなので、来年の末くらいには結構埋まりつつあるくらいにはなる感じがします。

ありがとうございます。
新築オフィスへの移転をなぜ決めたのかという背景を教えてください。

新築にした理由は特にありませんが、いろいろなオフィスを内見したときに、新築あるいは築浅であればあるほどオフィスが綺麗なので、テンションが上がるなということはすごく感じました。

仮に5年、10年経っているビルだと、オフィス感はあるものの新築と比べると流石に綺麗さでは劣るので、オフィスビルに入った瞬間の感じ方に差があるんですよね。なので、そういった意味では新しさ・綺麗さには、心の中では結構こだわっていたかもしれませんね。

こうしてオフィスは細部にまでこだわったことで、僕自身や弊社メンバーが楽しめているのはもちろんなのですが、嬉しいことに社外からもかなりの反響をいただいており、SNSを通じて知らない人がオフィスに遊びに来る、なんてこともあったりします。(笑)

働き方の変化について

続いてIVRyでマーケティングを担当している今坂様にお伺いいたします。
現在のポジションと業務内容についてお聞かせください。

IVRy マーケター 今坂 良平

IVRy マーケター 今坂 良平
株式会社IVRy マーケター # 今坂 良平 / Ryohei Imasaka

# 今坂 良平 / Ryohei Imasaka
2015年、京都大学情報学研究科を卒業。同年、株式会社リクルートホールディングスに入社。マーケターとして美容・医療サービスを歴任。新規サービスの立ち上げから、オンライン/オフライン全般のマーケティング戦略設計、施策推進、チームマネジメントを経験。2022年1月から副業として株式会社IVRyのマーケティング責任者としてジョイン。

同7月にフルジョインし、マーケティング戦略設計、施策全般推進、チームマネジメント等を担う。

現在私は、IVRyでのマーケティングにおける責任者をやっております。

主な業務内容としては、新規リードの獲得です。IVRyはBtoB SaaSなので、クライアント様のリード獲得をKPIとして集客施策を行います。オンラインでの集客はもちろん、展示会などのオフラインでの集客まで様々な施策を回して、クライアントのリードを獲得するのが、マーケティングで行うことです。

前職もマーケターだったのでしょうか?

そうですね。前職がリクルートで奥西の同期だったのですが、2022年はそこで美容系や医療系の、BtoCサービスのマーケターをしていました。

僕自身はIVRyには2022年1月から関わっていますが、6月まではリクルートで働いていて、そこで美容系や医療系のBtoCのサービスのマーケターをやっていて、そこから転職をしてきて今に至る、といった感じですね。

顧客獲得の施策でWeb施策はもちろんだと思いますが、他に比重が大きいところはどこになりますでしょうか?

Web施策だけでも集客方法には様々なものがあるので、一概にどれが比重が大きいというのは言えないですね。一方で、色々なことを試している中で、どこに比重を置くべきか?ということはまさに今、検証をしている段階だとも言えます。
今現在IVRyが行っている施策に関しては、WebだとSEO、リスティング広告、SNS広告といった一般的なものはもちろん、FAXを送るといったような珍しいチャネルがあったり、ウェビナーを毎週開催してリード獲得をしていたりもします。

Web施策以外ですと、先程も少し触れましたが、オフラインの展示会もリード獲得のできるチャネルになっていますね。

前オフィスと比較した際の働き方の変化で特に際立った点があれば教えていただきたいです。

まずは、オフィスに来たくなったというのが1番大きな変化です。

前職ではかなり大きなオフィスで働いていたので、比較してしまうとどうしても移転前のオフィスは狭くて、席も漠然と固定のようになってしまっていたので、それ以外の場所で自分のスペースを確保するのは早い者勝ち!みたいな感じになっていました。

そうなった場合、僕はその当時、昼から出社することも多く、オフィスに到着した時には座れる席が無くなってしまっていることも多かったので(笑)、「今日は会社に行かずに在宅ワークで良いか」と思うことも多かったです。

その他の変化ポイントとしては、以前のオフィスだと、セールスとプロダクトでそれぞれ3階と6階の2つのスペースに分かれて仕事をしていました。

マーケティング観点だと、セールスの営業の様子やクライアントと会話をしている様子を見ることで、クライアントの課題感やニーズを理解し、訴求軸検討などに活かしたり、マーケが獲得してきたリードの良し悪しを判断したいというニーズがあるのですが、以前のオフィスだとキャパシティの問題でそれができませんでした。

オフィスに出社すれば自然と重要な情報をキャッチできる

このオフィスに移転してからは、セールスメンバーがすぐ近くで仕事をしているので、クライアントとの会話の様子から、クライアントニーズを把握できたり、リードの質について気軽にセールスからフィードバックをもらえたりと、架電していて「こういうお客さんです」みたいな声や商談はすぐ聞こえてくるので、そういう意味合いで「セールスとの距離がかなり」近くなりました。

これによってマーケティング施策のPDCAもかなり早く回せるようになったので、これも、このオフィスに移転して良かったなと思っているポイントです。マーケターとしてもやりやすいというか自分の中のお客さんへの刺し方もアップデートできるので、すごく良くなったと思っています。

そうですよね。他の方が話されている声が聞こえるのと大分違いますよね。

そうですね。オフィスに出社すれば自然と重要な情報をキャッチできるようになりました。リモートだと自分から積極的に取りに行かないと取れない情報を、自然と取れるようになったっていうのはかなり大きな変化ポイントです。

フラッとオフィスを歩いていると、セールスの人が話しかけてくれて、「今坂さん、昨日獲得したリードの質はこうでしたよ」、「新しいチェーンリードが入ってきて、こういう課題感でしたよ」、「今は全国割の影響で旅行関係のリードがたくさん来ていますよ」とすぐ言ってくれるので、そういう情報をキャッチアップしやすいです。特にオフィスだと立ち話ができるので、そういうところも来たくなるポイントかなと思いました。

IVRy マーケター 今坂 良平

ありがとうございます。
続いて新オフィスになってポジティブな変化などございましたらお願いします。

この新オフィスになってから飲み会が増えました。

このオフィスでの飲み会でしょうか?

このオフィスでの飲み会です。開催頻度としてはかなり増えました。

弊社は19時半以降、お酒が飲み放題なのですが、夜な夜な誰かがお酒を飲み出して、その周りに人が集まって、みんなで盛り上がったりしています。

あとは、オフィスにものすごく良い音を出すスピーカーがあるので、そのスピーカーで音楽を流しながら、気持ちよく飲むこともできます(笑)

それは、すごくいいですね(笑)

音楽をかけながら皆で一緒にお酒を飲む。そういうオープンなコミュニケーションの機会が増えたところも、この新オフィスに来てよかったなと思うポイントです。

(後編に続く)

IVRy(アイブリー)とは

IVRy(読み:アイブリー、URL:https://ivry.jp)は月額3,000円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)です。PC/スマートフォンから即時登録・設定でき、最短5分で利用開始可能です。自動応答の分岐を自由に設定、電話履歴の確認、録音再生確認、電話帳管理などの豊富な機能が利用できるため、営業電話・顧客からの問い合わせ・注文・予約等の様々なシーンへの対応が可能です。
これまで病院・クリニック、企業の代表電話・部署電話、飲食店、美容院、ECをはじめ、様々な業界・業種で幅広く利用されており、営業電話への対応効率化による80%の工数削減や、1日数万件を超えるワクチン予約の電話を自動応答の実現、IVRyを利用した簡易コールセンターの社内構築などの事例もございます。

↓導入事例はこちら↓
https://ivry.jp/case

IVRyでは一緒に働くメンバーを募集しています。
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https://ivry-jp.notion.site/IVRy-e1d47e4a79ba4f9d8a891fc938e02271

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