施策統合を実現できている企業はわずか4.6%〜84.3%が統合を望むも、“つなぎ方”が課題に〜
ウェビナーマーケティングツール「Bizibl(ビジブル)」を提供する株式会社Bizibl Technologiesは、株式会社IDEATECHと共同で、BtoBマーケティングに携わる責任者・担当者325名を対象に、「BtoBマーケティング施策のオーケストレーション実態調査」を実施しました。
調査サマリー
- 71.4%が施策の縦割り分断による成果低下・コスト増大を実感
- 84.3%が施策統合の必要性を認識
- 一方で「統合を実現できている」はわずか4.6%
多くの企業が「統合の必要性」を感じながらも、実行には至っていない実態が明らかになりました。
約6割が「19チャネル」を認知、チャネル理解は進む
書籍『トラクション』で提唱されている「19のチャネル」について、
61.2%が認知していると回答しました。
また現在注力している施策としては、
- SNS運用:51.7%
- コンテンツマーケティング:37.5%
- デジタル広告:32.0%
と、デジタル中心に多様なチャネル活用が進んでいます。
一方で「取り組みたいができていない施策」も顕在化
今後強化したいが十分に取り組めていない施策として、
- Webサイト最適化:30.8%
- ウェビナー・オンラインイベント:28.6%
- オフライン広告:28.3%
が上位に挙がりました。
施策の選択肢が広がる一方で、
リソースや設計面での制約がボトルネックとなっていることが伺えます。
約7割が「統合レベル3以下」、全体最適には至らず
マーケティング施策の統合度については、
- レベル1(完全に分断):9.8%
- レベル2(一部共有のみ):29.5%
- レベル3(部分連携):29.8%
と、約7割が十分な統合に至っていない状態でした。
分断による具体的な弊害
施策の分断によって、以下のような課題が発生しています。
- ツールの個別利用によるコスト増大:55.6%
- 同一ターゲットへの重複アプローチ:44.8%
- メッセージの不一致によるブランド毀損:43.5%
- リード情報が共有されず機会損失:40.1%
施策単体ではなく、“全体のつながり”に課題があることが明確になりました。
統合が進まない最大の理由は「ノウハウ不足」
施策統合が進まない理由としては、
- 統合運用のノウハウ・フレームワーク不足:51.6%
- 横断的な効果測定ができない:40.9%
- 設計に割く時間がない:31.1%
が上位に挙がりました。
約8割が「今後は統合を強化したい」と回答
今後の方針については、
- 非常にそう思う:29.8%
- ややそう思う:54.5%
と、84.3%が統合強化に前向きであることが分かりました。
まとめ
本調査から、BtoBマーケティングにおいては
- 施策の多様化・高度化は進んでいる
- 一方で、施策同士の連携・統合は進んでいない
- 多くの企業が必要性を認識しながらも、実行できていない
という現状が明らかになりました。
今後は、個別施策の最適化に加え、
チャネル横断での設計・運用(オーケストレーション)が重要になると考えられます。
調査概要
- 調査名称:BtoBマーケティング施策のオーケストレーション実態調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2026年3月18日〜3月19日
- 有効回答:325名(BtoBマーケティング担当者)
※本調査は株式会社IDEATECHのリサーチサービス「リサピー®︎」との共同調査です。
関連リンク
●サムライスタイル株式会社
●BtoBマーケ施策の分断、71.4%が課題を実感