
2026.01.27
2026.01.27
目次
SNS広告は嫌われる。
見られない。
そして、飛ばされる。
多くの企業が、そう感じているのではないでしょうか。
「SNS広告はもう効かない」「広告は嫌われる時代だ」という声は、いまや業界内の共通認識になりつつあります。
KiiRO1010では本考え方をもとに、2026年より企業向けに「友達コミュニケーション・プランニング」の提供を本格化し、SNS広告・映像・グラフィックを横断したコミュニケーション設計支援を進めていきます。
しかし本当に問題なのは、広告そのものなのでしょうか。
なお本記事でいうSNS広告とは、映像広告やグラフィック広告に限らず、広告文・投稿広告・配信設計を含めた、SNS上で生活者と出会うすべての広告表現を指しています。
生活者が広告に感じている違和感の正体は、情報量でも、予算でも、表現の派手さでもありません。
それは、企業と生活者のあいだにある「距離感」です。
上から語られる。
売りたい都合で語られる。
こちらの温度とは関係なく、一方的に差し込まれる。
この距離感のままでは、どれだけ精度の高いターゲティングをしても、どれだけ映像やデザインのクオリティを上げても、広告は「自分ごと」にはなりません。
最近、多くの企業が「若者向けだから」「Z世代向けだから」という理由で、ブランドの本質とは異なる表現やトーンを選んでいる場面を目にします。
流行の言葉を、意味なく使う。
一時的にバズりそうな企画に寄せる。
とにかく“ノリを合わせる”。
しかし、本当にそれは若者向けなのでしょうか。
いまの若い世代は、もはや一部のターゲットではありません。
すでに社会の中核を担い、価値観や判断基準そのものを更新している存在です。
彼らが見ているのは、迎合しているかどうかではなく、
・本当にそのブランドは、そう思っているのか
・誰の立場で語っているのか
・自分たちと同じ輪の中に立っているのか
という距離感の誠実さです。
KiiRO1010は、この構造そのものを見直し、「友達コミュニケーション・プランニング」という考え方を提唱しています。
ブランドや商品が友達になることはできません。
しかし、それをつくっている企業や人は、生活者と同じ輪の中に立つことができます。
企業が語る側でも、売る側でもなく、自社ブランドを愛する「一人の当事者」として語る。
この立ち位置に切り替わったとき、広告は「押し付け」ではなく、生活者が“好きになるきっかけ”へと変わります。
距離感が整えば、SNSは生活者に最も近く、反応が最も早く、関係性を最も育てやすいメディアになります。
KiiRO1010では、ランドクルーザーをはじめとした中期的なブランドコミュニケーションの中で、
・企業が“ファンの一人”として語る構造
・映像・グラフィック・SNSを一つの世界観で統合する設計
・広告を「出会い」、その先を「関係構築」として考える思考
を実装してきました。
その結果、広告が嫌われるどころか、「語られる」「共有される」「参加される」コミュニケーションへと変化しています。
SNS広告が嫌われているのだとしたら、それはチャンスでもあります。
なぜなら、多くの企業がまだ距離感の設計に本気で向き合っていない。
そして、そもそもそれが問題だと気づいていないからです。
広告を疑う前に、表現を変える前に、まず立ち位置を変えることを考える。
KiiRO1010は、広告や表現をただつくる会社ではなく、企業と生活者の関係性を設計したうえでアウトプットを生み出すクリエイティブチームとして、これからの広告のあり方を実装していきます。
実際のプロジェクト事例や取り組みについては、KiiRO1010公式サイトにて公開しています。
●株式会社キイロテントウ
●キイロテントウ、SNS広告は「嫌われている」からこそ今がチャンス。── 問題は、広告ではなく距離感だった。