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【PLAN-B調査】SEO記事の「リライト」はどれくらい効果につながるのか?

時計2025.03.17

更新2025.03.17

【PLAN-B調査】SEO記事の「リライト」はどれくらい効果につながるのか?

SEOツール「SEARCH WRITE」やSEOコンサルティングサービスを提供する株式会社PLAN-Bは、SEOにおいて欠かせない施策のひとつである「リライト」の影響や効果について調査を実施いたしました。

リライトとは、記事コンテンツの本文編集やタイトル変更など「すでにリリースされたコンテンツの改善」を行うことで、メディアを成長させる上では欠かすことのできない施策です。

リライトを行うことで、Googleからより高い評価を受け上位表示されるようになり、ユーザーからクリックされやすくなります。

では、実際にはリライトを行うことでどの程度セッションが伸び、成果につながるのでしょうか。今回の調査では、当社が提供するSEOツール「SEARCH WRITE」内でリライトを実施した記事と実施しなかった記事 計180件のデータを比較し、効果検証を行いました。

調査サマリー

調査サマリー
  • リライトなしで伸長し続ける記事は全体の31%
  • リライトによって効果が出た記事は全体の75%
  • リライト後に効果が見られた記事のうち50%200%以上のセッション伸長がみられた。

調査概要

【2025年版】リライトの効果検証

調査期間:2025年1月1日~2025年1月31日
調査対象: SEOツール「SEARCH WRITE」内の施策実施データ 
有効回答数(サンプル数): 180記事

対象記事は、SEARCH WRITE内の記事で2025年1月時点で施策実施後1年以上が経過したものに限定し、それらのセッション数を分析しました。

<調査結果の引用・転載時のお願い>

本記事の調査結果や画像を引用する場合は、「株式会社PLAN-B」の名前を明記のうえ、引用元として以下のリンク設置をお願いいたします。

https://www.plan-b.co.jp/blog/seo/57421/

調査結果について

リライトなしで伸長し続ける記事の割合は?

はじめに、リライトを実施しなかった記事のセッション数の推移について調査したところ、リライトをしない場合は69.8%の記事が6か月前後でセッションが横ばいになる、もしくは減少していくということが明らかになりました。

もちろん、ここでの記事はSEARCH WRITEのキーワード設計に基づき、記事執筆のプランニングも行っています。セッションが伸び続ける記事はツールによるサポートがあってやっと30%なので、新規記事だけで流入を増やし続けることは非常に難しいということがわかります。

例えば、時間をかけて10本の記事を書き上げたとしても、作成後に伸長し続ける記事はそのうち3本程度しかないということになります。

また、下記のグラフは記事公開後のセッションがどのように推移していくのかを表したものになります。

およそ70%の記事は記事A,Bのように横ばいが続いたあと徐々に減少していくか、記事C,Dのように公開後3,4か月までは伸びていても、その後急激に減少していく傾向にあります。

リライトによって効果が出た記事の割合は?

次に、リライトを行った記事について調査したところ、リライトによってセッションが伸びた記事は全体の75.2%でした。

また、セッションが伸びた記事のうち50%の記事は、リライト前に比べて200%以上の伸長を見せました。

下記のグラフは、リライト後記事のセッションがどのように推移したのかを示した一例です。

この記事では、リライト前3か月のセッションが0だったのに対し、最大セッションが約400まで増加しています。リライト実施後から少しずつセッションが伸び続け、その後は波がありつつも基本的に300前後をキープできています。

監修者コメント

株式会社PLAN-B マーケティング部 SEARCH WRITEグループ プロダクトマーケティングマネージャー
松本 健吾

株式会社PLAN-B マーケティング部 SEARCH WRITEグループ プロダクトマーケティングマネージャー
松本 健吾

京都大学卒。2020年に株式会社PLAN-Bに入社。SEOコンサルティングやネット広告運用などのWebマーケティング支援に5年ほど従事し、現在はSEOツール「SEARCH WRITE」のプロダクトマーケティングマネージャーを務める。自社ツール活用やSEOの深い知見を活かし、獲得リード数を3倍以上に伸ばした実績を持つ。

「新しくメディアをスタートした場合は、当分の間、新規記事を追加していくことになるかと思います。 一方で、ここで最初から完璧なコンテンツを目指しすぎてしまい、記事公開スピードが遅くなるというのは“あるある”の失敗です。

もちろん記事品質は非常に重要ですが、どれだけ時間をかけて作成しても、それが伸長するとは限りません。新規記事を追加するにしても、伸びない可能性が十分あるということを認識したうえで、リライトを行う前提は持っておいたほうが良いでしょう。 」

まとめ

今回の調査では、7割以上の記事でリライトによるセッション増加が確認でき、リライトによる効果が実証されました。

リライトは新規記事を作成するときのように記事のテーマを探したり、ページの構成を0から考えたりする必要がないことも多く、比較的、手間をかけずに実施できる施策です。それでいて7割以上の記事に効果があり、なかには400%以上セッションが増加した記事もあったということから、かける時間に対して効果が高い施策であると言えます。

とはいえ、効果的とはわかってはいても後回しになりかねない作業であり、なかなか継続して行うことが難しいかもしれません。その場合はツールの導入などにより、効率的なリライト実施も検討してみてはいかがでしょうか。


SEOツール「SEARCH WRITE」について

「SEARCH WRITE」は、 “知識がなくてもすぐに使えるSEOツール” をコンセプトに、累計5,000社以上の取引実績を誇る国内最大規模のSEOコンサルティングサービスを通して培った成功ノウハウをもとに開発したSEOツールです。

手軽に使いこなせる直感的なインターフェースと専属コンサルタントによる伴走支援で、だれでも効率的で正しいSEOが「わかる」から「できる」状態に導きます。

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関連リンク

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