インテージ、スマホ画面をタップするだけで、より直感的な動画評価ができる「リアルタイム動画評価サービス」を開発
2019.10.23
2019.10.23
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下:インテージ)は、パロニム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小林 道生、以下 パロニム)と共同で、最新技術を利用した「リアルタイム動画評価サービス」を開発し、10月23日から、サービス提供を開始しました。
リアルタイム動画評価サービスとは
「リアルタイム動画評価サービス」では、パロニムが開発・企画した、さわれる動画テクノロジーである「TIG(ティグ)」※1を活用し、インターネット調査の中で、動画を再生中のスマホ画面をタップすることで動画の評価を行うサービスです。回答者は、インターネット調査の中に埋め込まれた動画について、「印象に残った箇所」や「好きな箇所」などの質問に対し、該当する箇所を画面上でタップするだけで簡単に回答が可能です。本サービスではさらに、「TIG」でストックされた情報を活用し、投げかけた質問に対して、「どの要素が」「どの場面で」「どのくらいタップされたか」を把握することができます。また、アンケート内では、タップされた事実に基づいて、要素ごとに選択理由や好意度評価などの深掘り質問を行うことも可能です。
従来の動画評価調査では、動画内のどの要素が評価に寄与しているかを把握したい場合、動画の視聴後に事後設問で評価を確認するのが主流でした。しかし、記憶に頼った評価になるため、正確性に欠け、評価に結び付いた具体的なシーンが特定しにくい、といった課題がありました。本サービスでは、評価されている具体的なシーンが特定できることに加え、再生後には覚えていない再生中の無意識的な行動についても捕捉できるため、今までにはわからなかった改善点を知ることが可能です。アウトプットは、要素ごとの時系列タップ数に加え、タップされた箇所のヒートマップを出力することでき、評価されている具体的なシーンや箇所をビジュアルで確認することができます。また、インターネット調査の中で実施することが可能なため、短期間で評価を集めることが可能です。
「リアルタイム動画評価サービス」は、テレビCM、テレビ番組、Web動画など、あらゆる動画のクリエイティブ評価に、手軽に、幅広くご活用いただけるサービスです。インテージは、本サービスを通じ、お客様の広告制作プロセスのPDCAを高速化することに貢献してまいります。
※1 「TIG」とは、動画視聴中に、商品や音楽、料理、人物、場所など、気になったものに「さわる」(TIGる)だけで、瞬間的に情報をストック&アクセスできる動画テクノロジーです。ストックした情報の詳細ページへは、視聴中や視聴後など、ユーザーのタイミングで自由に閲覧でき、知りたかった情報へとダイレクトにアクセスすることができます。
https://www.paronym.jp/
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