

2024.06.25
2024.06.25
〜貴社はできてる? 特定の技術や強みを打ち出した特徴が伝わるホームページで選ばれる企業に〜
新規事業創出支援サービスを提供する、テクノポート株式会社は、新規外注先選びに携わったことのある⼤⼿(従業員1,000名以上)メーカーに勤務する設計開発部門、購買調達部門、研究開発部門の担当者111名を対象に、大手メーカーの新規外注先選びに関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
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目次
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
「Q1.お勤め先で、新規外注先を探すことになった理由を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「既存外注先では対応できない技術的な問題が生じたから」が43.2%、「既存外注先は不具合が多く品質面で不安だったから」が32.4%、「リスク分散のため2社以上の購買体制が必要になったから」が27.9%という回答となりました。
「Q2.新規外注先を探した際に利用した情報収集手段を全て教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「付き合いのある商社や外注先からの紹介」が64.0%、「検索エンジン(Google、Yahoo、Bingなど)」が54.1%、「社内にいる知り合いや別部門からの紹介」が46.8%という回答となりました。
Q2で「検索エンジン」と回答した方に、「Q3.検索エンジンで情報収集する際に使用したキーワードを教えてください。(複数回答)」(n=60)と質問したところ、「製品(部品)名(例:フランジ加工、シャフト加工など)」が65.0%、「加工方法(例:旋盤加工、マシニング加工など)」が48.3%、「機能(例:軽量化、複雑形状など)」が38.3%という回答となりました。
「Q4.発注候補先企業を絞り込む際に、ホームページ上で重要視して確認する項目を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「加工事例(実績)」が56.8%、「会社の規模」が52.3%、「取引先」が51.4%という回答となりました。
「Q5.発注先企業を絞り込む上で、ホームページのデザインが洗練されていることやカッコ良さが、発注先を選ぶ際の選定に影響しますか。」(n=111)と質問したところ、「かなり影響する」が19.9%、「やや影響する」が45.0%という回答となりました。
「Q6.発注先候補企業を絞り込む際に、どのようなホームページの企業を候補から外しますか。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「特徴が分かりづらい」が50.5%、「掲載している情報が古い」が45.0%、「実績(加工事例や取引先情報)が載っていない」が43.2%という回答となりました。
「Q7.発注先企業を選定する上で、「何かに特化している業者」と、「何でも対応すると謳っている業者」では、どちらの方が印象が良いと感じますか。」(n=111)と質問したところ、「特化している業者」が36.1%、「どちらかといえば特化している業者」が46.8%という回答となりました。
「Q8.業務に関連する動画コンテンツを視聴することはありますか。」(n=111)と質問したところ、「よくある」が24.4%、「ややある」が45.0%という回答となりました。
Q8で「よくある」「ややある」と回答した方に、「Q9.あなたは、業務に関連する動画コンテンツをどのような目的で視聴しましたか。(複数回答)」(n=77)と質問したところ、「選定する発注先企業を絞り込む際の情報源」が59.7%、「技術に対する知識を深めるための学習目的」が59.7%、「新規発注候補企業を探すため」が48.1%という回答となりました。
今回は、新規外注先選びに携わったことのある⼤⼿メーカー(従業員1,000名以上)に勤務する設計開発部門、購買調達部門、研究開発部門の担当者111名を対象に、大手メーカーの新規外注先選びに関する実態調査を実施しました。
まず、新規外注先を探す理由として、「既存外注先では対応できない技術的な問題が生じたから」(43.2%)や「既存外注先は不具合が多く品質面で不安だったから」(32.4%)などが挙げられました。また、新規外注先を探すための情報収集手段としては、「付き合いのある商社や外注先からの紹介」(64.0%)、「検索エンジン」(54.1%)の順で多く、検索エンジンを使用する際のキーワードは、「製品(部品)名」(65.0%)や「加工方法」(48.3%)が上位に挙がりました。さらに、発注先企業の選定では、ホームページに掲載されている「加工事例(実績)」(56.8%)、「会社の規模」(52.3%)、「取引先」(51.4%)などが重視され、ホームページのデザインを気にする担当者は、64.9%に上りました。最後に、7割弱が業務に関連する動画コンテンツを視聴しており、その視聴目的として、「選定する発注先企業を絞り込む際の情報源」(59.7%)や「技術に対する知識を深めるための学習目的」(59.7%)などが挙げられました。
今回の調査では、大手メーカーの新規外注先選びにおいて、発注先企業のホームページが非常に重要な役割を果たしていることが明らかになりました。特に「特徴が分かりづらい」や「情報が古い」ホームページは敬遠される傾向があります。外注先企業は、ホームページ上で自社の強みや特徴を明確に伝え、定期的な情報更新を行うことで、発注先からの信頼を獲得し、選定されやすくなることが期待できます。また、製造業ネットワークを活用した加工業者探索・仲介サービスなどを利用することで、自社の強みを効果的にアピールし、発注先企業から選定される機会を増やすことができるのではないでしょうか。
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