Z世代が飲食店選びに利用する媒体を調査!第1位はグルメサイト「食べログ」ではなく「Instagram」に
2024.06.19
2024.06.19
ショート動画SNSの運用やインフルエンサーキャスティングを行う株式会社Utakata(https://utakata.co.jp/)は、Z世代(1996年から2012年生まれ)の男女157名を対象に、「飲食店を調べるために使用する媒体」に関する調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
目次
調査概要
調査期間:2024年4月15日〜2024年4月29日
調査方法:インターネット調査
回答者数:157名
※本アンケート結果、画像を引用する場合はサイトURL( https://utakata.co.jp/ ) を出典元として必ずご記載お願いします。 (nofollow属性不可)
Z世代の39%が飲食店選びの際に最も口コミやレビューを参考にするのは「Instagram」
「飲食店を調べるときに最も使用している媒体を教えてください。」と質問したところ、「Instagram」が38.9%、「Googleマップ」が23.6%、「食べログ」が22.3%、「TikTok」が5.7%という回答となりました。
1位:Instagram
- メニューや実際の料理の写真を見ることができることに加え、飲食店を利用する際に写真映えするかどうかの判断基準になるから。
- 情報発信が活発で、個人経営のお店だとInstagramのみ公式アカウントがある場合も多い印象がある。
- ハッシュタグなどで検索すると色んな媒体の中で1番出てくる量が多いと感じるため。
2位:Googleマップ
- 場所をピン留めできて、実際に飲食店に行く時にナビとして使えるから。
- 近くのご飯屋さんを探すのに便利で口コミや評価をすぐに見ることができるから。
- 出かけたときにささっと近くのレストランを探すことが多いから。
3位:食べログ
- 営業時間や価格、レビューでお店の雰囲気がわかることや感覚の合うユーザーが訪れたお店がわかるため。
- 飲食店情報は昔から食べログのイメージが強く、ほとんどの飲食店の情報が入っているため信憑性が高い。
- クーポンが付いていたり、そのままネット予約できたりするから。
4位:TikTok
- 実際に食べているところの動画をあげている人が多く、イメージがつきやすいから。
- 色々なお店をまとめてくれているインフルエンサーがいるから。
- 実際の映像やお店の雰囲気などを知ることができるから。
なぜグルメサイトである「食べログ」ではなく「Instagram」を利用するのか?
「Instagramを最も使用している理由を教えてください。」の質問に対して、「おしゃれでインスタ映えする店舗を場所で検索しやすい。」が34.4%、「写真や動画で店内やメニューのイメージがつきやすい。」が29.5%、「ハッシュタグにより検索しやすい。」が 13.1%、「Instagramを利用する店舗が多く情報収集しやすい。」が 8.2%、「その他」が16.4%という結果となりました。
①おしゃれでインスタ映えする店舗を場所で検索しやすい。
- インスタ映えなものを簡単にすぐ調べられるから。
- 見た目がおしゃれで写真映えする場所や、雰囲気が良く料理が美味しい場所が多いから。
- おしゃれなところが探しやすいのと、場所で検索しやすいから。
- 飲食店に行く時はだいたいSNSに載せる写真を撮るので写真映えしそうなお店を探したいから。
- 場所で調べることがあり写真が豊富なので一瞬でオシャレなところが分かるから。
②写真や動画で店内やメニューのイメージがつきやすい。
- いろんな人が写真や動画を載せてくれてイメージが湧きやすいから。
- 写真が載っているので、雰囲気やメニューなどわかりやすいから。
- 一般人のリアルな声も聞けるし、写真も見られるから。
- 写真付きなので、イメージがつかみやすいです。
- 料理や店舗の内外装なども動画、写真で見られるためイメージがつきやすいから。
③ハッシュタグにより検索しやすい。
- ハッシュタグなどで検索すると色んな媒体の中で1番出てくる量が多いと感じるため。
- ハッシュタグ付きで現在地や食べたいものを検索するとすぐにヒットするため。
- ハッシュタグ ○○(地域の名前)グルメで調べるとグルメアカウントが載せている投稿が沢山出てきて参考になる。
- ハッシュタグを使用して調べるとお洒落な店を見つけやすいから。
- 画像やタグ付け数から、雰囲気や人気度合いが一目でわかるから。
④Instagramを利用する店舗が多く情報収集しやすい。
- Instagramには、XやYouTubeには載っていない飲食店が多くあるから。
- Instagramで飲食店の紹介をされている方が多いからです。
- 短いストーリーでおいしそうな料理を見つけることができるため。
- 友達の投稿やグルメアカウントの情報を参考にするため。
⑤その他
- おすすめとかでよく飲食店が出てくるから。
- まだやっぱり昔からInstagramの方がご飯屋さんが多く載っているからです。
- SNSの中でもインスタを気軽に使用している人が多いと思うから。
【総括】Z世代は食べ物の見た目や撮影場所として映えるかを重要視するため、飲食店選びには主に「Instagram」を利用する
今回の調査でZ世代は飲食店選びに際し、グルメ専門サイトの「食べログ」や「Googleマップ」ではなく「Instagram」の利用率が多いことがわかりました。「TikTok」もInstagramと同じ動画投稿ツールですが、日本で実装されて日が浅いため長年利用されるInstagramの方が情報収集に関する信頼度が高いようです。ただ、TikTokもユーザー数が増加し信頼度が向上すれば、飲食店選びの媒体として広く利用されるようになるでしょう。また、Instagramでは写真や動画の投稿をはじめハッシュタグ検索などもできるため、店内の様子やロケーション、メニューの雰囲気を手軽に把握できることがZ世代の利用率の高さに繋がります。
関連リンク
●株式会社Utakata
●Z世代が飲食店選びに利用する媒体を調査!第1位はグルメサイト「食べログ」ではなく「Instagram」に