デジタルマーケティング予算と成果の関係性とはBtoB企業のデジタルマーケティング実態調査 【予算帯別分析編】
2024.06.17
2024.06.17
目次
BtoB企業のデジタルマーケティングの最新状況と成功企業の傾向
BtoB企業に特化したデジタルマーケティング支援サービスを提供する株式会社リーディング・ソリューションは、BtoB企業に勤務する経営者・役員、会社員の中でも、デジタルマーケティングに関与している538名を対象に、「BtoBデジタルマーケティング実態調査」を実施しました。
その調査結果のうち、デジタルマーケティングの「予算」に関する項目を中心に、分析した結果の一部をご紹介します。
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調査概要
調査目的:BtoB事業におけるデジタルマーケティング活動の実態を明らかにする
調査対象者:BtoB企業勤務の経営者・役員または会社員で自社のデジタルマーケティングに関与している人
調査期間:2024年2月26日(月)~2024年2月28日(水)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
回答者数:538名
調査結果 サマリー
・デジタルマーケティング予算が年間1,000万円以上の企業は、デジタルマーケティングにおいて成果実感があり、2024年度の予算も 「大きく増加する」と回答した割合が1,000万円未満の企業と比較して高かった。
・デジタルマーケティング予算が5,000万円未満の企業が実施している施策はSNS広告が割合として高く、成果実感もあり、2024年度も注力したい施策として挙げられた。
対して予算5,000万円以上の企業はSEO対策が実施状況、成果実感、2024年度に注力したい施策として割合が高い結果となった。
・現状の課題について、デジタルマーケティング予算が1億円未満の企業は「人材」の量(リソース)と質(専門性)に課題を感じているものの、1億円以上の企業においても「戦略が無い」「費用対効果が合っているか分からない」と言った課題が挙げられ、いずれも「人材」によって解決する課題が挙げられた。
年間予算が上がるほどデジタルマーケティングで「成果が出ている」と実感
デジタルマーケティングの成果状況について、年間予算が上がっていくほど「大きく成果が出ている」と実感している回答者の割合が高い結果となった。
年間予算を1億円以上かけている回答者の「大きく成果が出ている」の割合は16.18%と、年間予算1,000万円~1億円未満の予算帯と比較すると割合は低くなっているものの、「成果が出ている」まで含めると、最も成果について実感している結果となった。
SEO対策の成果実感は予算額により二極化
成果が出ている施策について聴取したところ、「SEO対策」に対する成果実感については、年間予算が5,000万円以上と5,000万円未満で二極化する結果となった。
現状、Googleはコンテンツ数の多いサイトのコンテンツを評価する傾向にあるため、
SEOで成果を出すためには継続的にコンテンツ作成を行える予算を確保する必要があると言えそうである。
「人材」によって解決する課題に直面している企業が多い
デジタルマーケティングに関する課題について、予算が1億円未満の企業は、社内に専門知識を持った人材がいないことや、人員リソースが足りていない、最適なパートナーが見つかっていない、という「人材」の課題に当たっている様子が見受けられた。
対して、予算1億円以上の企業は、「戦略が無い」、「費用対効果が合っているか分からない」と言ったPDCA体制に課題を感じている結果となった。
人材の採用と育成は時間がかかるため、戦略策定やPDCAサイクルを回せる外部パートナーの発掘が各社の課題解決において重要なポイントと言えそうである。
本調査資料では、上記調査結果の他、デジタルマーケティング予算別に「昨年度からの予算の変化」や「実施している施策」、「今年度注力したい施策」等の情報をご確認いただけます。
是非以下よりダウンロードいただき、貴社のデジタルマーケティング活動のご参考になれば幸いです。
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<調査に関するお問い合わせ先>
株式会社リーディング・ソリューション
広報担当 TEL:03-5860-3601 MAIL:press@leading-solutions.co.jp
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