CSプラットフォーム「coorum（コーラム）」を提供する「Asobica」、総額27.2億円の資金調達を実施

2022.07.29

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「遊びのような熱狂で、世界を彩る」をミッションに掲げ、カスタマーサクセスプラットフォーム「coorum（コーラム）」を提供する株式会社Asobica（以下当社）は、複数の投資家からの第三者割当増資等により総額27.2億円の資金調達を実施したことをお知らせします。

CSプラットフォーム「coorum（コーラム）」を提供する「Asobica」、総額27.2億円の資金調達を実施

本ラウンドにおける投資家〈新規投資家〉
Asobicaの成長の軌跡
資金調達の目的
投資家からのコメント
ロゴ・サービスロゴリニューアルのお知らせ
関連リンク

本ラウンドにおける投資家〈新規投資家〉

Eight Roads Ventures Japan、Salesforce Ventures、電通ベンチャーズ2号ファンド、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社、みずほキャピタル株式会社、あおぞら企業投資株式会社

〈既存投資家〉
PKSHA SPARX アルゴリズム1号投資事業有限責任組合、千葉道場ファンド、株式会社サイバーエージェント・キャピタル、株式会社三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル株式会社

Asobicaの成長の軌跡

当社は「遊びのような熱狂で、世界を彩る」をミッションに、コミュニティを中心とした統合型カスタマーサクセスプラットフォーム「coorum（コーラム）」を運営しています。

当サービスは、ロイヤル顧客を蓄積・分析することができるプラットフォームです。「企業と顧客がつながる場」の提供によって、収益貢献の高いロイヤル顧客を生み出すためのドライバーを理解し、売上拡大に向けた一手を見出すことができます。

2019年10月に提供開始を行ってから約2年半で、カインズ・グリコ・エポスカード、マネーフォワード・サイボウズなど、多くのブランド・製品に当サービスを導入いただき、直近では継続率99%、MRR430%の事業成長を実現しました。ITreviewでは5つの部門で顧客満足度No.1を獲得するなど、導入企業様から高い評価を頂いております。

資金調達の目的

この度の調達により、coorumの認知拡大に加え、カスタマーデータの統合・活用を軸に様々なブランド・製品の更なる顧客体験の向上に努めてまいります。

また、株式会社電通グループのコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンドである電通ベンチャーズ2号ファンド、博報堂ＤＹグループのデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社、株式会社サイバーエージェント・キャピタルに資本参加いただいた事をうけ、広告代理店各社とのアライアンスを強化し、更なる事業拡大を目指します。

データ統合・活用機能を中心としたプロダクト強化
組織強化
各パートナーとのアライアンス強化

投資家からのコメント

事業にとって“顧客の数”は過去の結果であり、未来を決定づけるのは“顧客との本質的な関係性”です。coorumは顧客の持つデータの力を最大限に活用し柔軟なPDCAを推進し、利用企業が顧客との有意な関係を構築するための全てを提供します。
力強い成長トラクションと低い解約率はプロダクトマーケットフィットの表れであり、既に大企業を中心に多くのcoorumの熱狂的ユーザーがいます。
今田さんが掲げる“熱狂”という経営ビジョンが、単なるコミニュティ構築を超え、企業経営そのものを再定義してくれることを期待しています。

今田社長とは前職時代にAsobica社がまだ以前のサービスを提供していた時に初めて会い、数年の時を経てこの度出資させていただくことになり縁を感じています。coorumは、企業が熱狂的なユーザーのコミュニティ構築を支援するブランドマーケティングの要素とユーザーの製品利活用状況を効果的に分析できる要素をあわせ持つSaaSプロダクトです。顧客企業にも伝わる「遊びのような熱狂で、世界を彩る」というユニークなカルチャーを大切にするAsobica社が更なる成長を実現できるよう微力ながら支援していきたく考えています。

今田社長と初めて会った時の「人を刺すような目と、その奥に見え隠れする ”熱”」みたいなものを今でも鮮明に覚えています。正直、何をしてるのかは、よくわかりませんでしたが、その熱に惹かれて、PKSHA Capitalを通じて初期のラウンドでリード投資させて頂きました。
数年の時を経て、その熱がチームの運動エネルギーに変換され、紡がれたプロダクトを通じ、顧客の新たな熱狂を生んでいるようで、そんなアソビカの未来をとても楽しみにしています。

Asobicaには、まだcoorum事業を検証している段階の、シード期から何度かご出資・支援をさせて頂き、直近の成長率や、組織の拡大を見ると感慨深さを感じると同時に、今後の更なる成長へのワクワクが止まりません。サービス産業がデジタル化と共に進化すればするほど、この領域の必要性は拡大していき、その前線を走るAsobicaの市場に対する存在意義も更に強くなっていくと感じます。途中苦しい局面も多く見てきましたが、その難しい局面をこれまで乗り越えてきているからこそ、今の強く、バランス感の取れたAsobicaに繋がっているんだと感じます。引き続き全力応援で一緒に頑張っていきます。

以前より投資させて頂いていたAsobica社に今回も千葉道場ファンドからも力強く追加出資させて頂きました。代表の今田さんとは旧来の友人であり、また経営陣の皆さん含めた強いカルチャーを持ったAsobicaチームが生み出すcoorumというプロダクトの可能性、拡張性を信じています。より「遊びのような熱狂で、世界を彩る」というミッションで、「好きなものをより好きな人と繋がる、ファンになる」世界をつくる会社作りに千葉道場ファンドとしても、少しでもサポートできればと思います。