マイクロアドのUNIVERSE mitoriz社が保有する、1,000企業以上の流通店舗のレシートデータと連携 購買予測分析サービスを提供開始
2022.06.03
2022.06.03
株式会社マイクロアド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡辺健太郎、以下 マイクロアド)が提供をする、マーケティングデータプラットフォーム「UNIVERSE」は、株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博、以下mitoriz)と提携し、mitorizが保有する、国内の1,000企業にのぼる流通店舗のレシートデータと連携いたします。
この連携により、オフラインデータを活用した、購買予測分析サービスの提供を開始いたします。また、マイクロアドが従来より提供している、飲料・食品向けマーケティングプラットフォーム「Pantry」の機能強化も進めてまいります。
目次
背景
これまで、インターネット上で広く活用されてきたCookieの利用規制に伴い、インターネット広告業界では、Cookieに依存しない新たなマーケティング手法が求められています。
ユーザーのオフラインの購買行動を把握するレシートデータと、マイクロアドの強みであるデータの分析・加工技術を掛け合わせ、プライバシーに配慮した、購買予測分析サービスを開始いたします。
マイクロアドが提供する「UNIVERSE」は、2016年の提供開始からこれまで、自社保有のオーディエンスデータと、約200以上のパートナー企業やメディアから提供を受けている多種多様なデータと連携してまいりました。連携する各種データを、独自開発のデータ収集基盤によって統合的に集積・分析し、さまざまな業界業種に特化したデータプラットフォームサービスを提供しております。
mitorizは、全国の主婦を中心とした60万人を超える登録スタッフネットワーク(アンケート会員含む)を活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など22万店舗以上に対して、営業支援(ラウンダー)や市場調査を実施しています。
「mitoriz」の保有するレシードデータの特徴
属性情報を取得しているmitorizの登録会員より、専用サイトを通じてレシートデータの提供を受けています。また「企業の商品企画やマーケティングに生かすという目的」で、データの利用許諾を取得済みです。
mitorizは、国内の1,000企業を超える流通店舗を横断した膨大なレシートデータを取得・整備しています。これにより、従来のPOS・ID-POSデータから得る購買データでは捉えきれない、流通店舗を横断した、ユーザーの購買行動を把握することが可能です。
連携により提供可能となるサービスについて
1)購買予測分析サービス
mitorizの保有するレシートデータと、マイクロアド独自の技術によって、流通店舗を横断したユーザーの購買行動を分析し、同様の購買志向性をもったユーザー群を抽出します。さらに、マイクロアドのもつデジタル広告の最適化予測技術を用いることで、新たな潜在顧客像を導き出します。
これにより、メーカーに対し、自社商品購買ユーザーの特徴や、課題、販促等の施策提案など、商品の売上向上に繋がる分析サービスを提供することが可能になります。
2)飲料・食品向けマーケティングプラットフォーム「Pantry」の機能強化
「Pantry」は、マイクロアドが提供する、飲料・食品業界に特化したマーケティングデータプラットフォームです。各種購買データ、位置情報データやWeb上の行動履歴などを分析し、これまで把握できていなかったユーザーの潜在的なニーズを可視化し、広告プロモーションに活かすことができます。
全国規模の流通店舗を横断した、mitorizのレシートデータとの連携によって、ユーザーの購買行動を、より広く捉えることが可能となります。そのため、広告配信の精度を高めるほか、広告主に対して、オフラインデータを活用した、広告配信後の購入率の効果計測分析と、レポーティングをおこなうことができます。
マイクロアドは今後も、自社が保有するノウハウやデータ分析技術と、企業のもつオフラインデータとの連携を進めます。デジタルマーケティングのみならず、実店舗の購買行動分析に基づいた販促支援など、オムニチャネル時代におけるDX支援事業を創出・推進してまいります。
関連リンク
●株式会社マイクロアド
●マイクロアド、マーケティングデータプラットフォーム「UNIVERSE」において mitoriz社が保有する、1,000企業以上の流通店舗のレシートデータと連携 新たに、オフラインの購買データを活用した、購買予測分析サービスの提供を開始