Googleマイビジネスのインサイトを115件分調査
フルスピードは、Googleマイビジネス(GMB)への検索流入や効果がどう変化しているのか独自に調査いたしました。
SEO・MEOを始めとしたインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピードは、緊急事態宣言が続く世情において、Googleマイビジネス(GMB)への検索流入や効果がどう変化しているのか独自に調査いたしましたので、調査結果を公開いたします。
調査概要
調査対象:飲食店、美容外科、カラオケ、マンガ喫茶、スマホ修理、カーディーラー、歯科、不動産業、レンタル倉庫、BtoB企業の計10業界、首都圏を中心とした施設合計115件のデータを対象にしています。
調査対象期間:2020年8月~2021年7月
調査方法:GMBインサイト
▼参考:Google マイビジネスのインサイトでの分析方法を解説!
https://growthseed.jp/experts/seo/mybusiness-insight/
調査背景
店舗ビジネスにおいてDX推進が叫ばれるなか、その筆頭とも言われるGoogle マイビジネスは運用が必要なサービスになっています。管理画面には様々な数値が出てきますが、一体どの数字を追うべきなのか、どのような状態にある時に効果が出ているのかについて、運用データを基に調査しました。
サマリー
調査対象とした115件の運用データからは、ユーザーのアクション(行動合計)に繋がる指標として適切なのは「間接検索」の数値と「オーナー投稿」の数値であることがわかりました。
効果の定義
今回の調査においては、あくまでもGoogleマイビジネス上における効果として、行動合計とその内訳となる「公式ウェブサイトへの訪問(ウェブ)」「店舗への電話発信(電話)」「店舗へのルート(経路)」の3つを対象としました。
検索の種類と行動合計の相関
GMBにおける検索流入のキーワード種別は大きく3つに分かれています。間接検索と直接検索、そしてブランド検索です。それぞれの検索種類ごとの流入件数と、行動合計の件数の相関を調べた結果、間接検索の数が、行動合計に対して強い相関があることを示唆しています。
- 直接検索数:「株式会社フルスピード」など、企業名や住所で直接検索された回数
- 間接検索数:「渋谷 カフェ」など、商品やサービスのカテゴリ名で検索され、自社・自店舗のビジネス情報が表示された回数
- ブランド検索数:「渋谷 スターバックス」など、ブランド名や関連ブランド名で検索され、自社・自店舗のビジネス情報が表示された回数
- 合計検索数:直接検索数、間接検索数、ブランド検索数の合計
投稿の種類と行動合計の相関
GMBにおける投稿には2種類あります。オーナー投稿と顧客投稿です。それぞれの表示件数と、行動合計の件数の相関を調べた結果、意外にもクチコミ的な要素が強い顧客投稿よりも、オーナー投稿との間に強い相関を示していました。
業界ごとの差
上記に示した全体平均における相関ですが、間接・直接・ブランドの各検索の割合は業界によっては大きく違いが出ます。カーディーラーや飲食店の場合は、車やチェーン店のブランド名は認識しているケースが多く、結果としてそれらの流入比率が上がります。全体平均においては間接検索が行動合計に相関が強いとはいえ、業界によってはその割合に違いが出るのは正しい状況であると認識できます。
▼フルスピードでは業界、業種ごとの具体的な数値データを基にしたMEO運用を提供します
MEO施策をしたいとは思っているが、そもそも目標設計が難しいという企業様に対しても、業界標準データの取得などの具体的な競合調査を実施して、目標設計を行います。
▼MEOレポートは以下よりダウンロードいただけます。
https://growthseed.jp/downloads/useful_materials/meo-report/
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関連リンク
●株式会社フルスピード
●【2021年MEO調査】効果を上げるポイントは「間接検索数」と「オーナー投稿」 Googleマイビジネスのインサイトを115件分調査