DACとD.Table、低コストなCDP体験サービス「CDP EGG」の提供を開始 ~「AudienceOne®」データを基に、機械学習を活用したマーケティング施策体験~
2020.09.23
2020.09.23
このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC) とD.Table株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小山 裕香、以下 D.Table) は、顧客データの活用を検討する企業向けに、低コストかつ手軽にカスタマー・データ・プラットフォーム (CDP) によるデータドリブンマーケティングが体験できるサービス「CDP EGG」を提供いたします。
■背景と概要
近年、デジタルマーケティング領域において、顧客データ活用の基盤となるCDPの重要性が増しています。しかしながら、CDPの開発・構築・活用の検討を進めるにあたり、設計スキルや人的リソース、リードタイムなどにおける課題に直面し、CDP導入途中で頓挫したり、導入自体がゴールになってしまうケースが多くみられます。そのような状況を踏まえ、DMP「AudienceOne®」(※1)によるデータドリブンマーケティングを推進するDACと、Google™ の技術活用に特化したコンサルティングサービスを手掛けるD.Table(※2)は共同で、多くの工数と高額な費用のかかるCDPの本格導入前に、顧客データの可視化、機械学習モデルによる解析とセグメンテーション、それを基にした広告配信までを手軽に体験できるサービスを開発、提供するに至りました。
■「CDP EGG」概要
CDP構築に必要な開発ステップを「AudienceOne®」タグの導入のみに絞り、「AudienceOne®」から取得したデータとGoogle Cloud Platform™(GCP™)を連携することで、手軽なデータドリブンマーケティング体験を可能にします。本格的なCDP構築を行う場合と比べ、低コストかつ短期間で導入できます。また、その後、企業の顧客データも連携していくことにより、本格的なCDP開発へと拡張していくことも可能です。
<本サービスの提供機能>
1. 「AudienceOne®」タグにより取得した広告主サイト内行動ログと「AudienceOne®」の保有する3rdパーティデータを GCP に連携しデータを蓄積
2. GCP 上で機械学習を活用した分析により、予測モデルの構築やクラスタリングを実行
3. 機械学習結果を基に作成したセグメントを、「AudienceOne®」経由で各種マーケティグツール施策へ活用
今後も両社は、デジタルマーケティングとデータ基盤構築の両面から、複合的なCDPへのニーズに対応し、広告主企業の効果的なマーケティング活動へ貢献してまいります。
(※1)Webサイトの行動データやCRM、広告配信結果、パネルアンケート結果などさまざまなデータを統合し、分析/可視化、また豊富な連携チャネルを活用した“新規顧客の獲得”から“既存顧客へのLTV向上”までを一気通貫で実現する高度なマーケティング環境の提供を可能にします。 https://solutions.dac.co.jp/audienceone
(※2)2020年3月30日プレスリリース:「DAC、吉積ホールディングスと新会社を設立 ~Google™ の技術活用に特化したコンサルティングサービスを提供~」 https://www.dac.co.jp/press/2020/20200330_dtable
※ Google、Google Cloud Platform および GCP は、Google LLC の商標です。
<セミナー開催のお知らせ>
このたびの「CDP EGG」リリースに伴い、ご興味を持っていただいた企業向けに、詳しくご説明するオンラインセミナーを 以下の要領で実施いたします。ぜひご参加ください。
■初開催!DAC×D.table共催セミナー
「AudienceOne®× Google Cloud Platform™で実現する、はじめての顧客データ活用」
~小さく始めて大きく育てる、”CDP EGG”のご紹介~
開催日:10/13(火)15:00~16:00
[ 詳細URL ]https://solutions.dac.co.jp/blog/cdp-egg-seminar-2020-10-13
■関連リンク
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